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■2025年9月28日:沈黙の森

クリックして拡大  原題:OPEN SEASON (2001年アメリカ)
 著者:C.J.ボックス
     C.J.Box/1967- アメリカ生
 文庫初版:2004年8月15日 講談社文庫
 第3刷時価格: 2004年10月1日 714円
 巻数:単巻
 品番:ほ30-1
 管理人読了日:2024年12月28日
 映画化:未
 映画題名:−
 映画主演俳優・女優:−
 
 日本語DVD化:−

ワイオミング州 猟区管理官ジョー・ピケットの第一作を古本で買った。

続編の主人公たるジョーの人格や性格の骨子は既に現れているとはいえ、
作品の内容としてはまあまあといったところ。

奇抜なプロットが用意されているが、途中まで行くとなんとなく結末が予想できる。
とはいえ、終末100ページくらいの追い込みは素晴らしく、読むスピードが止まらない。

茅ヶ崎までの45分間があっという間に過ぎた。


そして海外文学を楽しむ際必ず通る道だが、文化や習慣が異なるので、
戸惑うことや感心することがある。

例えばスーパーでの買い物の仕方の違いや売っている品の違いなどだが、
ボックスの小説の醍醐味はそれが大自然にも及ぶ。

ウィーゼルといえば戦闘機の”ワイルド・ウィーゼル”で聞き知っている私には
イタチとすぐにわかったが、そうではない方は何のことだか違和感を感じるだろう。
エルクとか、アウトフィッターとか、まずは調べながら読まれることをお勧めする。


それがクリアできれば、今後の作品にも登場する脇役たちの予備知識など仕入れつつ、
最新作との間の作品も、また探し出して読んでしまうであろうこと必須というもの。


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