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■2019年11月10日:タイの食玩

当然のことだが、タイでも景品付き菓子の類が販売されている。
その景品だが、タイではアニメは生まれていないため、
もっぱらスケール・モデルである。
その点では、日本とは違って子供の夢に対する方向性としては健全だ。
今回はそんな一例を紹介する。

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LAWSONに買い物に行ったとき、
ふとおもちゃに目がいった。
うっわー、懐かしいなぁ〜。ビッグワンガムを思い出すな、これ。
しかも船ときたもんだ。
昔、町田のなかじまでまだプラモが売られていたころ、
ハセガワのウォーターラインシリーズの長門だの瑞鶴だの霜月だの作ったなあ。
それにあれって、空母用の艦載機のセットがあって、そればかり何百機も持っていて、
零戦とTBFを混載したりしたものだった。

脱線したが、左端の写真のパッケージの解説をしておこう。
英語表記は知らないしどうでもいいので分らないが、パクるのが得意な中国の遼寧らしき空母だ。
その下のタイ語だが、買うときは軽い気持ちで買ったのだが、実は訳が難しくて、
無理やり訳せば「クラシック艦艇モデル」となる。
クラシックは当て字が使われている。
右下の2行は、「8種類全部今日中に急いで集めよう!」と書いてある。
随分好戦的なキャッチだが、価格はTHB 69(約 \243)だ。
高いのか安いのかわからない。
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パッケージ裏面。
ラインアップの解説が
されているが、
面倒くさいので訳さない。
スケールがバラバラなのが
受ける。
パッケージを開封すると、模型のカスみたいのと、
ヨレヨレの組み立て説明書もどきが入っている。塗装はおざなり。
が、菓子は入っていない。
おいおい、これっていいのか??
こういうもののルールって、なにかしらガムみたいなものでも、
申し訳程度でも入っていないといけないんじゃなかったか!?
・・・タイはそんなことは関係ないらしい。
組み立ては、はっきりいって
接着剤不要で篏合だけだ。
ニッパーは持っていたので
楽だったが、ニッパーなど
持っていないボクたちは
どうするのだろう?
爪切りでも使うのだろうか?
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組み立て完了。5分と掛からなかった。
滑走路はウレタンみたいな材質でできている。
しかし・・・艦載機がない!!
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そしてあっという間にマリーによって撃沈された。
これ、模型の側から見たら、マリーはゴジラみたいに見えるだろう。
ざまあみろ中国、といったところか。
艦橋だけはすぐ外れて飲み込まないように吐き出させてから、あとは好きにさせておいた。
マリー、中国の野望を打ち砕く!!

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