Rohan Capture ー攻略ー

解説 −ローハン−

 一見、騎馬隊中心の軍勢に思われがちだが、
 実は騎兵でも歩兵でも強力な部隊組成が可能なのがローハンだ。
 歩兵ユニットの中核を担うのはエルフの戦士で、
 このエルフの戦士が、高い能力を反映してコストも高く、
 出だしから数を揃えるのが難しい。
 まあ、対矛兵ユニットである歩兵が、農民ではどうにもならないのだが、
 そこは英雄の力でカバーする。

 騎兵同士の対決では、英雄のリーダーシップボーナスが
 ローハンの方が優れているため、
 真っ向勝負ではゴンドールよりこちらに分がある。

 管理人は常套手段で、セオデンと槍騎兵1、弓騎兵2を真っ先に戦列化する。
 弓騎兵を先に訓練しておけば、野良トロルも労せずに排除できる。
 但し、弓騎兵ばかり何部隊も揃えるのは芸がない。時間が掛かるし、
 第一、その間に敵部隊が増加しないはずはないからだ。
 また、この騎兵1部隊は当て馬である。
 最初の騎兵1部隊は、轢きの能力に於いてどうしても必要であるし、
 よほどの戦略家でない限り、普通の者は突っ込んでくる部隊に
 照準を合わせるものである。
 弓部隊は散開しつつ敵の騎兵ないしはセオデンを攻撃する。
 もちろんその間、我が方の指揮官を逃げ回らせることを忘れずに。
 当然こちらの騎兵は全滅しているだろうが、
 敵の主力を撃退できれば、序盤はそれで良いのである。

 ガンダルフが相手でも、
 セオデンの”栄光ある攻撃”の効果を受けたロヒアリムは、
 白ガンジーの力の言葉を受けても生き残る。
 ただし直撃で、部隊のランクが低い場合はその限りではない。
 相手のゴンドール軍が引き篭もっている時などは、セオ/レゴの兵隊/弓兵訓練を
 使って、ユニットのランクアップをこまめに行っておくと良い。
 
 アラゴルンがレベル10になってしまえば(大抵それまでに勝敗が付くが)、
 力の言葉を食らっても生き残るし、死者の軍勢は使えるしと、怖いもの無しだ。

 但し過信すると、さすがの彼も昇天してしまうので、どんな場合でも引き際が大切だ。

 闇の軍勢に対しては、はっきり言って不利である。
 ゲーム開始直後の手勢が非力であるのが明白なため、
 対戦相手もそれを承知で、のっけからどんどん駒を進めてくる。
 その動きに対応してこちらもスピーディかつスマートに部隊を訓練しなければならない。

 対闇戦では特に兵力はまとめて投入する事。
 また、自軍本拠のすぐ傍の前哨地が占拠されているのでもない限り、
 ある局面で勝利を収めたら、そのまま敵本拠を目指した方が、
 うまく行く可能性が高い(短略的な相手はすぐ諦める)。

 部隊を細分化して番号登録しておくこともコツのひとつだ。
 参考までに、管理人の場合、
 1.アラゴルン
 2.ギムリ、エオウィン(徒歩)
 3.レゴラス or エルフ
 4.弓騎兵または汽車ポッポ
 5.槍騎兵
 6.セオデン、エオメル、エオウィン(騎乗)
 7,8,9.白ガンジーがいて、こちらのレゴ、エオウィン、セオデン等のランクが
       低い時
 0.ホビッツ
 といった構成にしている。慣れないと指がもつれて難しいかもしれないが、
 クイックでもマルチでも常に癖を付けておけば、じきに体(指?)が覚えるだろう。

 特に、騎兵は槍と弓を別個にしておくと、かなり良い感じだ。
 英雄にしても、「やべぇ、このままでは、このままではレゴが殺られてしまうぅッ」
 といった状況で、レゴにつられてギムリにまで一緒に戻って来られてしまっては、
 話にならない。

 管理人の意見では、エオウィンは不要である(あくまで序盤は)。
 確かにいい女だし、投槍はナズグルに対してはグンバツの威力を発揮するが、
 一般ソルジャーにはさしもの彼女の魅力も通用せず、コロッと退場してくれる。
 所詮はバービー人形ちゃんであり、はっきり言って1,200円の価値は無い。

 ローハンは本ゲームでは一番弱い軍勢とされている。
 事実オンラインのランキングも一番低い
 (当初は皆が使っていたのでトップだった)。
 最も基本的なユニットが農民で、くその役にも立たないからだ。
 だが、このほど少なくとも農民は使い方によっては、
 安価で、実は極めて知的かつ実戦的な種族であることが判明した。
 真に役に立たない生命体は、郷士弓兵の方だ。
 連中はゴミなので、さっさと星にしてやろう。

 但し、アイゼンガルドが相手の場合は、農民の相棒として、
 結合して矛兵に対応する。

 騎兵には明確な対抗手段である、”アンチ騎兵ユニット”が
 どの軍勢にも存在するので、騎兵を使用するときは注意したい。
 頼みの綱は、居並ぶ英雄がロールス・ロイス並みに高性能なこと。
 ここはやっぱり、オレ達のアラゴルンに頼るしかない!

 
 そしてもう一つ、決して諦めないこと。

 パッチ Ver.1.03で大きく変わったところは、騎兵の能力である。
 槍が多少強くなり、盾の有無によって矢・矛からの攻撃については
 全く防御力が異なるようになった。また、敵防衛施設の矢の威力が
 向上しているので、尚更注意が必要だ。
 弓騎兵は、極めて脆弱になり、対英雄ユニットとして以外、殆ど使い道が無くなって
 しまったような有様だ。特に、矛兵に対しては、例え強化してあっても1通過で
 確実に全滅するので、心しておくように。


 初心者の僕たちに管理人の戦術を伝授しよう。
 ただし、管理人の戦績はへべれけだということを
 お忘れなく。念の為。


”Anthony Quinn” プロデュース −ローハンの生き残り方ー

■VSローハン
 概要:英雄が怖いし、初心者は大抵騎兵か英雄を先にかましてくるので、
     出鼻を挫く為にも、こちらもさっさと騎兵の頭数を揃えて、
     いきなりレゴを作るのは、奴の健康にとって良くないということを
     教えてやる。後は勢い。
     中途半端にCoolなプレイヤーは、こちらの騎兵を見たら妖精さん達に登場願うハズなので、
     弓騎兵を大量生産し、セオピカを利用して圧倒しよう。一緒になって
     妖精さん達を仲間入りさせていると、騎兵に指揮ポイントを裂いている分、
     こちらのエルフの方が数が少なくなるので、痛い目を見る事になる。
     パッチVer.1.03で、弓騎兵は矛兵に対して殆どダメージを与えられなくなったが、
     重要なのは、弓を撃っているときのエルフは弓兵なのである。つまり、弓騎兵でも
     普通にダメージを与えられるということだ。敵が慌てて剣に持ち替えたら、
     散開させ、ピカ騎兵を突っ込ませよう。敵のエルフの数が少ないうちなら、
     この戦法でなんとかなるはずだ。ある程度騎兵の数を揃えていないと、
     剣を構えているエルフには、ピカ騎兵を突っ込ませても勝てないのでヨロピク。 

☆ここがポインツ
  ・何処かの段階で、こちらの防衛線が崩された場合、まだ勝機があるのなら、
   城内に引きこもる事をお勧めする。その場合は、しっかり攻撃塔を立てて戦力を増強し、
   わざと相手に城壁の一部を破壊させて、敵が城内に侵入して来るのを待つ。
   勝負を決めるのはそれからだ。

  ・英雄がいたら、さっさと血祭りにあげて死体袋に詰める。
  ・英雄を主力にしないこと。  

@ 農奴に稲刈りの時期を思い出させてやる。
   最初からいる2組+2組を訓練・徴兵して、敵陣に攻め込ませる。
   このとき、第1弾と第2弾を分けて別口にしてやるとうまくいく。
A メリーは何処か適当なところに隠す。敵陣付近がベター。
   メリーの隠し方だが、地盤の上で座り込ませる者が多いが、これは悪い例だ。
   正しくは、地盤から少し離れたところに隠す。奴はスパイであって、肝心なのは
   ホビットがそこにいることを、相手に知られないようにすることだ。
   敵が建造物を作り始めてから潰した方が、点数稼ぎにもなる。
B ロヒアリムを1、2部隊+セオデンを訓練し、野良モンスの巣を駆除する。
   セオデンのランクを上げて、栄光ある攻撃を早めに使えるようにして、
   坊やと男の違いを見せてやる。状況に応じて農奴を救いに行っても良い。
C エオメルを孵化させ、次に弓騎兵を数部隊こしらえる。
   炎の矢と強化の開発を行い、適宜、敵陣を整地しつつ、
   敵と遭遇した場合は、敵のセオデンorエオメルを狙い撃ちする。
   こちらが先にグロれる状態で、相手が前哨地を築いていたり、
   マサイ族の男がスキップを踏みつつやってきた場合は歓喜する。
D 完全武装のロヒアリム2+ロヒアリム弓兵2を揃える。
   これで初期ランクのアラゴルン・ギムリはあの世に送れる。
   レゴラスでもランク5程度までは対応可能だ。
E レゴラス、アラゴルン、ギムリの順に生産する。
F 何処か適当なところに前哨地を確保し、敵がエルフの数を揃える前に、
   エントの寄り合いを開く。エントの使い方は対ゴンドールのFを参照。


■VSゴンドール
 概要:予定では騎兵が先にお目見えするハズなので
     (そうでない場合は殆ど取るに足らない相手であろう)、
     出鼻を挫く為にも、こちらもさっさと騎兵の頭数を揃える。
     ガンダルフを出し抜くナイスな作戦だ。

      要するに、こちらのセオ丼が一皮剥けるのが先か、
     敵の白ガンジーからモーニング・コールがあるのが先か、
     ただそれだけのことである。

◎ガンダルフで蝶の舞を演じるプレイヤーと当たった場合は、
   相手が悪かったと素直に諦めよう。

☆ここがポインツ
 ・何処かの段階で、こちらの防衛線が崩された場合、まだ勝機があるのなら、
  城内に引きこもる事をお薦めする。その場合は、しっかり攻撃塔を立てて戦力を増強し、
  わざと相手に城壁の一部を破壊させて、敵が城内に侵入して来るのを待つ。
  勝負を決めるのはそれからだ。

 ・英雄がいたらやっつけてこの世の見納めをさせてやる。
 ・ランク4〜5位までのレゴとエオル王家の人達は、
  白ガンジーの指先ひとぉ〜つでぇ〜 ダウンされてしまうので注意。

 ・敵が引き篭もる様子を見せたら、うかつにエントを作ったりせず、
  なるべく全軍を分散配置し、全土を支配下に治め、
  敵のジャブは徹底的に粉砕し、死者の軍勢が召還できるようになるまで待ち、
  攻城を開始する。間違っても自軍を本拠地に集結させたりしないこと。
  可能ならアラゴルンも積極的に戦闘に参加させ、ランク10まで成長させる。

 ・また、相手の錬度にもよるが、エントを2回の召還分まとめて、
  敵本拠の隙をよぉ〜く見極めて攻城すると、うまく行く場合もある。

 ・石工所の効果で強化済みのゴンドール軍本拠地内の制圧には、
  完全武装のロヒアリム3〜4部隊が必要。

 ・ボロミアはパッチVer.1.03で攻撃力を強化されているので、
  彼のボディガードにはアラゴルンやギムリではなく、騎兵をぶつけよう。

 ・ファラミアは無視する。あんな奴は単にセンチメンタルなだけなので、
  相手にするだけ面倒だ。  

@〜B イメージ的にはVSローハンと一緒。
C 強化と炎の矢の開発・装備。
   郷士弓兵は娑婆に出ても、バタバタ薙ぎ倒されるだけなので、
   チャンスがあれば、早めに指揮ポイントにかかる負担は取り除く。
   MAPに野良トロルが存在する場合は、強化よりも先に弓騎兵を
   数部隊訓練して、これらの巣を先にゲットしておく。
D 完全武装のロヒアリムとロヒアリム弓兵を各2〜3部隊ずつ揃える。
E エオメル、レゴ、アラゴルン、ギムリを誕生させる。
   レゴとエオウィンを生産したら、白ガンジーの標的にならないよう注意が必要だ。
F エントの井戸端会議は、早まって敵陣付近の居留地に作ったりしないで、
   しっかりMAPの隅々まで攻略してからこしらえる。
   一旦城内にしけこんでから、盛り返してくる相手もいるからだ。
   エントは、4体動くようになったら、そいつらは攻撃に向かわせ、
   井戸端会議は直ぐに畳んで次の寄り合いを作る。この繰り返し。

   敵陣のユニット・砦等が壊滅してから主力を攻め込ませるのがポイント。
   敵方にガンジー、トレビがある場合は、エントの召還は避ける。


■VSモルドール
 概要:ナズグル対策の弓兵・炎の矢から戦力を増強するに越したことは無いが、
     最近のモルドーラー(モルドール・プレイヤーの意)は、
     トロルを主体とした作戦を立てる。従って、もたもたしていると
     敵にトロルの頭数を揃える時間を与えることになり、
     騎兵でドカドカ攻め込んだら、30体余りのトロルが待ち構えていた、
     という事態になりかねないので、そこは打撃に強いエントで応戦する。     

☆ここがポインツ
 ・徴兵した農民とオーク兵士が2対1なら、こちらに勝ち目がある。
 ・攻城兵器の工場は、さっさと操業停止してもらう。

 ・モルドールの大抵のユニットは炎の矢でBBQにできる
 ・早めに弓騎兵を揃え、ナズグルには炎の矢をお見舞いして、
  最後に笑うのはこっちだという事を教えてやる。

 ・迂闊に郷士弓兵を供給しても、バーゲンセールするだけなので、
  こいつらは井戸の周辺でしばらく日向ぼっこさせておいた方が良い。
  さらに井戸の両サイドに攻撃塔を立てておき、ナズグルが飛来しても、
  ただでは帰さない意地を見せる。

 ・エオメルの投槍は、ナズグルには殆どダメージを与えられないのでそのつもりで。

 野良仕事な人達の村おこし→騎兵、セオデンのランクアップと、
 序盤は他の軍勢相手の攻略と同様。
 エントの集会には、敵陣からある程度距離があり、
 なおかつ付近に前哨地があるような場所、要するにまあ、
 絶好の場所を見つける。後の部隊は、ローハン軍の中では
 比較的体力の多い騎兵x2〜3、弓騎兵x4に、エルフも多少いた方が良い。
 で、エントをどんどん敵本拠地に送り込み、敵を手詰まりに陥れる。
 攻撃拠点は英雄とエルフに守らせ、
 騎兵部隊は多少離れたところに配置しておけば、
 大部隊の敵襲があっても直ぐに戻って来れるし、
 敵の伏兵に備えたり、他の前哨地等の攻略を行うこともできる。
 槍騎兵と弓騎兵を区別しておくと良い。
 なお、アラゴルンはなるべく早めに生産することをお薦めする。


■VSアイゼンガルド
 概要:一般にローハンはアイゼンガルドにとって、カモだと考えられがちだが、
     どっこいエルフにエントと、他の軍勢には無い、ローハンの
     インターナショナルなアドバンテージを、最大限利用すれば十分渡り合える。

☆ここがポインツ
 ・言うまでも無いが、農民ラッシュのタイミングがミソ。
 ・農民を徴兵してもウルク=ハイには敵わない。
 ・攻城兵器の工場は、さっさと操業停止してもらう。

 ・稀にワーグ乗りで攻めてくる相手もいて、彼らに”吠える”を使用されると、
  ロヒアリムも歯が立たない。冷静にセオデンをランクアップしてセオピカを活用しよう。
  エルフを数部隊、騎兵の中に混ぜるとなお良い。

 ・セオデンが光っている時、ノリノリで気分が良いのは分かるが、
  矛兵に騎兵を突っ込ませるのだけはちょっと待った。
  敵が針山形隊形を組んでいる場合は、いくらノリノリで盾を装備していても、
  騎兵の方が分が悪いので要注意。

 戦術は歩兵が主体になる。
 農民ラッシュと、それに続く騎兵による敵歩兵の蹂躙は必要なことは必要だが、
 全体としてアイゼンガルドの兵はローハンの兵よりも強力で、数も多いので、
 こちらも郷士弓兵と農民を結合し、矛兵に串刺しにされないようにしよう。
 強化は結合してからでもする前でも良い。
 農民と郷士弓兵は足が遅いので、エルフの戦士も3部隊程度作って、
 援護部隊として活用したい。レゴラスは単独だと狙われやすいので、
 彼は同族の間に混ぜると良いだろう。
 セオデンは高齢の為、肉弾戦に弱く、主力に混ぜない方が無難。
 エオメルのリーダーシップ・ボーナスは騎兵のみに有効というものなので、彼には
 セオデンとともに騎馬隊の指揮を取らせ、全軍の背後に控えさせておき、
 2部隊程度のロヒアリムを率いて、デルタ・フォースを組織する。
 セオピカやリーダーシップ・ボーナスとエルフの草木を上手に使おう。
 
 敵は緒戦でこちらの騎兵を見て、矛兵を投入する。
 その頃にはこちらの主力も歩兵に移っている。
 敵は歩兵・石弓兵を補充する。
 こちらの騎兵がどこからともなくまたやってくる。
 ってな具合の試合の流れだ。
 汽車ポッポで正面攻撃を行いつつ、英雄とエルフで側面攻撃を加え、
 なおかつ敵攻城兵器や英雄にはランスチャージをかます、
 というようにコンポーネント攻撃を展開すれば、
 必ず勝利を手に出来るはずだ。
 



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