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■2025年10月26日:ブルー・ヘブン

クリックして拡大  原題:BLUE HEAVEN (2007年アメリカ)
 著者:C.J.ボックス
     C.J.Box/1967- アメリカ生
 文庫初版:2008年8月25日 ハヤカワ文庫
 第2刷時価格: 2011年9月15日 1,060円
 巻数:単巻
 品番:HMほ12-1
 管理人読了日:2025年1月18日
 映画化:未
 映画題名:−
 映画主演俳優・女優:−
 
 日本語DVD化:−

C.J.ボックスのジョー・ピケットシリーズ外の作品。
版権に関係があるのか、ハヤカワから刊行されている。

本書は役者あとがきにすべて書かれてしまっているので、
あとがきは最初に読まれないことをおすすめする。

だから、私もあまり書きようがないのだが、
舞台はアイダホ州北部で、警察官が引退後に土地を買って多く住みつく地域があり、
”ブルー・ヘヴン”と呼ばれるところがあるらしい。

ブルー・ヘヴンのくだりはそのこと以外には直接物語に関係ない。

古き良き北米のカウボーイが住まう地域だが、
この地で少年少女が行方不明になる事件があり、
そこには上述の退職警官たちがからんでいるのだが、
当の少年少女たちは、殺人現場を目撃してしまい、逃げたのだった。

この子たちの母親は私の意見ではただのバカなのだが、
そのように書き出すのはボックスの筆力だろう。

事件は複雑に絡み合い、最初は退屈なストーリーに思えるのだが、
驚愕の事実が次々判明する。

特に、男性側主人公で牧場主・ジェスの最後の活躍は必読だ。

ボックスという作家の才能にはつくづく驚かされる。
数々の賞を総なめにしたのも頷ける作品だ。

なかなか新刊では手に入らなくなっているようだが、
古本でもいいから探してご一読いただきたい。


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関連リンク(フレーム内に展開):

[Novel] Living in Thailand author: C.J.Box



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