■2019年11月6日:google アナリティクス
以前このネタを公開してからまた随分と時間が経ったのだが、それには理由があって、
この手の分析をして面白いのは”検索文字列”なのだが、
何年か前から、プロバイダが提供している解析ソフトでは、
徐々にその結果が減っていて、最近ではついに全く収集されなくなってしまったのだ。
それも、調べたところ、個人情報の保護という名目で、
検索文字列も暗号化されるようになったからとのこと。
考えてみればおかしな話だが、こういう理屈だ。
例えば、学生時代の”ミス学園”みたいな女性を、
成人してから”その後の誰それ”という感じで検索する輩は、恐らくいるだろう。
それが、男であれば、複数の人間が特定個人の女性を検索するわけだ。
すると、対象である女性が仮にfacebookか何かで、
馬鹿正直に本名で登録していたりしたとする。
で、検索に引っかかる。
これはもう、立派な個人情報だ。
そう考えれば納得がいく。
とはいえ、私は自分のwebsiteが物好きな人々のどういった視線を捉えているのか気になっていた。
そんな中、googleのサービスの一つに、アナリティクスというのがあるのを見つけた。
googleアカウントに自分のwebsiteを登録することができる、というもの。
主として商用のようだ。
この機能を使うには、登録後表示されるコードを埋め込まなければいけない。
これはアクセスカウンタと一緒で、コードが埋め込まれているページしか
googleはチェックできないので、HTMLファイルひとつずつに埋め込んでいかなければならない。
気の滅入る作業だが、何日もかけて全ファイルに埋め込んだ。
しかし、googleアナリティクスに登録したところで、検索結果のページには検索語句が表示されない。
やはり、暗号化されているかららしい。
検索語句を見るには、Search Consoleを使用する。
但し、これはgoogleでの検索結果しか見れないので注意だ。
他には、特定のIPアドレスにフィルタを掛けることもできる。
自宅のPCのIPアドレスをフィルタリングしておけば、
自分で自分のwebsiteを覗いたときは、カウントされない仕組みだ。
自分のIPアドレスなどインターネットで調べればいかようにも調べられるが、
それにしてもPCにOSをインストールし直せば変わるので、再登録が必要だ。
こちらがgoogleアナリティクスの 管理画面。 |
「フィルタ」をクリックすると、 フィルタを登録できる。 |
googleアナリティクスは、 androidアプリもある。 但し、こちらはPCで見るほど 詳細は見れない。 |
ちなみに、アクセスしている個人の特定等、どうやっても調べられないのでご安心を。
ちまたでよく言われるIPアドレスも分からない。
そのIPアドレスも、分かったところでそれはプロバイダのサーバーの所在地までで、
IPアドレスというのは、個々の端末のアドレスはサーバーが内部で分配しているので、
調べようがない。
それが分かるのは司法機関がしかるべき筋から問い合わせしないと、
プロバイダも公開しない。
プロバイダがハッキングされれば別だが。
言論の自由が保証されている国では、その辺のことはきちんと守られている。
中国は保証されていないので、国家に検閲されている。
最近ではウィキリークスを始めとする勘違い正義の味方集団が、
アメリカを代表とする先進国が不法なことをインターネットでしている、
というが、彼ら自身も同様のことをしている。
情報を収集する段階で、無関係の個人情報も入ってこないわけがない。
公開していないだけだ。
連中も、どこかの女性のあられもない写真を自分のPCに保存してため込んでいる、
と見て間違いない。
ウィキリークスなどという連中は、その辺のところをはき違えている輩だ。
西洋が比較的にしろ安全なのは覇権国家アメリカのおかげであって、
それを覆したいというのであれば、自分らだけでイラクにでもアフガニスタンにでも行けばいい、
と私は思う。
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