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■2025年12月31日:時計仕掛けの恋人

クリックして拡大  原題:THE GIRL WITH A CLOCK FOR A HEART (2014年アメリカ)
 著者:ピーター・スワンソン
     Peter Swanson/1968- アメリカ生
 文庫初版:2022年8月20日 ハーパーBOOKS
 初版時価格: 900円
 巻数:単巻
 品番:Mス-6-1
 管理人読了日:2025年3月9日
 映画化:未
 映画題名:−
 映画主演俳優・女優:−
 
 日本語DVD化:−

著者はアメリカの人気ミステリ作家とのこと。
本書はそのデビュー作にあたるらしい。

日本で出版される場合、訳書になるから、よほど売れそうじゃないと訳出されない。
本書が日本で日の出を見るには、第二作の登場を待たねばならなかった。

最近の文庫本にしては単価が低めなのもご愛敬か。


主人公ジョージ・ボスは、マサチューセッツ州ボストンで
雑誌編集社の中堅幹部でしがない中年男性。

彼女はいるが未婚で、私に言わせればこれといった趣味はなく、燃え尽き症候群。

中途半端に彼女とデートしたりはするが、初恋の女性の面影をいまだに追ったりとか、
男ならわからなくもない、クスッと笑いたくなるような性癖を持っている。


その彼がとある悪質な犯罪に巻き込まれる。
発端は悪い女に引っ掛かったのが原因だが、それがめくるめく謎を呼び、
どんどん深みにはまっていく。

最終的には血を見ることにもなるのだが、それが時計仕掛けとはどういう意味なのか、
は本編を読んでのお楽しみ。

間延びしたところもなく、楽しめる一作だった。

訳者あとがきにもあるが、確かに著者は背景描写が細かい。
ボストンの街や店、フロリダの田舎町の情景が生き生きと書き出されている。


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