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■2024年8月13日:トロイア戦争物語

クリックして拡大  原題:The Trojan War (1971年アメリカ)
 著者:バーナード・エヴスリン
     Bernard Evslin /アメリカ生
 文庫初版:1990年2月28日 教養文庫
 初版時価格:640円
 巻数:単巻
 品番:1115 D 228
 管理人読了日:1990年頃?
 映画化:未
 映画題名:
 映画主演俳優・女優:
 
 日本語DVD化:−
 

ふとTOTAL WARシリーズの新作をチェックすると、
トロイア戦争が題材になっているものがあった。

私はエリック・バナとオーランド・ブルームが出ている映画は嫌いだが、
そういえば、本を持っていたはずなので、引っ張り出してきた。
ペンテジレーアも読んだ覚えがあるのだが、見つからなかった。

この戦争に神々が関わったかどうかについては眉唾だが、
戦争自体が史実であったかどうかが知りたければ、シュリーマンの本も読んでみるといい。


ギリシャ・ローマ文明といえば、アニメ大好き日本人にはお馴染みで、
スパルタはもとよりマラソン、本作に関係するアキレス腱やトロイの木馬など、
遠く離れた日本でもよく知られるところだ。
ヒロインのヘレネにしたって、欧米のヘレン、エレンという女性名は、
国によって発音は変わるが、ヘレネが語源になっている。

そういう言葉を、ビックリマンチョコとか聖闘士星矢とか銀河英雄伝説とか、
わけのわからない日本独自の物語に埋め込まれたもので覚えても意味がない。


プーケットに行ったとき、誰かが誰かをアレキサンダーと呼ぶのが聞こえた。
振り向くと、欧米人だった。
何も違和感はない。
そもそも彼らの祖先かも知れないのだ。

googleで”アレクサンダー”と検索すると、
日本人ではないが歌手だか何だかの情報が出てくる。
写真を見てみて笑ってしまった。
バリバリ東洋人顔なのだ。


何をどう名づけるのも勝手だが、歴史は正しく学びたいものだ。
でないと恥をかく。

この本は、伝説としてのトロイア戦争物語を、
子供でもわかるように教えてくれる。


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