■2011年8月31日:で、結局AMDとIntelってどっちが良いの?・U
「U」シリーズの話題が増え、そろそろ本当にネタが無くなって来たのだが、
首記のお題について2011年版をのたまいたいと思う。
だいぶ前の話なのだが、ノートパソコンの新調を考えている同僚に
このように言われたことがある。
曰く
「オレも今度はあんたみたいに”AMD”って書いてあるヤツを買うよ」
これには吹き出してしまった。私は改めて説明してあげた。
「AMD」というのは単にIntel社の競合のCPU製造メーカーの社名であって、
性能を表す指標ではない。
むしろ、絶対性能ではIntel Core iシリーズの方が優れている。
で、「結局どういうことなの?」についてだが、
これから新型CPU、code name "Bulldozer"が登場するという時期に
AMDプラットフォームでマシンを組むバカはいないと思うのだが、
どうしても巷で言う”高性能”が欲しいのであればCore iシリーズ。
但し、いくらカタログ上、性能に開きがあっても、
現行製品の中で「べらぼうに違うぜ」とそう感じるほどのものはないので、
価格的に悩むようであればAMDでも良いんじゃない、というところである。
良くあるPC雑誌や記事には
「アップグレード用としては最適だ」
「アップグレードパスとしては十分有りだろう」
などという評価を見掛けるが、そんなこと訊いてねえよという感じである。
アップグレードをする場合は同じグレードの上位版を選ぶしかないのだから、
選択の余地は無いのである。そうではなくて、読者は新規購入するのに
どれを選べば良いの?ということが知りたいのだ。
私に言わせれば、技術革新著しいこの時代、1年も経てば”旧モデル”と
呼ばれてしまうような代物に、10万も20万も出すのは馬鹿げている。
特に妻帯者となってしまった今、CPUやグラボに2万も出費する気にはなれない。
安いAMDプラットフォームで十分だ。
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