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■2010年9月19日:パンティップ・プラザ最新ニュース

妻が義姉さんの誕生日でお祝いに行くというので、例によって私は別行動でパンティップ・プラザに出張して来た。
普通に考えて私が妻に同行しないのはおかしいのだが、この旅は以前から予定を話してあったので問題無く発たせてもらった。
HPの更新が私の使命であることを彼女は半ば呆れつつ許してくれる。理解ある嫁を貰って幸せである。
本当のところは、今度こそ以前から予告済の「Nile」搭載ノートのレポートを、という意気込みだったのだが、惨敗した。
こちらも近日中にまとめてUPする予定だ。

行きしなの話だが、例によってトンローでタクシーを拾ってニュー・ペップリー通りをパンティップに向かった。
通常この通りを真っ直ぐ行けばパンティップに到着する。ところが、時々シーロム付近、セントラル・ワールド
(現在伊勢丹のみ再オープン済)方面に曲がる道(ラーチャダムリ通り)がある交差点で、
通行止めされていてコの字に迂回しなければならないことがある。
迂回路の方が混んでいるのにである。
こんな感じ↓

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が本来の進路で、が迂回路。デモだかテロだかが終息して以来、私も含めて能天気な連中が再び町を闊歩しており、
この赤色部分は徒歩でも苦しいほどに混雑していた。中国やベトナムでもそうだと思うのだが、
発展途上国は乗り物が優先される恐ろしい社会なので、徒歩の場合は十分注意したい。


9/15、日銀が為替介入し、16日タイバーツは1THB = 2.70円→ 2.78円と大幅に上昇した。
1日でこんなに値動きするのは今まで見たことが無い。私など朝と晩の相場の差を見て腰を抜かした。
冒頭で匂わせておいたが、あわよくばノートの購入を考えていた私はじりじりしながら為替相場の動向を注視していたのだが、
9/18には2.792円にまで値上がりした。2万バーツの買い物をすると考えてみよう。
20,000THB x 2.70JPY = 54,000円
20,000THB x 2.79JPY = 55,800円
2,000円近く違うのである。今回高額の買い物はしなかったから良いようなものの、
経済に対してどんな影響があるのかは知らないが、私のような一消費者にとって、
日銀の為替介入など「大きなお世話」だ。将来の収入より、目先の支出なのである。

お前ら同じ日本人から金を巻き上げてそんなに楽しいか
オレの事情なんて知るわけないって。

まずはコンパニオンの紹介から。
3Fで撮影。彼女は例によって”ASUSガール”。
「Intelは好きですか〜?」と客に声をかけて「好きです〜!!」と
元気よく答えるとIntelキーホルダーを貰えるようだったが、
私は嫌いなので挙手しなかった。
1Fの、左下写真の店「TKCOM」の脇の店で始まったプロモーション。
これまた「Intel」イベントだったが、名乗る前にボールペンを貰ってしまい、
罪悪感を感じたのだが、市販のものだったので問題無いと判断した。
最近同僚に病気(AMDに関して)だと言われたが、望むところである。
ところで何故タイのキャンギャルはこうも普通なのだろうか?

パンティップ・プラザ完全ガイド」で紹介した1Fに店を構える「シアオ」店、
「TKCOM」(当時は店名など気にしていなかったw)。
最新パーツをいち早く取り入れ、価格帯の比較的高い1Fにありながら、
そこそこの価格(もちろん下のJIB COMPUTERよりは高いのだが、
当然重複しない商品もある)で目玉商品を提供する店だ。
1Fには高級PCケースを販売する店が何件かあり、今回私もこのLian Liの
アルミのキューブ・ケースを前にwebで見て欲しかったこともあり、
中身に入れるパーツもないのにPC-V351A(シルバー)を購入した。
写真の赤というか燕尾色のタイプが文字通り「シアオ(感じる、疼くの意)」
だったのだが、この色だけ4,500THBと他の色(黒とシルバーは3,900THB)
より高額だったので、以前Lian Liのアルミ/黒のケースを使っており、
黒はアルマイトでは無く傷付くと塗装が剥がれるのを知っていたので、
シルバーを選んだ。ゴールド色が欲しかったのだが、
パッケージにも記載が無く、販売されていないようだった。
3,900THBというと、2.792をかけて10,889円。日本で\16,890〜\19,190
(coneco.net)で販売されていることを考えるとかなりお得だろう。
この手のものは在庫が無くなり次第販売終了なので、
買えるときに買っておいて損はない。なおレビューはまた後日。

3F「J.I.B. COMPUTER(前回前々回色々買った店)」の
CPU最新価格。微妙に値下がりしている。
Phenom II X4 970BE(日本で23日発売予定)は
未登場だったが、
同じく日本ではラベルの誤植で発売が延期されたという
X6 1075Tは既に売られており、現物も確認した。
この店のHPには数日前から価格が掲載されていた)

一連の自作で消耗したグラス・ワッシャーを補充目的で購入した。
1パックにこれだけ入って20THBは安いし、グラス・ワッシャーなど
タイではなかなかお目に掛かれない貴重品。
一緒に写真に写っているFANも新品だった。
建物奥のエスカレーターを3Fに上がったところにある店。


他には一般には未だ正規版が販売されていないIRON MAN 2の海賊版DVDが既に売られていた。
パッケージの元は完全にDVDソフトの体裁を成しており、タイ語表記があることからタイ市場向けのタイトルと推測出来るが、
普通の店で聞くと「今月末の入荷です」と言われるものを何処で手に入れて来てコピーしているのだろうか?
税関なり卸なりに違法業者が居て、横流ししているとしか考えられない。
正規版が250THBからどんなに高くても500THBで手に入るタイに於いて、たかが150THBでもわざわざ海賊版を買う必要は無い。

ところでパンティップ内でトイレに行きたくなった場合、タイではこの手の商業ビルは何処も似たようなもので、
紙が無かったり水が流れなかったり、下手をすると配管自体されていなかったりするのだが、とにかく汚くて女性や、
我々男でも大をもよおした場合などさすがに「もうこんな国は嫌だ!!」という気になるものだが、
ビルを出て右(ラチャテウィー側)に少し行ったところに、今は宝石店が建設中で分かり難くなっているがホテルが有り、
そこのトイレは空いていて清潔だ。

今回は帰路は真っ直ぐニュー・ペップリーからトンロー方面に帰ってくれた。やけに礼儀正しい運ちゃんで、
やはりスクンビットに折れる連中は小遣い稼ぎなのか。
余談だがふっかけてくるタクシーには、例えメーターを倒すように応じても乗るべきではない。
元々邪な考えを持っているわけで、私の場合で降りるときにチップを要求されたり(もちろん遣らないが)、
酷いときは、目的地にほど遠いところで止まったのでどうしたのかと思っていると、「故障した」と言われ、
嘘付けよ、ならお前はどうやって帰るんだよ?と思ったのだが知らないところではなかったし、
面倒臭いので降りてやると、案の定タクシーは何事も無かったかのように走り去った。
トラブルで言えば、悪気の無い運ちゃんでも「ガス欠しちまった(その時はマジだった)」なんてこともあるので、
外国でタクシーを拾うときは十分過ぎるほどの用心が必要だ。

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