■2010年9月12日:クールなガジェットを紹介
わざわざ私が取り上げなくても「そんなの知ってるよ」と言われそうなのだが、
皆が知っているわけではないだろうから、ひとつWindowsのGadgetを紹介する。
その名も「All CPU Meter」。CPUやメモリの現在の使用量を表示してくれる。
優れているのは、マルチコアでも認識してくれる点。
見ていると、結構コア1以外を使いに行っている。
というよりFerrari oneのAthlon X2 L310はCPUの表示欄にずーーっと1200MHzと
表示されたままなので、ここはCPUの定格を表示する欄なのかと思っていたら、
Phenom II X2 550BEは775MHzとか千何ぼ等、頻繁に変化していた。
要するにL310はテンパっている、ということなのだろう。
モバイルCPUはクロックが低い分フル稼働である。
私自身、マルチコアというのは普段使いで本当に有効に活用できているのか?
懐疑的だったので、これは便利なツールだ。
メモリの使用量も搭載量が同じ4MBでも、
Ferrari OneのAthlon X2 L310ではしばしば2MBを超えるのに対して、
Phenom II X2 550BE搭載のデスクトップだと、1MBそこそこしか使用していない。
このことから、CPUが高性能だとメモリに対する依存が低いことが分かる。
良くメモリを大量に積む人がいるが、闇雲にメモリ搭載量を増やしても効果は少ない。
この間まではPhenom II X2 550BEをコア解除して3コアで使っていたのだが、
実は最近メイン・マシンの調子が悪い(先日HDDを換装したが、その後も再発した)ので、
原因はこれではないかと考えて、2コアに戻して使っている。
2コア/3コアのパフォーマンスに差があるようには感じられないのだが、
200、300MHzのクロック向上で効果があるとも思えない。
これ以上のパフォーマンス・アップを望むには、やはり4コアしかないのだろうか?
ちゃっかり「AMD」と表示してくれるのがニクイ。
Vistaでも7でも動作する。
関連リンク:
All CPU Meter V3.1 (16,12,6,8,4,3,2,1 Core)