Dog Diary - Maria Theresia -
■2021年6月12日:マリー、皮膚病W
マリーの口の周りの炎症が治っていなかったので、 再び病院に連れていくことにした。 |
ソファーの下が犬小屋だ。 |
前日に妻が病院に連絡を取ってくれて、トンロー9のクリニックの予約を したのだが、当日行ってみると、医師はいないという。 元々、侍医は高齢だからかコロナを敬遠してラマ9世通りの本院にも出社しない、 と聞いていたので、彼女はこちらに医者がいるかどうか、確認したのだが・・・ この病院は毎回のようにこういう連絡不備があるのだが、 腹を立てたところでタイ人が相手なので仕方がない。 私の妻はまともだが、彼女のような人材の方が珍しいのだ。 |
マリーが引っかくので鞄がそろそろお釈迦になりそうだった。 嫁さんが縫うと言っていたが、糸で縫っても効果ないだろう・・・ |
仕方がないのでクリニックの前の通りでタクシーを拾って、 ラマ9世通りの病院に向かう。 クリニックの電話で事前に医師がいるかどうか聞いておいた。 線路を跨いで暮らす人々がいる。 |
ラマ9のトンロー動物病院。 デカすぎてカメラに収まらない。 |
前回買ったリードは、質はいいのだが紐が丸いので、 実は滑って持ちにくかった。 |
自分で言うのもなんだが、マリーは姿は美しいので みんな近寄ってくるのだが、片っ端から噛みつくのだ。 |
さて診察では、若めの女医がまずは検査するからと我々は外に出た。 が、すぐにマリーの鳴き声とともに女医に呼び戻された。 「診察できるようにこの子の頭を押さえていてください」とのこと。 マリーに噛まれたか、噛みつかれそうになったらしい。 まったく、性格の悪い娘だ。 私や妻でも噛まれるのだが、本気ではないので血が出たりはしない。 (痛いには痛い) 女医によれば、前回主治医が投与してくれた注射は、 抗生物質だったとのこと。 それが効かないということであれば、 エサは何をあげていますか?おやつをあげたりしていますか? と、食物アレルギーを疑っているようだった。 私はむしろ妻がよくやるにんじんとか、きゅうりとか白菜など野菜が気になったのだが、 そんなものは関係ないとのこと。 ああ、そうですか。 しかしもうひとつ気になったのが、玄関が好きなのでよくそこで寝ているのだが、 それは関係ないかと訊くと、女医はポンと手を叩いて ああ、多分それです、と言う。 女医はその玄関の床を舐めたりしていますか、 と言うのでそういうことはしていない、 と答えたが、長時間寝ているので我々は額にできた皮膚病などは 多分そういうことだろうとみている、と告げると女医はウンウンとうなずいて ではそれなりの薬を出しておこう、とのことだった。 |
|
診察を待つ間、新しい鞄を物色する。 会計をずいぶん待たされ、係りの人が不振がって 受付に訊いてくれたのだが、薬を調合しているとのことだった。 |
帰りにAmazonでコーヒーを買っている母を待つ。 マリーの毛はふわふわで、いつまで撫でていても飽きることがない。 |
おもしろいことが起きた。 マリーは通常、自分から鞄に入ろうとはしないので、 おやつを鞄の中に放り込んで騙すのだが、 この日の帰りは、そんなものに騙されんわ!とばかり そっぽを向いてシカトするので、この手が使えなかった。 そこで、マリーの体をつかんで強制的に鞄に入れた。 もちろんマリーは噛みついて出てこようとしたが、 引っ叩いて押し戻した。 妻が「叩いちゃダメ!」と言った。 ダメじゃないだろう。 だから悪い癖が直らないのだ。 結局何回か噛まれたが、 歯は立てられていないので平気だった。 |
|
家に帰ってきたところ、 マリーは今度は鞄のジッパーを開けても出てこなかった。 (気付いていない) |
買ってきた鞄、THB 3,450。 今使っているのと同じモデルの色違いで、 もともとはこの色が欲しかったのだが、売り切れだったのだ。 メダルみたいのも付いており、これも欲しかった。 |
もらった飲み薬と塗り薬。 今回の会計はTHB 4,167.09だった。 この中に鞄の代金も入っている。 さらに、翌週の予約書ももらった。 |
妻が用意したシャッター。 これで警備するという。 |
マリーは鞄から出てくると、窓際に逃げた。 | そしてまた鞄に入ろうとしていた。 今帰ってきたところだって・・・ |
なおこの日(5/9)のタイ・バーツのレートはTHB 1 = 約 \ 3.50だった。
関連記事:
■2021年5月15日:マリー、皮膚病V
■2020年10月28日: マリー、皮膚病U
■2019年12月30日:マリー、皮膚病
関連リンク: