■2010年6月30日:サッカー・ワールド・カップ
世間ではサッカーの話で持ちきりである。
奥さんに聞かれたことがある。
「あンたって、全然スポーツ観戦ってしないの?」
考えてみれば、いまだかつて「人の応援」ということをしたことがないように思う。
ウルグアイだパラグアイだと言っている人々は、果たして地理的な事柄は知っているのだろうか?
と思ってしまうのである。知らない人は多いだろう。その人たちはそんなことには興味は無い。
私の場合は、勝負の勝敗に興味が無い、というだけである。
勝敗にこだわるのは一般論である。勝負事と相性が悪い人はいるし、
そんな人でも優秀な人材はいくらでもいる。
私は単に皆と同じ事にどうしても興味が向かないだけだ(本当は単に本番に弱いだけ)。
本題を述べる。
一昨日の晩の話である。
夜中の2時か3時か忘れたが、メラニー(犬、愛娘)と一緒に寝ていて、
彼女が物凄い勢いで吠えだしたので目が覚めた。
何事かと(この時点では朝だと思っていた)メルを床に下ろしてから、
居間の様子を見に行くと、
奥さんがソファーに座ってTVのサッカー観戦をしていた。
聞けば、ここのところ殆ど毎晩同様にしていたとのこと。
普段はメルが吠えて私が目を覚ますといけないので、メルも一緒に見ているそうなのだが、
この晩はついうっかりメルを持ってくるのを忘れてしまったそうだ。
奥さんが夜中にうなされた時はパッチリ目が覚める私も、完敗である。
あっぱれな妻だ。
ちなみに、ウチの奥さんは特に意中のチームは無く、
ただ試合を見ているだけなので、何処が勝っても構わないそうである。
(私風の言葉で言うと、何処が勝とうと私の知ったことではない、のだが)