■2023年12月31日:昨今50年間の出来事
暮れにしょうもないことを思いついた。
私が「50」だというわけではないのであしからず(笑
アメリカの銃乱射事件などは、年中行事なので書かなかった。
これを見ると、日本がいかに平和かがよくわかる。
頭のいかれた人間(サイコパス)による事件はあるが、戦争や政変、反乱は起きていない。
戦争は悲惨なものだ。
サイコパスが起こす事件は、当事者だけだが、
戦争の場合、争う双方に憎しみがつきまとう。
【京王線刺傷事件に見る日本のサイコパス】
日本も最近、映画やアニメに刺激されたキチガイが起こす事件が増えている。
これを先述のように”娯楽で受けた影響を曲解した”で片付けることはできない。
なぜなら、そういう”若者”が増えているからだ。
この事件でも、加害者は人生の敗北者であることをうかがわせるような供述をしたらしい。
要するに、日本の社会が病んでいるということだ。
私は以前住んでいたタイのみならず、まわりの他のアジアの国なども見て回ったが、
今の日本は、定職に就いていないとまず間違いなく生き残れない国だ。
税や保険が義務付けられており、浮浪者になってもそれが追いかけてくる。
他の国はそうじゃないの?
そうではないのである。
タイなど、働いていない人はたくさんいる。
私の妻の実家は農家だが、それが生業ではない。
現金収入が途絶えるとしばしば収穫した作物で物々交換している。
前にも書いたが、例えば芋を都心から来た人が持ってきたエビと交換したりしている。
さらに、農作業をしながら、同一人物が消防士と警察官を兼務している人もいる。
他人に指図されずに生きる人生があるということだ。
もう一つの問題は、保釈・釈放された犯人が再犯罪に及ぶケースの多さだ。
死刑に処されることを犯人が願っているのに、すみやかに望みどおりにしてやらないシステムの不備。
21年にも、17年に起きた神戸市の殺人事件の犯人が無罪になった。
未成年だからといって、殺人者を野放図にしている。
おかしな世の中だ。
判断に慎重になっているというよりも、単に優柔不断で対応が後手に回っているようにしか見えない。
決断する人々は、他人事だから、責任を負いたくないのだ。
これも前にも書いたことだが、世の中には善と悪があるもので、
人の生き死に関する裁定だから慎重になっているのだろうが、
悪には果断に対処すべきなのである。
関連記事: