■2009年10月2日:タイの飲食店業界
前回、接客産業でも”物販”であるコンビニを取り上げたが、今回は飲食店産業にターゲットを
変更してお伝えして行こうと思う。
タイに於ける飲食店従業員のあの手この手の嫌がらせ(もとい、ドジ)の実態には以下のようなものがある。
・店内が寒いのでエアコンを弱めるよう頼んだら、全室内一括コントロールだから出来ないという。
嘘付けよ・・・前におまい以外の奴にやってもらったことあるわ。
・勘定を頼んで金を渡すと、釣銭を持って来るときにレシートを持って来ない
(最初に勘定と一緒に見せには来る)。
そのくせ、釣銭を間違えることはままある(多いことも少ない場合も両方)。)
・注文を間違えたり忘れたりということは良くあるのだが、忘れているのを指摘して、こちらももうお腹一杯だから
それにかこつけてキャンセルしようとすると、「今作ってる」「じきに出来上がる」
あの...それから10分は待ってるんですけど・・・
・カレーうどんは辛いかと聞くと、辛いというので、辛くしないよう出来るかと尋ねたところ、
ルーが既製品だからであろう、「出来ない」と言う。何でだよ。。。牛乳で薄めるとかさあ、
ココナツ・ミルク入れるの得意じゃん
・日本人なのでどうしても納豆が食べたくなることがある。
寿司(巻き寿司)や刺身・納豆単体ではメニューにあるのだが、”納豆巻き”は無かったので
両方を足して出来ないかと訊いたところ、「出来る」。10分か15分、うきうきして
他のものを食べながら待っていると、「納豆切らしてます」
何でそのくらいもっと早く分かんねえんだよ・・・、
・上と同じような例ですが、
焼きおにぎりのある店で、注文したところ今切らしているという。試しにご飯はあるのかと訊くと、「ある」。
それで、焼きおにぎりは出来ないのかと訊くと、「出来ない」・・・オレが作ってやるから厨房へ案内しろw
普段どんなものを食わされているのか分かったものではない。
・マクドナルドのドライブ・スルー利用にて。朝マックはやっているがメニューは置いて無いと言われた。
この店舗は何度も利用しているのだが、こんなことを言われたのは後にも先にもこのとき1回きりだった。
常識の無さに呆れる。常識が無いと言うか、常識の尺度が日本人と違うのだから仕方が無いorz
国が違う以上、日本の常識を彼らに当て嵌めることはできないので、経験を積んでケースbyケースで
相手の手を読んで対処していくしかない。
ところが書き終わってから気が付いた事がある。
それは、ここで例に挙げた店は最後の1点を除いて全ていずれも日本食店(居酒屋)なのだ。
そういえば、タイ料理の店などは、もっと上品でそつが無い。
我々日本人が舐められているということなのか、それとも客層そのものも欧米客
(日本人の駐在でタイ料理が好きというのはあまり聞かない話だ)
の方が品が良いからなのか。恐らくはその両方であろう。
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