PC Blog ■2012年7月18日：Witch Doctor (Diablo III)

■2012年7月18日：Witch Doctor (Diablo III)

前回伏線を張った通り、Witch Doctorでプレイを開始し、何とかNormal Modeをクリアした。
（その後Nightmareに行くより他のキャラでまた一からプレイした方が、
全体のレベルが向上するので、今はそのような試みをしている）

Diablo IIIの５種類のクラスの中でも、謎が多くイマイチ掴みどころのない
（そしてあまり人気のない）Witch Doctorがどんな能力を持っているのか探ってみた。

Witch Doctorの持つスキルは、まあいわゆる”魔法”なのだが直接的な効果のあるものが限られており、
要するに攻撃魔法？も、Wizardのように直線的なものがなく、真っ直ぐ飛ばなかったり、蛇行したり、
或いは届かなかったりする。またそのダメージも即効性ではなくじわじわ効いてくるようなものが多く、
率直に言って最初は戸惑ってイライラする。
特に序盤では攻撃手段が蜘蛛とか蛙しかなく、使えてせいぜい犬なので、どうしろと言うんだよ状態。

普通ならレベル20位に達するまでは、やる気がなくなってしまうのではないかと思う。
そんなWitch Doctorも、今書いたようにレベル20付近から徐々に強力なスキルを覚え始める。
レベル30に到達し、一通りのスキルを習得し終えれば、近中遠全てをカバーする
オールレンジなキャラクターになるだろう。
言い換えると殆ど攻撃魔法しか持っていないWizardと比較すると、
こちらの方が”魔法使い”らしいと言える。

ではここで全てではないがWitch Doctorの持つユニークなスキルの一部を紹介したい。
なお前置きするがDiablo IIIはどのクラスのどのスキルにも5段階の”Rune”というものが設定されており、
（初期のRune無し状態を入れて全6段階）キャラクターのレベルアップに伴い段階を追って解除されていく。
プレイヤーはこの内の一つを選んで使うことになる。
これらは、決して後半に行くに従って強力になる、というわけではないが同じ呪文でも効果の異なるものとなる。
例えば、一つ目のルーンではダメージUP、２つめではヒール効果が付き、３つめはcooldown時間が短縮される、
といった具合だ。消費マナの軽減や１発がマルチプル・ショットになる等もある。
Runeはいつでも切り替え設定が可能だ。
但し、いずれも間違いなく初期状態よりはパワーアップするので、どれかは選択した方が良い。


"Corpse Spiders"。本文で述べた蜘蛛というのがコレ。画像は第２段階目のRune、"Widowmakers"で（初期状態はRune無し）、１段階目が豆蜘蛛、小蜘蛛、そしてこれは”Queen”。残りの２段階で何処まで大きくなるのか疑問だ。この蜘蛛は子分として戦ってくれるのだが、その滞在時間は数秒で殆ど役に立たないが、思わぬ効果として選択した対象に纏わり付いて回るので、鬱陶しい飛行する敵などについては便利に使える。ある意味1st Skillの吹き矢よりマシだ。序盤はこれと吹き矢だけで凌ぐしかないという、何ともお寒い状況なのだ。	お次がこれも前段で紹介した蛙、"Plague of Toads"。画像は１つめのRune、 "Explosive Toads"。この金色の蛙はモンスターやオブジェクトに接触すると爆発する。初期状態では毒ガスを発生する蛙だが、 Explosive～の次の第２のルーンでは、単に１匹の大きなヒキガエルみたいのが出てきて、やはり１匹の敵を飲み込むだけなので、まるで役に立たない。このスキルは術者が前方に放り出すように蛙を放ち、継続して唱え続けると蛙の行列はどんどん前に押し出されて行くので、モンスターに囲まれた際などに威力を発揮する。スキルを発動する際に Witch Doctorが発する掛け声が、連続して使用するとまるで船頭の舟歌のように聞こえることから、脇でWizardを操る妻が爆笑していた。

"Firebats"の初期状態。このスキルは見た目の通り前方に火炎を伴うコウモリを吐く。DiabloIIのsorcelessのInfernoと同様のもので、使いどころが限定される上に、非常にマナを食う。	左写真の"Firebats"も、"Dire Bats"のRuneを取得すると、火球状の炎が使えるようになるので、グンと使い勝手が向上する。一見真っ直ぐ飛んで行かないように見えるが、キチンと標的を狙えば命中する。またこの炎は貫通する。対ボス戦ではこれが一番有効。 ”Firebats”のスキルはこれ以後のRuneではまた使えないスキルに戻ってしまう。

"Hex"の"Hedge Magic"Rune。この呪文は良く分からないのだが呪術師のようなマスコットを召還し、こいつは１対の敵を鶏に変える。鶏になった敵は数秒すると元の姿に戻ってしまうので意味が分からないのだが、Hedge MagicのRuneではHexの登場時だか退場時に術者の体力を回復する効果がある。	"Big Bad Voodoo"。パーティ・メンバーの能力値を一時的に引き上げる効果があるが、シングル・プレイ時には意味がない。

"Locust Swarm"。前方数メートルの標的にイナゴの大群（？）を浴びせかける。どんな効果があるのかイマイチ不明。	これはスキルではないが Signature Helm（笑）の”QUETZALCOATL（読み方が分からない）” を入手してご満悦の画像。

次はWitch Doctorの子分達を紹介しよう。画像は比較的初期から使える "Zombie Dogs"。文字通り犬であり標準では犬は３頭。後にPassiveスキルで犬は４頭に増やせるが、元々あまり強くなく、後半戦ではより強力な呪文が使えるようになるので、不要になってしまう。	こちらは"Gargantuan"、ゾンビ種らしいがGolemのようなものだ。２つめのRune、"Wrathful Protector"を入手すると対ボス戦でGargantuanも巨大化してくれるので、非常に頼りになるフレンドだ。

Diablo IIでお馴染みのFetish。レベル30で習得する"Fetish Army"でも召還可能だが、20秒しか一緒にいてくれないしスキルのcooldownに2分も掛かるので、あまり使い勝手は良くない。Fetishそのものは馬鹿みたいに強い、というわけでもないし、Passiveスキルでも攻撃の都度数%の確立で数匹のFetishを召還可能、というものがあるので、 Fetish Armyを選択する価値はあまりないだろう。	"Wall of Zombies"。Diablo I・IIのFire Wallよろしくゾンビが壁になって地表から敵の足をすくってくれる。効果持続時間は短いが意外に使い易いスキルだ。

Witch Doctorのスキルはどれも消費マナが多く頭痛の種だが、 "Firebomb"の呪文は消費マナが6と他のスキルと比べて大変リーズナブルなので、威力はあまりないがマナが回復するまでの繋ぎに使える。 Firebombは”トス（発射）”すると曲射弾道を描き着弾する。さらにRuneでランク・アップするとバウンドしたりするようになる。	"Firebomb"着弾時の画像。

"Acid Cloud"の2つ目のRune、"Lob Blob Bomb"の画像。この呪文は任意の位置の上空から酸性の毒を地表に向かってばら撒くというもので、瞬時に大きなダメージが入るのではなくジワーッと体力が減っていく感じだが、かなりの威力を持つ。加えて、標的が離れていても何処にでも発動できるので消費マナは大きいが大変使い勝手が良い。このスキルを覚えれば、戦いがかなり楽になるだろう。但しモンスターの種類によってはあまり効果がないので見極めが必要だ。	"Zombie Charger"。術者の前方5m（イメージ）ほどに渡ってゾンビを放つ。ゾンビは歩きながら形が崩れて行き、後に毒を残す、というものだ。やはり即効性のダメージではなく、数秒掛けて体力をすり減らして行く種類のもので、消費マナも大きいが与えるダメージも大きい。なおゾンビの通過スピードは”Charger”というほど速くはないのでご留意を。

さて、以上16コマに渡ってWitch Doctorのスキル紹介を行ったが、この使いにくいスキル群を
限られた6スロットにいかに効率良く割り振るかが、勝敗を握る鍵となってくるのは必然だ。

従って6スロットしかないスキル・コマンドの割り振りは、"Gargantuan"を常時召喚しつつ、
遠距離は"Acid Cloud"と"Firebats"の"Dire Bats" Rune、
近距離は"Zombie Charger"及び"Plague of Toads"の "Explosive Toads" Rune。
マナが無いときは"Firebomb"、そしてこれが中距離用。
これでもう6スロット埋まってしまう。
場合によっては"Plague of Toads"より"Wall of Zombies"の方が有用かもしれない。
もちろん、Nightmare等上位のゲーム・モードではこの限りではないが、上手く調整して戦ってほしい。

■2012年6月15日：Diablo III Normal Modeクリア
 ■2012年5月28日：Diablo III中間報告
■2012年5月22日：Diablo III到着
■2012年3月25日：Diablo IIIの発売日がついに決定


"Corpse Spiders"。本文で述べた蜘蛛というのがコレ。画像は第２段階目のRune、"Widowmakers"で（初期状態はRune無し）、１段階目が豆蜘蛛、小蜘蛛、そしてこれは”Queen”。残りの２段階で何処まで大きくなるのか疑問だ。この蜘蛛は子分として戦ってくれるのだが、その滞在時間は数秒で殆ど役に立たないが、思わぬ効果として選択した対象に纏わり付いて回るので、鬱陶しい飛行する敵などについては便利に使える。ある意味1st Skillの吹き矢よりマシだ。序盤はこれと吹き矢だけで凌ぐしかないという、何ともお寒い状況なのだ。	お次がこれも前段で紹介した蛙、"Plague of Toads"。画像は１つめのRune、 "Explosive Toads"。この金色の蛙はモンスターやオブジェクトに接触すると爆発する。初期状態では毒ガスを発生する蛙だが、 Explosive～の次の第２のルーンでは、単に１匹の大きなヒキガエルみたいのが出てきて、やはり１匹の敵を飲み込むだけなので、まるで役に立たない。このスキルは術者が前方に放り出すように蛙を放ち、継続して唱え続けると蛙の行列はどんどん前に押し出されて行くので、モンスターに囲まれた際などに威力を発揮する。スキルを発動する際に Witch Doctorが発する掛け声が、連続して使用するとまるで船頭の舟歌のように聞こえることから、脇でWizardを操る妻が爆笑していた。

"Firebats"の初期状態。このスキルは見た目の通り前方に火炎を伴うコウモリを吐く。DiabloIIのsorcelessのInfernoと同様のもので、使いどころが限定される上に、非常にマナを食う。	左写真の"Firebats"も、"Dire Bats"のRuneを取得すると、火球状の炎が使えるようになるので、グンと使い勝手が向上する。一見真っ直ぐ飛んで行かないように見えるが、キチンと標的を狙えば命中する。またこの炎は貫通する。対ボス戦ではこれが一番有効。 ”Firebats”のスキルはこれ以後のRuneではまた使えないスキルに戻ってしまう。

"Hex"の"Hedge Magic"Rune。この呪文は良く分からないのだが呪術師のようなマスコットを召還し、こいつは１対の敵を鶏に変える。鶏になった敵は数秒すると元の姿に戻ってしまうので意味が分からないのだが、Hedge MagicのRuneではHexの登場時だか退場時に術者の体力を回復する効果がある。	"Big Bad Voodoo"。パーティ・メンバーの能力値を一時的に引き上げる効果があるが、シングル・プレイ時には意味がない。

"Locust Swarm"。前方数メートルの標的にイナゴの大群（？）を浴びせかける。どんな効果があるのかイマイチ不明。	これはスキルではないが Signature Helm（笑）の”QUETZALCOATL（読み方が分からない）” を入手してご満悦の画像。

次はWitch Doctorの子分達を紹介しよう。画像は比較的初期から使える "Zombie Dogs"。文字通り犬であり標準では犬は３頭。後にPassiveスキルで犬は４頭に増やせるが、元々あまり強くなく、後半戦ではより強力な呪文が使えるようになるので、不要になってしまう。	こちらは"Gargantuan"、ゾンビ種らしいがGolemのようなものだ。２つめのRune、"Wrathful Protector"を入手すると対ボス戦でGargantuanも巨大化してくれるので、非常に頼りになるフレンドだ。

Diablo IIでお馴染みのFetish。レベル30で習得する"Fetish Army"でも召還可能だが、20秒しか一緒にいてくれないしスキルのcooldownに2分も掛かるので、あまり使い勝手は良くない。Fetishそのものは馬鹿みたいに強い、というわけでもないし、Passiveスキルでも攻撃の都度数%の確立で数匹のFetishを召還可能、というものがあるので、 Fetish Armyを選択する価値はあまりないだろう。	"Wall of Zombies"。Diablo I・IIのFire Wallよろしくゾンビが壁になって地表から敵の足をすくってくれる。効果持続時間は短いが意外に使い易いスキルだ。

Witch Doctorのスキルはどれも消費マナが多く頭痛の種だが、 "Firebomb"の呪文は消費マナが6と他のスキルと比べて大変リーズナブルなので、威力はあまりないがマナが回復するまでの繋ぎに使える。 Firebombは”トス（発射）”すると曲射弾道を描き着弾する。さらにRuneでランク・アップするとバウンドしたりするようになる。	"Firebomb"着弾時の画像。

"Acid Cloud"の2つ目のRune、"Lob Blob Bomb"の画像。この呪文は任意の位置の上空から酸性の毒を地表に向かってばら撒くというもので、瞬時に大きなダメージが入るのではなくジワーッと体力が減っていく感じだが、かなりの威力を持つ。加えて、標的が離れていても何処にでも発動できるので消費マナは大きいが大変使い勝手が良い。このスキルを覚えれば、戦いがかなり楽になるだろう。但しモンスターの種類によってはあまり効果がないので見極めが必要だ。	"Zombie Charger"。術者の前方5m（イメージ）ほどに渡ってゾンビを放つ。ゾンビは歩きながら形が崩れて行き、後に毒を残す、というものだ。やはり即効性のダメージではなく、数秒掛けて体力をすり減らして行く種類のもので、消費マナも大きいが与えるダメージも大きい。なおゾンビの通過スピードは”Charger”というほど速くはないのでご留意を。