■2010年10月1日：Lian Li PC-V351A Review

先月購入した、Lian Liのアルミ製キューブ・ケース。本体重量3.7kg（実測）。
価格は3,900THBで、当日（9/19）の為替レート2.792をかけて10,889円。
日本で\16,890〜\19,190 (coneco.net)で販売されていることを考えるとかなりお得だろう。
現行モデルはPC-V354なので２世代前の型落ち品がタイに流れてきたのだろうか。
中に入れるにしても余っているパーツは電源くらいしか無いのに、買ってきてしまった（笑

	MicroATXに対応。 ドライブ用の5"、3.5"/5"共用ベイは側面に配置されている。
	高級ケースの定石通り電源は付属しないが、 ファンが３つも付いているのは嬉しい。 ケース内に転がしてあるファンは、背部のHDD冷却用。 トレーを引き出せばマザーにアクセス出来るように なっているようだが、実際には配線があるため、 側面パネルを開ける必要があるだろう。 本来試してみてから紹介するべきなのだが、 奥行きは300mm確保されており、大型のビデオカードも 積載可能だ（と思われる）。 ケース内部は意外にも面取りされていないので、 作業時には怪我をしないように十分注意したい。
	比較対象にビデオカードの画像を掲載。
	５インチベイはノッチで固定されており容易な着脱を 想定しているのだろうが、着脱ともにやり難い。 このノッチは左右非対称でベイカバーを逆さまには 取付られないようになっており、 写真○部に矢印が打刻されているのだが、 このノッチが左右非対称というのがまたやり難い。
	3.5"と5"兼用ベイの裏側。
	正面に付いている12cm角ファンはビス部に ゴム製パッキンが付いており、着脱が容易になっている。 さらに、配線迂回用に設けられたラッチまで付いている。 ニクイ、憎すぎるっ！
	裏面。FANとマザーボードトレイは取り外してある。
	裏面クローズアップ。右側3.5"のHDDベイには、 専用のHDD用の長ビスが付属しており、 HDDを「カタン」と落とすだけで固定できる仕組みのようだ。 着脱が容易な反面、搬送時の脱落には注意が必要だ。 左側には3.5"/5"兼用ベイ側面の手回しビスが見えているが、 これを回すと・・・（下写真に続く）
	3.5"ベイの手回しビスを緩めるとベイをせり出せるようになっている。 何のための機構か不明だ。そもそもちょっと見ただけでは このベイの取り外し方が分からなかった。

	＜細部写真＞

	なかなか絵になると思うのだが、 いかがだろうか・・・？
	こんな使い方もある、お立ち台。 我が娘は甚だ迷惑そうな顔をしているが。 小便などされたら堪らない。
	付属のビス群。
	パッケージ。 バリエーションは３色しか表示されていない。
	パッケージ裏面の性能緒元、日本語版。

全体として機構的な出来はさすがに日本製のケースには及ばないが、
質感はSOLDAMのケースに通ずる男心をくすぐって止まないイカしたケースだ。
何より価格を考えれば十分に投資価値がある。
早く組みたくて仕方がないが、組んでしまったらお楽しみも終わりなので躊躇している（笑

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