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■2011年2月6日:第2回タイ人妻の会

先週開催された第2回タイ人妻の会の様子をお伝えする。
主催者(彼は趣味が幹事というから恐れ入る)の奥さん(タイ人)が抜群の腕を奮って
こしらえてくれた日本料理に舌鼓を打ちつつ、話題に花を咲かせた。


写真左からF氏(彼のブログはかなりの盛況である)、N氏、そして右端が主催者のT氏。

本稿は、その主催者であるT氏のリクエストによるものである。
曰く、「僕のことをもっと記事にして下さい!!」
何を言っているのだろう彼は・・・
どんな記事にすれば良いと言うのだろうか。
「管理人さんの僕への思いを書いて下さい!!」
は?何言ってんの??

仮にも日当たり平均300〜400カウントのサイトに
自分のことを書いて欲しいなどと変わったことを言う人もいるものだ。


とはいえ、ネタを提供してもらったことは確かなのだから、それに報わないのは失礼というものだろう。
仕方がないので観念して書いてみることにした。
まずは略歴から書こう。T氏とは同僚であり、彼は大先輩である。
現在の勤務先に中途採用された際に、研修で彼を始め沢山の方に色々教えて貰い、
以来彼にはお世話になっているという以外の何物でも無い。
タイ語もペラペラの彼だから、私達夫婦の結婚披露宴の司会も務めてもらった。
本人が言うには私達には接点(共通点)が無く仲が良いのが不思議であるという。
卑しくも私は「仲が良い」とは思っていなかったので、彼がこのように考えてくれているとは光栄の極みである。
だが私の意見では、これは不思議ではない。
接点が無いから相手を尊重する気持ちが優先するのである。だから仲違いにもならない。
謙虚ささえ忘れなければ、性格が全く違う相手とは喧嘩にならないというが、このことである。

要するに、二人とも大人だということだ。
学生時代に出会っていたら、同じように意気投合していたかどうか分からない。
当日話題にもなったが、子供の頃は、子供というのは類は友を呼ぶというやつで、似たもの同士が集まる。
勉強の出来ない子、運動の苦手な子、サッカーのチーム・メンバー、同じTV番組を見ている、
両親が友達、家が近い、果てはクラスで席が隣同士等々...
共通の趣味を持つもの同士というわけだ。つまり仲間である。

子供の頃から、例えば成績の良いおともだちや
容姿に恵まれた女の子に羨望の念を抱くことは誰でもあっただろう。
大人になると少し様子が変わってくる。
大人になる=就職するという構図とした場合、職場では利害関係が絡んでくる。
自分が給料を得るためには成果を達成し、失敗しないようにしなければならない。
その為には必要な能力や技術や実力や運(運も実力の内)や人脈や資産やその他諸々のものがあり、
この中で自分が持っていないものを人が持っていれば、羨ましいだろうし、欲しいだろうし、
真似したいし、学びたいし出来れば教えて欲しいと思うかも知れない。
かといってこれを仮に奪えるものなら奪いたいのだが奪うというのは文明社会では許されないので、
何か別の方法で手に入れて自分も身に付けたいと思うようになる。だから仲良くなろうとする。
これが「謙虚さ」に繋がる、と私は考えるのである。


彼は技術者である。何の技術者かは言わないが、
ウルトラマンの縫いぐるみを作っているわけではないとは書いておこう。
入社当時から、私は彼を「すごい」と思っていた。
何がすごいのかというと、技術的な造詣や発想もさることながら、
世渡りが上手いのである。それを裏付けるように、会社からも評価されている。
単に技術者というだけなら、幾らでもいる。会社が彼の何を買っているのかというと、
彼は、周りの人間を全て巻き込んで波風を立てずに上手くまとめるのである。
もちろん、人によっては彼を恐れていて意義を申し立てられない、という人もいるが、
これは偏に彼の人間性と誠実さによるものであり、それこそが「技術」なのである。
これをカリスマ性という人もいるが、そうではない。
努力とセンスが揃って初めて出来る、人をまとめる力も技術の内なのである。


何かT氏のことについて語る、という話から脱線したような気がするのだが。。。
まあいいだろう!?



T氏宅(賃貸)の向かいのアパート。写真中央のプールに人型の物が見えるが、浮き輪である。

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