■2015年6月24日:メビウスリンク ノワール (MobiusLink NOIR)
先日アルファーリンク ルージュを紹介して、どうせならメビウスリンク・シリーズも・・・
と思っていた読者諸兄の皆さん、これで私が期待に応える人間であることが
お分かりいただけただろう。
メビウスリンク ノワール(以下ノワール)はアルファーリンク ルージュ(以下ルージュ)の
先行作だが、同時期の作品だ。
前回と同じように楽天ダウンロードにて購入した。
後作と同様、3D/リアルタイム制を採用している。
本作はアルファーリンクと異なり司令官の数が多く能力もバラバラなため、
彼らの能力をしっかり把握することが重要だ。
全体的に、各司令官とも足が遅くなっている。
そのため、艦隊の機動がルージュより遅く感じられる。
というより、今作の反省を活かして制作されたのがルージュなのだろう。
またグラフィック処理が多いのかルージュよりも重い仕上がりになっている。
ノワールではルージュと違ってコンピューターは細かい機動を行ってくるので、
独立艦艇の操作が面倒だが前述のように敵軍は足が遅く、かなりバラバラで戦域に突入してくる。
従って尚更各個撃破しやすくなっている。
まるで第2次世界大戦のガダルカナル島の戦いでの日本軍のようだ。
各面とも基本的にはルージュのときに述べたような待ち伏せ戦術で制覇が可能だ。
ノワールはルージュよりシナリオは1本多いが、 下手をすれば4〜5時間で全面クリアできてしまう。 しかし最初のミッションが一番難しかったように思う。 入門シナリオであり何しろ距離が短いので、 直ぐに接敵してしまい、独立艦艇を並べる暇がないのだ。 |
次に3つめか4つ目のシナリオで、通常一番奥の惑星が主星なのだが、 意表をついて1個艦隊しか駐留していない惑星が主星で、 放っておいたところ、占領されてあえなく敗北してしまった(笑 |
登場する艦艇の種類は紋章軍の艦艇がないだけで、ルージュと同じだ。 旗艦の種類は1種類しか登場しない。 |
最終面でも旗艦の数は6隻。つまり最大6個艦隊が上限だ。 |
本作でも援軍が登場するシナリオがある。 援軍の艦隊は妙な隊形を組んでいるので、 一旦惑星に駐留させて、再編成した方が得策だ。 もちろん、敵軍の別働隊が出現することもある。 |
|
援軍が登場するシナリオは「包囲網突破!」だ。 援軍が到着したら、速やかに換装させて、敵の接近に備える。 増援が加わると全部で5個艦隊になる。 |
見事に一列に並んだ。 |
ビーム砲の軌跡が重なり過ぎて、まるで一本の線のように見える。 | 激戦。 |
お決まりの密集陣系で敵軍を待ち構える。 | ほれみろ、言わんこっちゃない。 こんなおさげのガキが艦隊司令官だなんて、片腹痛い。 |
場合によっては敵は後退して中休み状態に入ることがある。 こうなると厄介だ。 |
「天空の異変」。私が一番好きなシナリオだ。 使用可能な艦隊数は4個のみだが、敵の伏兵が色々なところから 現れるため、様々な艦隊機動を楽しめる。 |
見てほしい、まるでSF映画だ。 | 次々と敵の増援が到着する |
勇気だけは認めるが、コンピューターは勝機があろうとなかろうと、 突撃を繰り返す。挺身隊ってか?(爆 |
敵艦が肉薄してきた。こちらの旗艦が攻撃を受けている。 |
旗艦同士の一騎打ち。帝国軍の旗艦の方が大きい。 魚雷みたいのは敷設艦で、コンピューターはよく旗艦の盾に使う。 |
最終面。よく見ると惑星自体もグランドキャノンみたいなので砲撃している。 これでは敵軍はたまったものではないだろう。 |
だいぶ落ち着いてきた。 | なんという美しいグラフィックだろう。 これぞPCゲームの醍醐味である。 |
艦隊司令官の一覧 エクセル版はこちら これで見ると面白いことに、SPEEDが低い司令官は 能力の合計値も低い(Tacticsが高いのかもしれないが)。 SPEEDがMAXの司令官は、その他の能力が低いので、 登用時には注意が必要だ。 全体として戦は物量なので、バランスの良い能力の持ち主が相応しい。 そしてSPEEDは戦闘中は艦隊の機動や進路変更が必要不可欠なので、 最も重要な能力だ。 顔が良いのだけ選んでも勝てないので覚えておこう。 |
最後にルージュの紹介でシナリオロックのキーの保存場所が不明と書いたが、
クリア直前のセーブデータを取っておけば、それを呼び出してクリアすることで
シナリオロックは解除できることを思い付いたので記載しておく。
関連記事:
■2015年5月13日:アルファーリンク ルージュ (AlphaLink ROUGE)
カテゴリ(フレーム内に展開): ◎ゲーム