■2010年5月13日:タイの出国審査にて
11日より妻を連れて、彼女にとっては初めてとなる日本に一時帰国しています。
ご存知のように日本人は大抵の国へ観光であればビザ無しで入国できますが、
タイ人はそうではありません。配偶者扱いですからビザは比較的楽に取得できましたが、
タイを出国時、審査員とのやり取りを聞いていて思わず吹き出してしまいました。
以下に紹介します。
なお訳文は丁寧語も含めて、なるべく直訳に近い形で訳しました。
審査員(おばちゃん):「クイ パイ マイ? パイ タム アライ ティー イープン」
(行った事あるの? 日本に何しに行くの?)
妻:「マイ クイ。 クラン レーク」
(行った事は無い。 初めて)
審査員:「ドーン ローク ネーネー」
(絶対騙されてるって)
妻:「マイ ドーン ローク ナカ。 ポ ヂャ パイ バーン サーミー」
(騙されてなんていませんよ。 だって主人の家に行くんだから)
審査員:「ター カオ マイ マー ラップ ナ、 クン ドーン ローク ネーネー」
(もし彼が迎えに来なかったらですよ、 あなたは絶対騙されていますよ)
妻:「マイ ドーン ローク ナカ。 ポワ テン ガーン レーオ。
マー ドゥアイ カン サーミー、 ユーン エッカサン ユー チョーン ノーン」
(騙されてなんていませんよ。 だって結婚しているのですから。
主人も一緒に来て、 向こうの窓口で書類を提出しているわ)
審査員:「アゥ ロォー? テン ガーン レオ チンチン ロォ?」
(あら、そうなの? 本当に結婚しているの?)
妻:「チャイ カ、 チョット タビアン ソム ロット レーオ」
(そうです。 戸籍に編入されています)
審査員:「ター チェン ナン、 コー ハイ チョーク ディー ナカ」
(もしそういうことなら、 気を付けて行って来て下さいね
難しいのだが、幸運を、と言わせて下さい、という表現になる)
妻:「コップン ナカ ティー ペン フアン
ピー クルア ワー ノーン ヂャ ドーン ローク」
(私が騙されたりしないように心配して下さってありがとう
下段:先輩(この場合は係官のおばちゃん)は後輩(同じく私の奥さん)が騙されることを恐れて告げる、という意味)
帰国の模様は以下リンク参照。
Japan Kanagawa-Pref 10.05.10-18