■2022年7月19日:老いた男
原題:THE OLD MAN (2017年アメリカ) | |
著者:トマス・ペリー Thomas Perry/1947- アメリカ生 |
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文庫初版:2020年9月25日 ハヤカワ文庫 | |
第二刷時価格: 1,220円 | |
巻数:単巻 | |
品番:NVヘ20-2 | |
管理人読了日:2022年3月17日 | |
映画化:未 | |
映画題名:− | |
映画主演俳優・女優:− |
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日本語DVD化:− |
私はその作品を初めて読む作家で、
まあまあ、という評価なのだが、書店では売れているらしい。
既に第二刷が刷られている。
さて、ストーリーは元特殊作戦の世界で活躍した初老の男、
主人公が、今は公的機関に追われる身となり、
名を変え所を変え逃げ回る、というもの。
この作家、”逃亡”ものが得意らしく、
本作でも主人公は犬を連れお色気ありのフルメニューで、
黒幕は懐かしのリビアらしい。
逃亡も、まあ英語圏ならねぇ、という感じなのだが、
私もタイで15年暮らした身として、自分がもし逃亡するとしたら、
何が必要か考えてみたことがある。
まずは日本だと、運転免許証に今だとマイナンバーがあるが、
それは国外へ出れば、まず無用の長物である。
そうすると、パスポートしか残らない。
あとはビザ(査証)とクレジット・カードだ。
日本人は一般にどこでも行けるが、
ある国に長期間滞在する場合、その国の査証が必要で、
普通は出発国で仮のビザを取り、滞在国に着いた後、
改めて申請することになる。
結構、いやかなり大変だ。
通常は、個人で達成するのは不可能である。
まして、老いた男のように、予めアパートまで用意しておくなど・・・
・・・無理っ(笑