Gondor Capture ー攻略ー

解説 −ゴンドール−

 さて、ゴンドールである。
 ゴンドールと言えばガンダルフである。
 この、白髭のイカした老人こそ、一撃で敵軍勢を全滅させることが可能な
 能力を秘めた、ゴンドールのキー・パーソンだ。
 はっきり言って、この爺を達者に操れるか、老人ホーム行きにしてしまうかで、
 勝敗が決まると言っても過言ではない。

 これからゴンドールで中津国を征服してやろうと企んでいるルーキーは、
 オンラインを始める前に、スカーミッシュでしっかりイメージトレーニングをして、
 ガンダルフの動きのコツを掴んでおいた方が良い。
 イメージ的には、レゴラスに近いものがある。ただ、両者の能力の差は歴然としている。

 ガンダルフを解禁する時は、事前に”白のガンダルフ”のパワーを取得し、
 騎乗できるようにしておく。これ常識。

 管理人は、ゴンドール軍は騎兵とトレビアン以外は不要と考えている。
 足の遅い歩兵ユニットが、ちんたらかったるそうに走っているのを見ているのはむかつくし、
 頭に来るからだ。それに、歩兵ユニットはイマイチ、ノリが悪い。

 でも、まあ、必要に応じて放火魔数部隊はダチに加えてやっても良いかな?

 ゴンドール軍の戦力組成は、アイゼンガルド軍と非常に良く似ている。
 正確に言うと、ローハンとアイゼンガルド、ゴンドールとモルドールが
 天敵関係に設定されているのだ。
 それゆえ、ライバル同士が刃を交えると、勝敗は比較的早い段階で決するが、
 逆の関係の対戦では、戦線は膠着状態に陥ることがしばしばなので、
 相手を出し抜く奇抜な発想が必要だ。

 国力の面では、ゴンドール軍は資源収集に優れている。
 生産施設は溶鉱炉と畑で、それぞれ
 溶鉱炉は強化の開発とコスト削減(6箇所まで)を担当し、
 畑は騎兵のコストを削減(6箇所まで)する。
 そして、市場の「鉄鉱石」と「収穫祭」の効果によって、
 両者の生産効率をアップさせることができる。
 なかなか融通を利かせるのは難しいが、最終的にはこの2つを各6箇所ずつ建造したい。
 溶鉱炉は居留地には建造できないので、本拠地にはこちらを優先させた方が良いだろう。

 また、当然のことだが、前哨地などに市場を作ったりしないように。
 新兵の間抜けな挙動を見るのは、相手がコンピューターの時だけでたくさんだ。

 ゴンドールの城は、他の軍勢には無い様々な機能を内蔵している。
 内蔵、というか大部分は、プレイヤーが自発的に投資しない限り機能しないのだが、
 城壁に投石器を固定砲台として並べられるのはゴンドールだけだし
 (闇の軍勢にはそもそも城壁が無い)、ゴンドールの本拠は、
 4軍中唯一、セミオートながら矢の投射機能(フルオートだったら恐ろしい)がある。
 他の軍勢でプレイしていると、図々しくホビットが本拠地に乗り込んできて、
 本拠の根元に座り込まれる場合などがある。だからといってどうということはないのだが、
 ゴンドールの本拠の矢の投射機能は、そういった愉快犯の犯行を最小限に抑えてくれる。
 ゴンドールの城門や城壁、砦といった各施設は、石工所で強化を開発することによって、
 耐久力が増加する。なお、攻撃塔は耐久力を強化してやっても、ローハンの
 同等の建造物に耐久力が劣る。
 資金に余裕が出来たら、石工所を作り、一通りの強化を行おう。
 用事が済んだら、職人さん達は解雇してしまっても良い。
 石工所は防御施設の建造コストも下げるが、勝ち戦にそんなものは必要ない。

 全体として、ゴンドールはバランス軍である。
 ただまったりと生産/建造/訓練/強化を繰り返しているだけでは、
 個性に欠ける腐敗した軍隊しか組織できない。
 相手にパターンを読まれて、無様な敗北を喫するのが関の山である。
 いかに他人と際立ってプレイするかが勝敗の分かれ目だ。
 この一見どんぐりの背比べ的なユニットの群れの中に於いて、
 時代のニーズに応える、卓越した人材がガンダルフなのである。


”Anthony Quinn” プロデュース −ゴンドールの生き残り方ー

     んだあ、おら、ごんどーるはつこうたことねんだけんども、
     ひとさまのぷれい見てるとよぉ、
     だいたいこんなもんじゃねべさかと思うんだなぁ。

■光の軍勢が相手の場合
 概要:概略に於いて、ローソンと同様の戦法で勝てるものと推測する。

☆ここがポインツ
 ・ローハンの英雄のホスト役には、(まったくもって)ボロミアとファラミアでは役不足なので、
  早めに”白のガンダルフ”のパワーをゲットして、ガンダルフを召喚する。
 ・塔守備兵は、使用感として、エルフの戦士程強くはないように感じる。
  それに、彼らは足がすごく短い。

 ・白ガンダルフの”力の言葉”は、直撃なら死者の軍勢6部隊をも壊滅させる威力がある。
 ・エントは真っ先に薪にくべろ。


■VSアイゼンガルド軍
 概要:概略に於いて、ローソンと同様の戦法で勝てるものと推測する。

☆ここがポインツ
 ・冒頭でも述べたが、ゴンドールとアイゼンガルドは兵器体系がほぼ一緒で、
  ユニットの個体性能はゴンドールの方が上なのだが、
  ユニット定数がアイゼンガルド軍は倍近くあるため、
  1対1ではパクつかれて終わりだということを、頭に留めて置こう。
 ・上記の不利を補う存在がガンダルフなのだが、ラーツの拘束趣向の対象にならぬよう、
  注意にも注意を重ねたい。

 ・何にもまして主導権を握ることが重要。


■VSモルドール軍
 概要:最悪の組み合わせである。もぉ〜、どうなってるのぉ?

☆ここがポインツ
 ・攻城兵器は騎兵の突撃で破壊する。
 ・トロル、ムマキル、ナズグルは、弓騎兵が存在しないゴンドールには厄介な相手だ。
 ・ムマキルに対しては、ガンダルフの魔法は大したダメージを与えられないので要注意。


◎そして、ニッチもサッチも行かなくなってしまった場合の最後の手段。
 も〜、
しけこんじゃえ〜

 がんばってね。



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