Dog Diary - Melanie Walsh -
■2017年11月26日:メルと子供
先月、冬休みか春休みか知らないが、学校が休みで子供が来ていた。
妻が簡易ベッドを出してきて、実はかなり寝心地がいいのだが、
私が何か言うまでもなく先に自分がそれで寝てしまった。
それで、普段使っているベッドには私と子供が寝ることに。
夜中に目が覚めると、メルはあんなところにいた。 | |
落ちないのか・・・? | 目が覚めたらしい。 |
おいでおいでするとこっちに来たが・・・ | また妻の方に行ってしまった。あのくらいの段差は飛び越えられるらしい。 戻ってくることも可能だ。 |
で、男の子は新学期が始まる前に帰っていった。
ところが、帰ったその晩に私の妻に電話がかかってきて、
この子はいとこで年下の女の子と一緒に、母方のお婆さんと一緒に住んでいるのだが、
いとこの母親というのも自分の母親と一緒で、両親ともに別の相手を作って別居しており
(元々結婚もしていない)、父は完全に蒸発、母のみときどき会いに来るそうなのだが、
実はこの母親、新しい男が3人も4人もおり、さらにそのうちの一人はお巡りだというのだ。
男の子が電話してきたのは、その男のうちの何人かが玄関の向こうで
酒瓶を投げ合って喧嘩しているとのこと。
さらに、母親も表にいるらしい。
それで、その子は私の妻に対処方法を尋ねてきたのだ。
「僕はどうすればいいのかな?
玄関を開けて何とかちゃんのお母さんを入れてあげた方が良いのかなぁ?」
私の妻の返事は決まっている。
「絶対に開けちゃだめよ!玄関にはしっかりカギをかけておきなさい。
そんな連中、朝まで勝手にやらせておけばいいのよ!」
ま、当然である。
こんなことをしていれば、この国の人たちの稼ぎが低いのも分かるというものだ。