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■2009年9月19日:タイでPCを自作したら、一体幾ら位で作れるの?

それも、格安は格安が良いんだけど、最安構成ではなくて、
なるべく実用上快適に使えるレベルで。
・・・そんな質問を想定してみた。

まずは以下表をご覧いただきたい。

パンティップ・プラザ調べ
カテゴリ メーカー モデル 備   考 価 格
CPU AMD Athlon64 X2 5000+ SocketAM2 2.6G/L2=512Kx2/65W
1,700THB
メモリ - PC-6400(DDR2-800) CL=5 2GB 1GBx2 1,250THB
マザーボード ECS A740GM-M AMD 740G+SB700 1,450THB
内臓VGA AMD/ATI Radeon HD 2100 -
内臓音源 IDT 92HD202XX5 High Definition Audio CODEC -
HDD SAMSUNG HD161GJ SATAII 7200RPM 160GB/8MB 1,290THB
CDD LG GH22NS50 (SATA) DVD±R/RW x22 SuperMulti 790THB
内臓LAN Atheros Attansic L2 10/100 Base-TX -
電源 DTECH - 450~550W 350THB
ケース - - MicroATX/steel/Black 350THB
Monitor LG - 18.5inch wide LCD 3,700THB
Mouse - - Laser 300THB
Keyboad - - PS2orUSB/タイ語(英語) 100THB
OS Microsoft Windows XP Home SP3 英語版(タイ語変換CD付き)
英語版でも日本語の入力は可能
3,190THB
合計 14,520THB
円換算(9/19の為替レート1THB=2.712円) 39,378JPY

いかがだろうか?
モニタ・OS込みで日本円にして4万円を切るというのは、なかなかに魅力的ではなかろうか。
日本でもショップ・ブランドあたりで3万円台のパソコンというのを見掛けるが、
モニタ・OSは別、というケースが多かったように記憶している。
CPUのグレードを落としたり、HDDの容量がより少ないものを選ぶ等して、
もっと値段を下げることも可能だ。さらに言えば、2ndマシンであったり、
USBの外付けCDドライブが有れば、光学ドライブはそちらを使えば良いのだから、買う必要が無い。
ちなみに、最近のマザーはFDDに頼らずとも、WindowsやBIOS上からBIOS更新が
出来るようになっているものが有るので、マザーは購入前に念入りに調査されておくことをお勧めする。
ECSのA740GM-MはVistaであればWindowsからBIOS更新が可能。この場合はxpであり、
そのような方法でのBIOS更新は出来ないので、もしここで紹介しているのとは違うCPU(Phenomや
新型のSempron等)を検討されているのであれば、
事前に対応CPUを調べておくと良い。
このマザーは私が調べた範囲で一番安かったもの(購入した時点の為替レートでサンキュッパ
(3,980円)!)だが、他のマザーを検討されている方で、主にビデオ性能がご不満の方はちょっと待った。
本稿は価格を優先して調査しているため、ビデオカードについて触れていないが、
PCI-Eの最安ビデオカードは1,000THB
~買えるので、マザーと合わせても2,500THB程度に収まるのだ。

他に考えられるオプションとして選択肢の幅について、カテゴリ別に下にコメントする。
なおAM3で組むとなると、CPU,メモリ,マザーの合計価格で2
~3,000THBは確実にUPするだろう。

カテゴリ メーカー モデル 備   考 価 格
CPU もっと値段を下げるのであれば、Athlon LEやSempronという選択肢もある。
但しシングルコアなので性能は落ちるが。
メモリ DDR2-800と1066の値段を比べて、安ければ1066でも良い。
マザーボード 内臓VGAやLANの性能がご不満な方は、780Vはいかがだろうか。
(AM2+版の780Gはすっかり見なくなった)但しそれだとマザーの価格が
2,000THBは超えるだろう。Radeon HD2100はGeForce換算で8世代ではあるが、
Vistaはさすがに少々苦しかろうと推測する。
内臓VGA マザーボードの項参照
CDD バルクで良ければ750THB
内臓LAN マザーボードの項参照
電源 これは絶対DTECH製(格安価格帯としては)を選んでおいた方が良い。
パンティップ・プラザの上階に行くと、いわゆるバルク品や中古品が
ガラクタ同然に並べられており、余りの安さに管理人も数回手を出したが、
9/2の記事)ろくなことにならないのでお勧めできない。中には中古品を
綺麗に再梱包して再販する等、購入しない限り素人目では見破れないような、
やや悪質(?)なものも有る(当然聞けば”ムー・ソーン(中古品)”と答えてくれるが、
英語が通じない場合もあるので、観光客には厳しい)。
Monitor 20/21インチのものも4,000THB~あるので、そちらの方が良いかも。
OS 良く考えてみると、これが一番値段が高い(モニタは融通が利くので別と考えたい)。
OSは組み換えであれば入れ替えが効く(電話で認証コードを入力し直す)ので、
日本から日本語版を買って来ているのであれば便利。
そもそも英語版
はちょっと・・・という方はタイでの自作は諦めた方が良い。

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