■2010年7月18日:日本食店とタイ人女性
先日、花金に妻と一緒に買い物がてら日本食店「菜の花」で夕食を摂った。
当然日本人客が多いのだが、私達の後から入ってきた日本人男性
二人連れ+同伴のタイ人女性一人。どう見ても水商売。
男性二人は日本の何とかいうアイドルみたいに奇抜なヘアスタイルで、
乳首が見えそうなくらいYシャツのボタンを開けている。
どうも先輩後輩の間柄のようで、専ら先輩の方が
女性とタイ語で話していて、彼のタイ語は私より上手かもしれない?
レベルだったが、内容はともかくなんとまあ乱暴な言葉遣い。
例えて言えばべらんめえ口調のような。大方、無手勝流で覚えたのだろう。
5秒話せば分かる、マザコンタイプ。
マザコンというのは、母親離れできない男性とか、甘ったれた男を指す言葉では無い。
思い込み=自尊心の強い人間の事だ。
断っておくが、私は世間一般の定義を否定するつもりは無い。
それだけでは”説明が足りない”と言っているだけだ。「マザコン」に該当する人間は、
自分の理想像を本来の自分自身であると妄想し、他人にもその考え方を押し付けようとする倒錯者だ。
要するに成人するまでに自分が親から教わったこと・習ったことの殻から抜け出せない人間の事である。
家庭や学校で集団生活に慣らされたタイプにこの症状は多い。つまり、役割を演じようと必死なのだ。
当然だが、鬱病と同じでマザコンも、自覚症状が無いから「マザコン」なのである。
自覚症状があれば、直ぐ治るはずである。そんな有様の自分に気が付いたら、
恥ずかしくてとてもではないが人様の前に出て行けない。
タイあたりで、まあ東南アジアのどの国でも一緒だが、
男が独身で現地国の女性を囲っているというのは、
常識的に見てダサいんだな。しかも相手は堅気の女性じゃない。
事情があって単身赴任でいらしている方なんかは、仕方が無い部分もあると思うが、
この日に見掛けたような輩は、あンた何しにタイ来てるの?って感じ。
単に仕事のはけ口を女性に求めているだけなのだろう。
外国人の男がタイ人女性に対して持ちがちなイメージというので、優しいというか大らかというか、
とにかく服従させやすいと感じるのだろう。それは大きな間違いというものだ。
それは男の希望であって、女性の本来の性格ではない。
かく言う私も、振り返れば結婚する前はマザコンだったと思う。
現在は、妻に多大な迷惑を掛けていると感じる。
結婚したからマザコンではなくなったと考えるのは、私の甘えだろう。
トンロー ソイ15、J-Avenue 2Fのレンストラン街。写真左手の看板の写っていない店が「菜の花」。
うだうだと堅苦しいことを書いたが、まだキーを打つ手が止まりそうにない。
暇な休日にネットサーフィンをしていて、
今回の話に関連して書かずにいられない内容が有ったのである。
全部書かないで途中で止めるのは卑怯だが、次回に続きそうな予感がする。