■2015年7月28日:SoltekのGolden Mother
前にも色モノ・マザーを紹介したことがあるが、今回はまた別の路線から攻めたいと思う。
昨今ではマザーボード・メーカーはだいぶ淘汰が進んだが、その昔、Soltekなるメーカーがあった。
手堅い作り+高コストパフォーマンスを基本としつつ、SATA時代にISAバスを搭載したり、
豊富なオーバークロック機能を搭載したりと、ASUSやGIGA BYTE等主流からは一歩離されつつも、
一世を風靡したメーカーだった。同社は2006年頃には事業を畳んだようだが、
そんなSoltekの会心作がコレ、金色基板のマザーだ。
nForce2を搭載し、2003年頃のリリースだったと思う。
上の画像2枚はそれぞれ異なる機種で、nForce自体モデルが複数あったが、さらにLANだのSOUNDだのの 有り無しによって、何種類にも分かれていて、私もそのうちの1枚を持っていた。 確かそれこそPC SUCCESSあたりで買ったような? ところがこのマザー、私とは反りが合わないようでどうにも起動できず、当時はメモリのせいか何かにしていたが、 結局捨ててしまった。その後CPUはそのままに別のマザー(確か、MSIのnForce2 Ultra 400搭載のもの)に載せたところ、 例のCPUとクーラーの間のグリス不足だか塗り過ぎだかが原因と判明し、悔しい、というか情けない思いをしたものだ。 |
SoltekのマザーはApollo KT133以来、最後はAthlon 64 3500+の世代まで、
私はどちらかというとSiSとかVIAといった、格安チップを搭載したマザーを選んでいたので、
私のマザー歴の中でもかなりの頻度で使用してきた。
SL-K8TPro-939はプレス打ち抜きの銘板が付いていた。
惜しい老舗メーカーを失くしたものである。
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