Dog Diary - Maria Theresia -
■2021年9月26日: 犬のIATA対応ケージを探す
犬の輸出入の話が出たところで、 航空機に犬を載せるのには、布製バッグでは載せられないので、 ケージを探す必要があり、 マイクロチップの埋め込みと狂犬病の予防接種、 抗体検査の申し込みをした日に、 病院内のショップでケージを物色した。 |
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写真右手の巨大なケージは右下写真。 左手には写っていないが、左下写真のケージが置いてあった。 |
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これがサイズ50のケージ THB 6,450 |
こちらは飛んで70のケージ。THB 8,450 どちらもIATA対応の表記が。 |
50とか70というのは、サイズではなくモデル名で、50のサイズは上写真の通り。 これより下の40に相当するケージはないのかと訊くと、 おたくのワンちゃんには小さすぎます、という。 バカを言うな。50でもどう考えてもマリーには大きいし、こんなのは運べない。 タクシーに載せることを考えれば、私と妻と二人のスーツケースを載せたら、 こんなケージまで載せるのは不可能だ。 |
ちなみに、上はANAの国際線に載せられる犬のケージの サイズのレギュレーション。 |
仕方がないので帰宅してAmazon.co.jpで調べると、 ひとつだけ良さそうなのが見つかった。 写真のケージならL70が丁度いいと思われた。 L80はタイには送れないとのこと。 車輪が付くのはL80かららしいのだが、 車輪付きのものを機内に載せられるかというと微妙だったので、 車輪付きのものだったら外せないようでは困る。 とはいえ、マリーは13kgだが、体格はビーグルよりむしろ柴犬に近い。 それでふと閃いて今使っているバッグの奥行きを測ると、50cmだった。 マリーの体長自体は、70cmほどだった。 |
それで、費用は約 \30,000。 ダメだったら買い直すには少々高い。 なにより、いつ届くのかが分からないのが痛かった。 これでは買えない。 一方で、amazon.comだと送料が高すぎた。 |
LAZADAでも調べたが、さすがに怪しそうなものが多く、要領を得なかった。 | |
そこで、やはり現物を見たほうが、 とのことで家を出て近所のペット用品店を回った。 写真のトンロー22にある動物病院まで行ったが、 バカでかいものが一つあるだけで、 IATAなどどこにも書いていなかった。 |
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というわけでThong Lo Pet Hospitalまで戻って、再度売り子と交渉した。 前述のケージは、50,60,70の3モデルしかないため、 上のモデルでいったら40に相当するサイズのケージの取り寄せはできないかと訊くと、 これはシリーズ名であってサイズではありませんとのこと。 そこで、私は奥行きが70cmくらいのケージはないかと訊き直した。 その店員は、このシリーズは3種類しかないです、と言った。 だめだ、こいつは理解していない。 妻が説明してもだめだった。 顔はいいんだけどな・・・ 彼女はメジャーを取り出してケージの寸法を測りだしたので、 私は寸法はラベルに書いてある、と示した。 測定の結果、店員はまたおたくのワンちゃんには80cmが丁度いいですよ、という。 私はこんなでかいケージは持ち歩けないし、タクシーにも載せられないのだ、と伝えた。 ところが店員は今度は外殻が80cmなのであって、中はもう少し小さなサイズになります、と言った。 そんなことは百も承知だ。 私は今使っているバッグが店内にもあったので持ってきて、 これが80cmのケージには楽に入ってしまうではないか、と言った。 多少狭くても死にはしない。 あきらめた店員は、他のメーカーのものでもいいかと訊いてきた。 私はさっきからそう言っているじゃないかと答えた。 すると、しばらく経ってから70x50なんぼx50なんぼのケージがあるが、 メーカーが違うのでサイズは上記のモデルとは比較できないとのこと。 意味が分からなかった。 ではその数字は何なのか? 私はいいからそれを注文してくれ、と頼んだ。 取り寄せなので返品はきかないとのこと。 値段を訊くと、THB 6,500くらいとのこと。 店員はそれでも注文するか? というので、私がどんなものか写真か何かないのか?と訊くと、 店員はスマートフォンの画面に写った商品を見せてくれた。 取っ手が付いていなかった。 再度、似たようなもので取っ手がついているものを探してもらった。 妻がインターネット通販に違いないわよ、と言ったが、 カードをハッキングされたばかりなので、自分でLAZADAはできれば使いたくなかった。 最終的に、月曜日にならないとショップに連絡がつかないとのことで、 電話番号を伝えて再度連絡をもらうことになった。 |
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ペット用のバーム。 こんなものまで売っている。 |
帰りのタクシーの運ちゃんもおばちゃんだった。 コロナ対策も万全だ。 |
その後一週間、店からは何の連絡もなかった。 しかし1週間が過ぎると、妻にLINEで連絡があった。 それが左の画像のカタログだ。 ただ、私はまだ考え中だったので、 とりあず返事は特にしないよう妻に伝えた。 |
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