■2009年9月23日:AMDへの思い
更新日を見てさぞかし新型GPUでも買ったのかと思って見に来て下さった方、
申し訳ありません。そうではないのです。
あの巨大なビデオ・カード(Radeon HD5870)の写真は見ました(もはやカードではない)。
イカレてる(悪口ではないですよ)。。。
あんなの、私のPCケースには入らないorz
今日の更新は、まずAMDの新戦略についてです。
「AMD
VISION」
マーケティング・ブランド? マーケティング・ロゴ? 何だよそれ。
「AMD LIVE!」とか「AMD GAME!」のときみたいに掛け声だけで終わらなければ良いんですけどね。
「AMD
LIVE!」は、I社のViivがフィーバーしなかったこともあって、こちらも失速してしまった。
もう一方の「AMD
GAME!」はいつのまにか廃れてしまった。
「AMD HD!
Experience」なんてのもあって、これは未だ生き残っているけど、いまいち訴求力が弱い。
プラット・ホームを推進するキーワードである「Spider」だの「Dragon」、そして「Puma」。
「Dragon」に至っては、パーツ・ショップでチラシまで配布していたわりには、
既製PCにステッカーでも貼ってあるのならともかく、何がしたいのか良く分からない。
要は売れるかどうかに鍵が掛かっている。売れれば何を言っても構わないというわけではないが、
認知度がグッとアップするからだ。
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/09/11/073/index.html
上記サイトで紹介されている記事を転載するが、
同社の最高マーケティング責任者であるNigel
Dessau氏は、「今日の一般ユーザーが気にかけているのは、パソコンの中身ではなく、パソコンで何ができるかだ。ユーザーはギガヘルツやギガバイトの意味を理解する必要なしに、AMD
CPUとGPUの総合的な技術の実現するリッチなHDエンターテインメント・エクスペリエンスを得たいと考えている」として、VISIONの意義と述べている。
そもそもこれがもうピントがズレている。これは、ある程度パソコンに関して知識を有する方か、
もしくは買い替えユーザーを対象にしているのだろうか。パソコンで何ができるのか
分からない一般ユーザーに、ギガヘルツやギガバイトの意味も分からないのに、
さらにVISIONなるものの意義を説いて、果たしてご理解いただけるのだろうか。
パソコンで何が出来るか分からない人達は、パソコンで何がしたいのかすら
ハッキリしていない場合が大半だ。ただ興味本位で欲しいだけ。
だから、パソコンメーカー、パーツメーカー各社は、広く一般にパソコンを販売したければ、
そんな何やら変な指標を持ち出すより、パソコンとは何か、出費に対して
どのようなメリットがあるのか? から始めなければならないのではないだろうか。
AMDには何処かの他所のメーカーのようなあくどい販売方法をしてもらいたくないので、
この辺の改善を切に願う次第である。
以下その他の関連記事
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/09/10/vision/
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0909/10/news052.html
http://kakaku.com/magazine/event/016.html
AMDは時折競合他社を猛烈に意識したような発言をする。
相手は恐らく何とも思っていないだろうに?である。
参照記事http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0908/30/news002.html
「これだけの性能差と価格差があって、何で競合さんを選ぶのか私には分からない」
別に良いではないですか。AMDが好きな人は、他にどんな製品が有ろうとAMD製品を選びますよ。
デュアルコアCPUであるAthlon64 X2が発表された当時のAMDのアプローチは鮮明に覚えている。
K6の時代から親しんできた者にとって、この時のAMDのメッセージは非常に残念に感じた。
とても悲しかった。だって、おたくのCPUって、ルーツはx86互換なんじゃないの?
もともとはライセンス販売ですよねぇ。弟子が師に対して批判ですか。
その後のI社の反応は、予想通り大人な対応そのもので、してやられたりの感があった。
以下その他の関連記事
http://akiba.kakaku.com/pcevent/0909/01/134500.php
私は、AMDが好きだがFANではないし、まして尊敬や崇拝の念など抱いていない。
単に市場競争の観点から応援するのだし、頑張って欲しいと思っているのだ。
だから、AMDのCPUを購入している。
今までは他社より少し性能が劣っていた。だが、それがどうしたというのだ?
頑張ったご褒美に買ってくれる人もいる。
何より競合他社製品の価格を下げてやった。ざまあみろ。
それだけでも十分成果があったと言えるではないか。
だがそれではコストを回収出来ないので、さらに新製品を発表した。
今度は他社より性能面でも優れている。それはそれで、
その事が分かったのだから、そこまでで良いではないか。
それが、今回の件みたいにまたI社を揶揄するようなことを言っている。
一時の迷いと思いたいが、私は少々幻滅気味である。ユーザーにとって競合など関係無いのだ。
ひたすら信ずる道を突き進んで欲しい。それがAMDのI社と違うところだと私は思っている。
Athlon64がリリースされたばかりくらいの頃までの、孤独に奮闘するAMDは格好良かった。
AMDには再度将来のVISIONを見つめ直して欲しい。
ところで、「AMD
GAME!」について調べていたら、妙なサイトに行き当たりました。
ここです↓
http://digimaga.net/2008/05/new-brand-amd-game.html
以下に私が気になった部分を抜粋します。
こういう試みはゲーマーとしては嬉しいのですが、AMD+Radeonでゲームをしろってのは何の拷問でしょうか。ハッキリ言いますが、ゲームに向いてません。
AMDのCPUはたしかにゲームに強いのですが、同じ金額を出せばさらに性能の良いIntelのCore 2 Duoを購入できます。ATIに至ってはゲームの構築エンジンがnVidiaのGPU向けに最適化されているので、全くお話になりません。
そもそもAMDに活気があったのは、IntelがPentium全盛期だった時代にコストパフォーマンスが優れていたからであって、Core
2 Duoが登場してからはわざわざAMDを選ぶ必要性が見当たりません。
AMDのこの試みは面白いものではありますが、消費者にとって良いものかどうかとなると素直に歓迎できないものです。残念。
んん?と怪訝に思ってしまうような文章です。
「AMDのCPUはたしかにゲームに強いのですが、
同じ金額を出せばさらに性能の良いIntelのCore 2 Duoを購入できます」?
じゃあゲームに弱いCPUってのは何なのさ。
これはご意見・ご感想であって、記事ではない。ただの想像なので、参考にはならない。
彼の言っていることは間違っていないのかも知れないが、データを示していないので
読み手は判断できない。ハッキリ言える根拠が何処にも見当たらない。
文章も、AMD
FANの人が見たら聞き捨てならないようなもの。
おや...この人は一体何が言いたいのだろうか?
「AMD
GAME!」対象製品は買わない方が良いとでも言うのだろうか。買うと損をするとか?
もしそういうことなのであれば、サンプルでも入手するなりして、
詳しく検証した結果をキチンと添えるべきだ。断定に至るまでの道筋を全てすっ飛ばして、
資料も無いのにいきなり結論だけ持って来られても、誰も納得できない。
元々AMD製品を買うつもりだった人が、本稿を読んで、それじゃあと気が変わって
Intel/nVIDIA製品を買うことなど無いだろう。
Core
2 Duoが優れていることぐらい、誰でも知っているからだ。
消費者にとって良いものかどうかとなると素直に歓迎できない?
日本語の意味が分からない。要するに彼は自分の意見をどのようにまとめたいのか?
これでは、最後に「でも実は僕にも良く分からないんです」と言っているようなものだ。
今時は小学生でも、もう少しまともな読書感想文を書くだろう。
消費者というのは彼だけではないのだから、彼は自分の思い込みだけでマスターベーションして
一人で勝手に満足して達した結論などをメディアとして取り上げるべきではない。
この程度の説明で「AMD
GAME!」が良いものかどうか判断出来るのは恐らく本人だけだろう。
だって、この人ハードはそんなに詳しくないじゃんwww
そもそも、AMD/ATI関連の感想文が本稿以外に無い。
この方はAMD製品を購入する者の心理を全く分かっていない。
必要性の問題で言えば、Intel/nVIDIA製品である必要が無いのだ。
我々は性能を求めてAMD製品を選んでいるわけではないし、
我々の購買意思とAMDのマーケティング戦略は必ずしも一致していない。
しかし、そんなことはどうでも良いのである。我々は少数派なのだから。
大体、AMD/ATIがいなかったら、誰がIntel/nVIDIA製品の価格を下げるのか。
AMDシステムでもゲームは出来るし、快適だし、現にそのシステムを使っている人は沢山いる。
この方は国外のことなど知らないのかも分からないが、
タイにはAMDパーツを専門に扱ったショップブランドの店すらある。
まあこの人はハード・ウェア関連の記事をモノすには向いていませんけどね。
だって知らないもの。
デジタルマガジンと書いてあり(大胆にも雑誌と謳ってあったので驚いた。)、
ニュース・サイトかと思いきや、サイトの構成はブログそのものなので不審に思いつつ、
文末にライターの方のお名前の記載もあるので、私は最初てっきり雑誌に
寄稿もしているような(著名な)方なのかと思い、お名前で検索してしまいました。
すると...やはり。
あまり評判の良くないサイト(ライター)のようですね。色々なところで叩かれているようです。
当初は書き込みの削除やら内容そのものの削除やら色々やっていたようだが、
最近は開き直っているようである。
大体、こんな質の無い中身の雑誌を誰が読むのだろうか。
ページ下部にライター紹介、とあるがどこがライターなのか。
ブログサイトの運営者をライターと呼ぶのか。片腹痛い。
ってかプロフィールに書いてあることが気持ち悪いぃ〜
【以下プロフィール全文】
名前:篠原 修司
性別:男性
職業:ブロガー
はじめまして、篠原修司です。デジタルマガジンに来てくれてありがとうございます。このサイトを楽しんで貰えると僕も嬉しいです。
僕は、インターネットを中心にブロガーとして活動しています。おもにパソコン、インターネット、サイエンス、ゲーム、映画、ガジェット、面白いアイテムなどの情報を中心に取り揃えています。他にもこんな情報を取り扱って欲しい!という希望がありましたら、お問い合わせよりご連絡して下さい。
ブロガーとしてお仕事ができる媒体がありましたら、ご連絡下さい。ブロガーとしての仕事でしたら内容を問いません(アダルトを除く)。まずはお問い合わせよりご連絡をお願いします。
え、ブロガーって職業なの? 趣味のことじゃないの?
へぇぇ、彼はブログを営んでいるのですか。w)
ブログ・メディアとは何ぞや。
楽しんで貰いたければ、楽しめる内容にすることだ。
まあ「AMD
GAME!」のロゴ画像はいただきましたけどね。(ゴチ