■2009年10月25日:プーケット国際空港の電光掲示板
妻と一緒にプーケットに旅行してきた。
滞在中快適だったのはさて置き、帰りのプーケット国際空港では酷い目に遭った。
ごった返していた上にエアコンが効いておらず、おまけに飛行機の出発も遅れていた。
ラウンジも混んでいて座れる席が無かった。案内した従業員も席の空き具合など関心が無いようだ
(後で私達が出てきてから、ラウンジ内の飲み物・食事を持ち出して良い、とのお沙汰はあったが)。
エアコンは壊れたのではなく、要するに停電で、私達が居る間は回復しなかったので、
恐らく半日あまり動いていなかったのではなかろうか。
「電気が使えず皆様にはご不便をお掛けしてしまっており、誠に申し訳ありません」と
アナウンスはしていたが、何時に復旧するとは言わないところがタイ人らしいと言えばタイ人らしい。
その上、土産物屋も閉まっていた。さらに人もいないのか搭乗ゲートも無秩序状態で、割り込みし放題。
航空会社の従業員も、自分の仕事をしていない。
優先搭乗ラインの乗客の分際で、私の前に割り込もうとしたタイ人に、
思わず「並んでんだよ、列があるのが見えねえのか」と言ってしまった。
もちろん相手(生意気そうな女だったが)はすごすご退散した。
小学生と同じで、タイ人でも怒られれば分かる。というか、怒られればさすがに罪を認めるのである。
割り込みはタイ人の得意とするところである。ゆとりがあるんだかないんだか分からない。タイ人万歳。
ところで待つ間に何度も停電し、離発着便の案内をする電光掲示板も何度も落ちたのだが、
その起動画面を拝むことが出来た。なんとCyrixのMMX MediaGX 300MHzなるCPUを搭載し、
DOS駆動していた。限定用途であればこのスペックでも問題無いのだろう。
CPUの表示画面には撮影が間に合わなかったが、 MS-DOS 6.22と表示されている。
電光掲示板のワークホース的な役割を示す一例。液晶モニタのくせに画面が焼き付いてしまっている。