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Blog in Bangkok@Thailand DVD&movie(映像)
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■2020年4月14日:スパルタカス(SPARTACUS 1960)

ラテン語では「スパルタクス」という発音になる、トラキア(バルカン半島南東部)出身の
古代ローマ時代の剣闘士奴隷の活躍を描いた映画。

例によって塩野七生も(「ローマ人の物語」文庫版第7巻)で紹介しているこの映画、
史実とはだいぶ異なるストーリーだが、リビアの情景など、
今は行きたくても行かれない場所の雄大な景色などを楽しむのもまた一興かと思う。

そして何といってもカーク・ダグラスのマッチョな肉体に
当時の女性たちはうっとりとしたことだろう。

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簡単なあらすじ紹介。

リビアの鉱山で使役されていたスパルタカスは、
カプアの剣闘士養成所にて訓練を受けていた。

心を通わせる女奴隷ヴァリニアもいた。
ある日そのヴァリニアは売りに出され、激怒したスパルタカスは仲間とともに決起し、
訓練所を制圧。

そのまま仲間たちとヴェスヴィオ山中にこもり、さらに反乱軍を集う。
彼らの軍勢はブリンディシに向かい、途中迎え撃つローマ軍も撃破していく。

このころ、ヴァリニアも迎えて、スパルタカスの人生は絶頂期だった。

しかし、終局を迎える。ローマ軍団の大軍との会戦で、
火炎を使った道具立ては良かったが、
予備部隊を持てないスパルタカスの軍勢は、
ローマ軍の増援から側面攻撃を掛けられ壊滅。

最終的にスパルタカスは磔にされ、悲劇を迎える。


反乱軍の兵たちが磔にされたのは史実らしいが、
実際にはスパルタクスの死体は見つかっていないそうだ。

役柄 俳優 下手な解説
スパルタクス カーク・ダグラス 本編の主人公。
クラッスス ローレンス・オリヴィエ 後に三頭政治の一頭となる政治家。
実際に法務官の立場でスパルタクスの鎮圧軍を指揮
ヴァリニア ジーン・シモンズ スパルタクスの彼女。架空の人物
グラックス チャールズ・ロートン スパルタクスの味方をする元老院議員。
架空の人物
ユリウス・カエサル ジョン・ギャビン 言わずと知れた、ローマの終身独裁官になる人物。
この時代はまだ元老院議員でも何でもないが、
映画のご愛敬で登場

ちなみに、カーク・ダグラスは今年、亡くなったらしい


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