■2009年12月27日:で、結局AMDとIntelってどっちが良いの?
多少でも知っていると、「コンピューターってどれ買えば良いの?」
といったことを聞かれることはあるだろう。
私も、自分がAMDのCPU搭載PCを使っているものだから、
AMDとIntelってどっちが良いの?という質問を受けることがある。
この手の質問には、とりあえずどっちでも平気ですよ、と
当たり障りの無い答えを返している。
特にノート・パソコン等の場合、デザインが選定基準に大きく影響するから、
余計なことは言わずに、本人の意思で選んで貰った方が得策だ。
ただ相手も私がスキモノだということを承知で知識の授受を期待して
相談してきているのだから、何も教えないのはそれはそれで失礼なので、
あくまで情報として、AMDのCPUを自分で使っていて、
特に問題無いし快適ですよ、というようなことは話している。
実を言うと、私はPentium 4以降、IntelのCPUを買ったことが無いので知識が無い。
Core i3~7シリーズについても、Core 2 Duo(C2D)と何が違うのか全く知らない。
せいぜいPhenom II X4やAthlon II X4とは差がある(ランクが上)くらいのものだ。
もちろんハイエンドとしてCore i7は現在トップということで文句は無いだろう。
但しゲームやベンチマークの絶対性能を求めているとか、産業用など一部の特殊な用途を除いて、
とりあえずAMD製のCPUでも十分だろう、とは思っている
(もちろん私は例えあらゆる項目でAMD製CPUが十分でなくても、
Intel製のCPUになど手は出さないが)。
ある時期のトレンドやフィーチャーに関して、同時期に発売されている
メインストリームと呼ばれるクラス(低価格帯のものは話が別ということ)以上であれば、
どれを選んでも実用上、特別問題は無い。
雑誌等々で幾らPhenom II X4とCore i7のそれぞれ最高モデルのベンチマークの結果に差があっても、
普通にコンピューターを使っている人達には体感差は感じられないだろうと思うのだ。
電気製品は大抵皆そうだが、同価格帯のものは、どれでも性能は一緒である。
CPUメーカーだって何も調査していないわけではないだろうから、そう差はない筈だ。
そしてメインストリームのシステム価格で考えれば、
確実にAMDプラットフォームの方がバランス良く安く上がるのは間違いない。