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■2011年2月27日:Mount&Blade Warband その後@

前回Mount&Blade Warbandの記事を載せ、その後が気になっている読者も多いのではなかろうか?
(え、そんなことないって?)、そこで、今回から4回に分け続編を掲載したいと思う。
途中、別の記事を挟むかもしれないが、気長にお付き合いいただけたらと思う。
第一回目の今回は、まずは全般的な事柄から。

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捕虜の敵将の数は一時24人を数えた 遂にスルタンの寵愛もMAXの100に
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カーギット・カナートとの戦いも破竹の勢いで
勝ち進み、彼の領地も残すところ2つ3つのみ
となったところで、突然停戦が結ばれた。
全く、白ける展開だった。
スワディア領のある城を落とした際に、
自らが座るべきと考えていた王座に
見知らぬ女が居た。事情は興味が無いので
知らないが、この女は自分が本来の
サラン朝の統治者だと考えているらしい。
そんな話はどうでも良いのだが、
本ゲームではこの手の隠れた主人公が
各国におり、これに仕えることで”独立国家”
プレイとなるが、私には今まで面倒を見てくれた
スルタンを裏切る気などさらさらなく、
自分自身1国の国家元首ではなく、
ある一定の枠を与えられてこそ
真価を発揮できるのだと自覚していたので、
こんな高飛車な女にへこへこするのは
まっぴらごめんだった。
しばらくするとこの女は姿を消していた。


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新兵のために裸族と戦う。
良く見て欲しいのだが、プレイヤーは兵士達の
上に乗っかっている。
断崖絶壁に立つ兵士
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あり得ない機動を行う騎兵。 砂漠の蛮族のアジトを襲撃する。
プレイヤーは手下に任せて高みの見物である。
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こちらは海岸沿いで海賊のアジトを襲撃。
NPCは弓を持たすとそればかりになるので、
少々マンネリ化する。
攻城戦にて。
敵兵が落下しているように見えるが、
こちらに向かって来ようとしているところ。
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攻城戦では、梯子や櫓から突入するまさに
そのタイミングが勝敗を決する、まず一つの
重要な決め手となる。梯子の向こう側に
塀や柵がある場合、梯子を上りきる瞬間、
その上に飛び移る。そうすると、
敵兵は手が届かないので、こちらが
一方的にバッサバッサと薙ぎ倒せる。
そして後続の兵を導くのだ。
あらかた敵を倒したのに攻城戦が
終了しない場合、
未だ敵兵が生き残っているということだ。
味方の兵が敵兵が居る方向に走って行くので
付いて行くと、
敵の最後の1兵はあんなところにw
右上で思わず味方の兵もずっこけている。


攻城戦後の話だが、諸侯は城を占拠後、直ぐに立ち去ってしまう(大抵は祝勝パーティーのためだ)ので
領主が決まるまでプレイヤーが見張り番をしていないと、直ぐに敵将に奪い返されてしまう。

また城を攻略中は攻城塔を建設するのに何日も掛かり、
その間多数の部隊が釘付けになってしまうので
(一旦対象の城から離れると作業はまた一からやり直しになる)、
プレイヤーが周辺の警戒に当たらなければならない。
プレイヤーが攻城戦を行う場合、単独でも行えるので自分の島の心配だけですむのだが、
諸侯連中が遠征として攻城戦を行う場合、奴らは根性がないので単独では出来ないのだ。

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ついに宿敵カーギット・カナートを滅亡させた。
このゲームでは領地が無くなった勢力は
自動的に滅亡し、諸侯は路頭に迷うか
何処かの勢力に拾われるまで
データー上の数値と化す
プレイヤーの恋敵、グラセンがスワディアに
寝返った。当然、この後彼とその不運な
部下達を叩きのめしてやった。
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グラセンの間抜けは居城ごと寝返ったので、
いち早くヤツのホワイト・ハウスを接収して
やることにした。ところが・・・
今までカーギットやスワディアのちょろい
おとぎの国の城しか相手にしていなかった
私の前に、砂漠の過酷な城が立ち塞がる。
その姿はまるで荒鷲の要塞だ。
こんな堅固な城を落とせるのだろうか?
我がサラン朝とスワディア王国の軍勢が
近接し、おこぼれにあずかろうとノード王国の
軍勢も画面の端っこに現れた。
激戦が始まりそうな予感。
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城を包囲している間、
後方で農民が右往左往している
スワディア王国も残すところ
最後の城1つのみとなった。
全戦力が集結している。
・・・といってもここまで勝ち進んできた
プレイヤーにはものの数ではないはずだ。
クリックして拡大 予定通りスワディア王国も滅亡した。


次に領地の話。領地の決定には概ね3日程度掛かる。
この間に各諸侯間を回って、オレは誰を応援するだの推薦するだのと聞いて回るのだが、
プレイヤーも諸侯と会話して誰に肩入れするかによって好感度がUPするので、
これは諸侯に対するポイントを稼ぐチャンスでもある。
しかし最終判断はスルタン次第で、彼は頑固でこの諸侯間の噂話は全く考慮に入れられない。
それはある意味誰にポイントを入れられても、実際にその相手の領地になるとは限らないので、有利ではある。
ただスルタンの意向は聞いておかないと、誰の領地になるかどうか分からないので彼と会話する必要は有る。
諸侯は通常、居城付近をぐるぐる回ってパトロールするのだが、
周辺何箇所かをある諸侯一人に牛耳られてしまうとこの点で不便だからだ。
その意味では離れた2点を結ぶ居城を持つ諸侯は哨戒範囲が広くなるので便利である。

プレイヤーのスルタンに対する好感度が上がってくると、プレイヤーが申請すれば
ほぼ確実にその領地が手に入るのだが、貰い過ぎると
「お前にはもう沢山やったぢゃねえか」と言われて貰えなくなるので、
ほどほどにしておかないとやがて本当に所望する領地が貰えなくなる。
基本的には、領地を持っていない臣下優先、名声が高いものには相応の褒美を、
という方針に基づいているらしい。
君主に臣下として仕えている場合、自分の領地を仲間の諸侯に配ったりすることはできないので、
領地をリセットしたければ、無防備な状態にして一度敵に奪わせて、
さらに奪え返してスルタンに再分配して貰う必要がある。
私はこれを大量にやって、貰いそびれた諸侯の離反を招いた。

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攻め落とした敵の領地を臣下の誰に与える
心づもりでいるのか、スルタンに聞いてみた。
これを怠ると、
そこはスルタンの領地になってしまう。
スルタンは大変頑固なお方である。
セーブデータを戻してから再確認してみたり、
しばらくしてからまた問いかけ直すと、
心変わりしていて他の配下を
選んだりすることもあるので、要チェックだ。
もちろん、プレイヤーが武勲を立てていれば
プレイヤーを指定することもある。


クリックして拡大 あるとき、軍師を務めないかと持ちかけられた。
これは、それまで軍師であった人物の降格を
意味するものなのか、それとも任期制なのかは
不明だが、大きなターニング・ポイントである。
軍師になれば面白いかもしれないが、
その他のイベントを行えず、
一番痛いのはスルタンの領地の采配に
口を挟めなくなるので、私は辞退した。
だいたい、サラン朝が大陸を縦断する
勢力となった今、
喧嘩を吹っかけてくる敵などいないのだ。
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軍師になると遠征の手配や各諸侯それぞれに
指示(何処に行けとか何処を警戒せよ等)
できるようになるが・・・
断ってくるアホもいる。
己のビジネスが軍師の命令よりも重要と
のたまうとはいい度胸だ。

遠征の手配は各諸侯にじかに会って指示しなければならないため、
他の諸侯が軍師である際にゲーム内で自動で行われる遠征とは
だいぶ感覚が異なり、不利な感じだ。


それから徴兵についてワンポイント。当然だが村の好感度がマイナスだと徴兵が出来ない。
また+の場合、その+の程度によって応募してくる人数がUPする。
村に対する好感度が0〜4の場合、募集に応じる人数は0〜6人である。
好感度がそれ以上ある場合、私の場合最大で13人応募してきたことがあった。

最近気が付いたのだが村のデザインというのは各村によって全て異なる。
これには驚いた。下写真は夜分に訪れた砂漠の村々。中々良い雰囲気を出している。

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プレイヤーが結婚式の支度やらなにやらをしている間に、ある諸侯の離反があった。
プレイヤーとの友好度(62)も高い、ムニル殿である。
セーブデータを巻き戻して彼が離反する直前に戻して彼の動向を探ったところ、
確かに怪しい行動をしていた。
このゲームでは諸侯の離反や参入や開戦や停戦や小間使い的なクエストの発生は
常にランダムであるため、何度もやり直したが彼が領地を捨てるか領地ごと寝返るかの差こそあれ、
袂を分かつことに変わりはなかった。
彼は常に単独で敵地の斥候を行うような人物であったので、
スルタンのやり方が気性に合わなかったのだろう。
とはいえ出て行った諸侯が戻ってくることもある。それを待ちたいと思う。
グラセンのような阿呆が戻ってきた際には、セーブデータを戻したが。

諸侯には諸侯同士の友好度というものがあり、親密度が上がってくると彼らとの会話で
誰が友人で誰が嫌いなのか聞き出せるようになってくるので、
彼らの話に注意深く耳を傾け、関係を見抜くことが重要である。

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ムニル殿の軍勢がスワディア王国の
国王の軍勢と交戦を始めた。見ると、
彼自身は既にのびており、
彼の配下にマムルークは
たったの6騎だけで、後は雑兵ばかり。
敵の軍勢も似たようなものだが、
まあ無茶をするものだ。
単純に彼我に戦力差があると逃げ出す
諸侯が多い中、果敢にも戦いを挑んだ
彼の勇猛さを買って、
このピンチを救ってやることにした。
気さくなセリフで感謝の
気持ちを述べるムニル殿。
2枚目の男前なので、是非とも仲良くして
おきたいところだ。
仲間の諸侯にムニル殿を救ったことを話すと、
彼の好感度もUPした。
プレイヤーの部隊はオール・マムルーク・150騎だったので、スワディア王国のヒヒ爺の蟹のような雑兵など、
モタモタしているムニル殿の歩兵を尻目に地ならしをするように蹂躙してやったのだが、
戦闘で面白いのが、軍勢によって指揮官の戦い方が異なる点。
例えばサラン朝の隊長は必ず先陣を切って突撃するのだが、対してカーギットの将軍は常に中央に位置する。
そして一番腰抜けなのはスワディア王国の王達で、彼らはいつも安全な後方か端っこに控えている。
だから、サラン朝の諸侯はノックアウトされ易いのだ。
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プレイヤーのかの親友、
ラケム殿もムニル殿とは
並みの仲ではなかったらしい。
彼の好感度もUPした。
ムニル殿がノード王国に移籍した直後の
勢力図。彼の居城がノード王国の
所属であることを示す水色に変わっている
(サラン朝は黄色)。同胞を殺すのは
忍びないが、こういった不満分子は速やかに
鎮圧しなければならない。
寝返った直後のムニル殿のステータス画面。
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寝返る直前に巻き戻して彼の動向を探る。 領地をパトロールしているとのこと。
折しも新しい軍師が遠征を始めたところで
あるが、彼は参加していないとのこと。
何故なら、現在のところ
我らには敵などいないのだから。
別のタイミングにて。
やはり領地のパトロール中とのことなのだが、
目下彼は独立を計画しているとのこと。
我が国では何も予定が無いようだから。
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次に何か不満があるのか聞いてみた。
まずは友達であるヒワン殿との関係について。
あいつにはオレの女に手を出すなと
言ってやったところなのだそうな。
次にウガイス殿について話を聞いた。
彼と喧嘩をしたことについてスルタンに
自分の野蛮さを窘められたとのこと。
以上、なるほど、これは寝返っても
おかしくないな、ということが分かったところで、
移籍後の彼をその居城付近でつかまえて、
変心を問い質してみた。
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ラグナー王(ノード国王)について、
どう思っているのか?
はっ、ヤツにはそのうち良い部下達に
恵まれているな、と言ってやるさ。
・・・
そんなことを聞いているわけではないのだが。
オレはこの国についてはしばしば将来を
案じていたものさ・・・
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いいだろう。では聞くが、
あんたはオレ達のスルタン、
全カルラディアの長、ハキムに忠誠を誓った
のではなかったのか?
何故オレがスルタン・ハキムに従わなければ
ならないのだ?
この質問はどれを選んでも同じことなのだが、
順に訳しておく。
1.カルラディアの古の法と慣習に従って、
  彼は王だからだ。
2.彼が王なら、全ての人間の権利を公正に
  扱うからだ。
3.彼が王なら、あんたが貴族であることと、
  その権利を認めてくれるだろうからだ。
4.彼はカルラディアを統一し、この戦乱を
  終わらせることが出来るからだ。
5.彼はあんたに領地を与えただろう?
最前の質問をかわすと、その質問について
さらにムニル殿に訊かれるが、それも
やり過ごせば先の質問をやり直せる。
もっともどれでも返事は同じなのだが。
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全くだぜ。続けてくれ。 オレのおやじ(現在の君主)はうつけだが、
あんたの取り巻きについちゃ
オレはどうでも良い
あんたはカルラディアの統一について
話しているが、もしオレがあんたに
それが出来ると考えていれば、
興味深いと感じたことだろうよ。
だがこの先もそうだが、あんたには出来ない。
クリックして拡大 クリックして拡大 昨日の友は今日の敵。だが、
願わくば彼とは剣を交えたくないものだ。
最後に、気を付けろよ。
誰かの忠誠なんて、それが良きにしろ、
名声を得るために簡単に君主を
乗り換えるなんてのは良くないことさ。
だが、皆分かっていることなのさ。
意味深なセリフである。
ここで彼に心を決めさせる質問が表示される。
オレはラグナー王に引っ付いていることに
決めたのさ。もうこの話はしたくないね。
そういう生き方もある。仕方がない。

確かに、我がサラン朝に転がり込んできた諸侯でも、領土が手に入りそうにないと見るなり
直ぐに出て行くような常識知らずな輩もいる。
かと思えば、グラセンのように所属国が滅ぼされたもんで、のこのこと出戻りを希望するバカもいる。

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カーギット・カナート滅亡後、そこの諸侯達は
次々と各国に逃亡した。
我が国にも何人か投降してきたが、
別にグッド・ニュースでも何でもない。
バカ・グラセンがおめおめと戻ってきた。
こんなカスは要らないので、
私はセーブ・データを戻した。


次回は、婚活の裏工作として、狙っている淑女の父上やその兄弟と
お友達になるテクニックについて紹介したい。



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関連記事:

Mount&Blade Warbandを紹介する。トルコのディベロッパー、TaleWorldsの作品。どんなゲームなのかというと、内容をものすごく要約すると、3D版の信長の野望みたいな感じ。もちろん最近のゲームなのでアクション・シーンもあれば舞台は架空の世界だったり、日本語圏はないものの色々な事が出来たりと奥は深いのだが、売りはゲーム・タイトル通り、「騎馬戦」。国産ゲームが嫌いな私には久々にヒットした作品だ。最近スタンド・アロンで面白い作品は本当に少ない(本作はもちろんマルチ・プレイに対応しているが)。オンライン・ゲームは、ツボにハマってしまうので、妻帯者となってしまった今では対象外なのである。■2011年1月26日:Mount&Blade Warband ゲームの紹介


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