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Blog in Bangkok@Thailand DVD&movie(映像)
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■2020年10月21日: ホース・ソルジャー (12 Strong)

原作を読んだ直後は品切れだったのだが、
記事にするまでにはなんとか手に入れることができた。

Amazonは地球上どこにでも配達してくれるようだ。

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見たところは、おおむね原作に近いのではないだろうか。

マイケル・ペーニャが出演する映画を初めて見たのは「ウィンド・トーカーズ」だったが、
初々しさは消えていい味を出している。
というより太った。

ブラックホーク・ダウンでデルタフォースの隊員役を演じた、
ウィリアム・フィクナーが大佐格で出演しているのはびっくりした。
昇進したわけだ。

ドスタム役の俳優も渋い。
地形と同じように複雑なアフガニスタンの情勢を狡猾に生き残った人物だ。
肝っ玉の据わった演技のできる人物でない限り、務まらなかっただろう。

欲を言えば、空中給油の一件も、盛り込んでほしかった。(笑

さらに私に言わせれば、表舞台を生き残った人物だ。
ドスタムの方が、ビン・ラディン等よりよほど狡知に優れているだろう。


本作で米軍兵士達とドスタムの将軍はアフガニスタン北部の要衝、
マザリシャリフの要塞を奪還しているが、この戦闘にとっての意義はそんなことにはない。

人間的に見れば、彼らの偉業がなんであるか、
12人全員が生き残って帰還したことだ。
(映画では一人重傷者が出ているが、実際には重傷者はいない)


ただ一点、日本の戦争ごっこフリークがこの映画を真似るとしたら、
馬がいるだろうから、どうやって調達するのだろう?
という微苦笑を禁じ得ない。

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