■2017年4月14日:FRAY
子供のころ、MSXを持っていた。YAMAHAの白いボディの奴だった。
お年玉で買ったのを覚えている。1万円か2万円だった。
うちにはファミコンはなかった。
MSX2も持っていた。但し、フロッピー・ディスクは付いていないモデルで、
Panasonicだった。ではどうやってセーブデータを保存するのかというと、
テープレコーダーだった。
もちろん別売りで。
そのころになるとROMカセットタイプのゲームは減り、
フロッピーディスクのドライブを持っていなかった私は、
指をくわえて見ているしかなかった。
何しろ当時、フロッピーディスクのドライブだけで3〜4万はしたのだ。
そのあとMSX2+だのMSXturboRだのが登場したのだが、
そのときにはもう我が家には98があり、
それは父のものだったが、それで一緒に遊んでいた。
さてMSXにはMSX FANだのMSX MAGAZINEだのといった情報誌があったのだが、
それをインターネットで見ているうちに思い出したのが
コレ、「FRAY」。MICROCABINというソフトハウスの作で、
MICROCABINは何とまだあるらしい(失礼!)。
当時のMSX FANの広告。このページはよく覚えていた。 ってこの絵が麻宮騎亜だとは知らなかった。 |
同じく作品紹介ページ。右側にロッドや魔法の巻物の詳細解説がある。 |
確か、これだけはMSXで先に登場し、98には後から移植されたらしい。
前述の通り私はMSXではプレイできなかったので、98でプレイしたのだと思う。
このゲームの特徴は、
・主人公のフレイがしゃべる(呪文詠唱時)
・(当時としては)美麗な魔法のグラフィック
だった。
またゲームシステムとしては、アクションゲームで、
レベルの概念はなく、
・攻撃手段は2つ
◎ロッド(杖)による攻撃・・・8種類のロッドがあり、道具屋みたいなところで買えるのだが、
矢印だったり炎の玉だったり色々あって、貯め打ちもできた。
◎巻物による魔法・・・これが上述の派手な攻撃手段。
・盾で防御力UP
・画面端に主人公の似顔絵があり、体力に応じて表情が変化する
そんなに難しくなかったような覚えがある。
youtube動画でも、前半でロッドの購入シーン、後半で様々な魔法が確認できるだろう。
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