■2013年2月8日:ベルトの受難
サメット島でベルトを紛失したため、帰ってきて直ぐにEmporiumでベルトを購入した。
ベルトなど日本では980円で買えるため、いつも行くたびに予備を買っておくのだが、
紛失したのがその予備のベルトだったのだ。
サメット島で海に入るため、水中カメラを入れたポーチをくくり付けておくのに、
それまで使っていたベルトを降ろしたためだ。
ところが、買った翌日にバックルの蝶番が折れてしまった。
ダメ元で直ぐに買った店に持って行って、交換してくれと頼んだところ、快く応じてくれた。
ここまでは良かった。流石デパートだと思っていた。
しかし、今度は2週間もしないうちにベルトの皮の部分が縫い目から裂けて、
ウナギのかば焼きみたいになってしまった。
今度ばかりは流石に交換は無理だろうと考え、同じEmporiumでベルトだけ別に買ってきた。
Emporiumのファッション店は、最初に買ったベルトと一緒に買ってきたPOLOの財布にしても、
購入時に見なかった面が凸凹になっていたり、私が悪いと言えばそれまでだが、品質がよろしくない。
古今では服飾品はどのようなものでも中国か近隣の東南アジア製であり、
お世辞にも欧米や日本製の品質には及ばない。
近所に安い店が無いので仕方なくデパートで買うのだが、デパートは料金が高いのでリスクも大きい。
前述の財布を買う際にもっと安いのはないのかと店員に聞いたのだが、
「Emporium 安い 無いよ、お客さん カラオケ 毎晩 金持ちでしょ」と
明らかにポン引き上がりと思わせるセリフを妻の目の前で吐かれ、
カラオケなど身に覚えはないが、殴ってやろうかと思った(購入した財布は約1,000THB前後)。
元々買ってきたベルトは、1,200か1,300THBだった。
それだけでも4,000円近くになるのに、さらにベルトのみ別に656THBで買ってきた。
ベルトがバックルに対して曲がっているのはご愛嬌。
今思えば、最初に買ったベルトのバックルは私が買う前から
他の客がいじくり回す等して壊れていたのだろう。
POLO製品(Emporiumの店員によればPOLOとBONNYCLUBは、
ブランドが違うだけで同じメーカーだとのこと)は2度と買うまいと思った。
現在タイ・バーツのレートは1THB = 3円を超えている。
どんなものでもリスクを考慮した買い方が必要だ。