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・HT (Hyper Transport)
 

AMDが提唱したPoint to Point式の汎用接続技術。

以前はLightning Data Transport (LDT) と呼ばれていたものである。
双方向、シリアル/パラレル、広帯域、低遅延を特徴とするコンピュータバスであり、
2001年4月2日に導入された。 この技術はx86プロセッサではAMDとトランスメタ、
MIPSアーキテクチャではPMC-Sierra、Broadcom、Raza Microelectoronics、
PCチップセットではAMD、NVIDIA、VIA、SiS、ULi/ALi、HP、サーバではHP、
サン・マイクロシステムズ、IBM、IWill、ストレージでは、Network Appliance、
ハイパフォーマンスコンピューティングではクレイ、Newisys、PathScale、
ルーターではシスコシステムズが用いている。

HyperTransportコンソーシアムがHyperTransportテクノロジの普及と開発に努めている。


HyperTransportの主要な用途はフロントサイドバスの置き換えである。
フロントサイドバスは現在すべてのマシン(もしくはそれらのシステムのいくつか)で異なっている。
システムを拡張するために、フロントサイドバスはAGPやPCIのような
様々な標準バス用のアダプタを通して接続しなければならない。
これらは普通各々のコントローラの機能の中に含まれていて、
ノースブリッジやサウスブリッジとして呼ばれている。

理論上、HyperTransportで実装された大方のコンピュータは、
処理速度が速いと同時に柔軟性に富んでいる。
PCIとHyperTransportを変換するチップはHyperTransportを使用可能な
どのマイクロプロセッサでも動作できるであろうし、
これらのプロセッサでPCIカードを用いることも可能である。
例えば、NVIDIAのnForceチップセットは
ノースブリッジとサウスブリッジを接続するのにHyperTransportを用いている。



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参考サイト:フリー百科事典 ウィキペディア



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