■2011年8月7日:白蟻屋敷(白蟻の肉声付き)
食事中の方、心臓の悪い方はご覧にならない方が良いでしょうw
我が屋の白蟻の棲み処ぶりは既報の通り(下部リンク参照)で、
ここのところ大人しくなったと感じていたのだが、
先日、帰宅が遅くなった日に布団に潜り込むと、何やら聞こえる、チキチキ、チキチキ...
妻は時計が時刻を刻む音だと言ったが、それがそんなに大きな音を立てるわけがない。
壁の下っ側の木材部分(写真で出っ張っている部分)に触れてみると...
うわっ、柔らかっ!
前に白蟻軍団を掃討した際に、ここいら辺は侵食されていないと確認したのだが、
そこに積んであるダンボールをどかしてみると、
うっわー、ダンボールがみんな白蟻に食われてる。
どうりでやかましい音を立てるわけだ。
寝室の壁の四方が白蟻に囲まれており、
これじゃ眠れやしない。
上写真:これは白蟻の幼虫(タイ語でトゥア オーン)。 こいつが木やらダンボールやら紙やらを食う。木材に比べれば ダンボールなどまさに連中にとってはお子様ランチだろう。 余談だが成虫になると白蟻も飛ぶ。そして寿命は数時間である。 |
翌日は土曜日でアパートのオフィスは休みと考えられたが、出勤後、総務の人間とアパートに電話してみる。
...が、誰も電話には出ない。留守番くらいは居るはずで、そんなわけはないのだが...
自宅に居る妻に連絡し、オフィスに誰かいないかどうか見て来てくれと頼むと、2人ばかり居たそうな。
妻が誰かから電話が無かったかと訊くと、何処からも電話など掛かって来ないと言う。
妻に電話でオフィスの人間に代わってもらい、ぶちまけた。
ふざけるんじゃねぇよ
今直ぐオレんちの白蟻を退治しろ。
何?今日は休みだからチャン(職人、この場合は意訳して作業者といったところだろう)がいない?
だったらお前がやれ。
今やれ直ぐやれとっととやれ。
結局、後で妻に訊いたところでは、チャンは気の良い人物で、
昼過ぎにやってきて妻と一緒に白蟻駆除をしてくれたとのこと
(前述のオフィスの従業員は2人とも来なかった)。
上写真の一番下のダンボールなどは、万単位で居ようかと思えるほどの白蟻の大群だったらしい。
チャン曰く「ご飯みたいだ」とのことで、鳥肌が立ったとか。
妻は恐ろしくて写真も撮れなかったそうな。
ここのところタイは雨季で、白蟻にとってはあたたか〜い、良い気候で増殖したのだろう。
ダンボールは全て処分した。なおダンボールの中に入っていた発泡スチロールは無事だった。
気の利く妻は箱の中のPCケースの備品やモニタのケーブル等はひっぱり出して保管しておいてくれた。
健気にもチャンと一緒にマスクをして作業してくれたそうだ。
家にも白蟻駆除薬(スプレー)はあるのだが、そうは言わずにまた出てきたときのためにと、
特大サイズの駆除薬を貰ってあった。勇気の中でもしたたかさを忘れない、便利な妻である。
前のアパートは白蟻がいない代わりにネズミとゴキブリがいたが、
家の中にまでは入って来なかった。
早くこんなアパートは引っ越そう。
■2010年5月6日:白蟻との戦い その後
■2010年4月28日:白蟻との戦い