■2013年8月7日:タイ式葬儀2
先月の話だが会社の重鎮が急逝してしまったので葬儀に行ってきた。
心臓病、それも心筋梗塞とのことで50歳という若さだった。
妻の在職時代の元上司の方でもあり、お義姉さんご夫婦に車を出してもらった。
通夜が金曜日であり葬儀(火葬)は日曜日で、日本人は殆どが金曜日に参列を済ませていたのだが、
金曜日は妻の用事があったので我々は日曜日に行って来た。
場所はワット ナコン チューン チョム(ワットが寺、ナコンは都市、チューン チョムは
感心するという意味の言葉があるが、母音がやや異なるので確実ではない)というバンコク郊外の寺であり、
行きはなんだかんだ言ってバンコク市内から2時間ぐらい掛かった。
火葬は16:00からとのことで場所をはっきり知らないこともあり、正午過ぎに出たのだが昼飯どうする?
などと誰ともなく話していたのだが、黙っていると食べずに目的地に到着してしまいそうだったので、
途中ガソリンスタンドに寄って、セブンイレブンみたいなところで適当に腹ごしらえをした。
まったく、この人たちってば・・・(笑
*** ワン・ポイント タイ語集 ***
心臓病ローク(病気) フア チャイ(心臓)
心筋梗塞クラーム ヌア(筋肉) フア チャイ ターイ(死ぬ)
通夜スアト(祈る、唱える) ソップ(死者、死体)
葬儀、葬式ガン(良く知られる”仕事”の意の他に”儀式”という意味合いもある) ソップ
火葬する日ワン(日) パオ(焼く)
亡くなるスィア(ダメになる、浪費する) チーウィット(生きる、命)
お悔やみ申し上げますコー サデーン(表明させてください) クワーム(名詞変化) スィア チャイ(悲しい)
ナ クラップ(丁寧語、クラップは男性語であり女性はカ)
首都から離れどんどんジャングルに入って来ているような感じだった。 面白いことにこういう粗末な橋の中ほどに門を構えているお宅もあった。 |
途中車のエアコンが効かなくなり、そこいらの修理屋によってエアコンの 水を注入した。それだけで500THB。皆高過ぎると不平をこぼしていた。 |
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着いた。ワット ナコン チューン チョム。 僧侶の読経そのものは短かったが、説教の段になって、日本の葬式でも坊主が自身の仏教の知識を披露するもので、 義父の葬儀の時の僧侶の話は、死について面白おかしい説法が堂に入っていて感慨を受けたが、 ここの僧侶は布施の話を世間話っぽくだべっているだけで、下世話で質が低くちっとも面白くなかった。 タイの寺などエアコンがあるはずもなく、くそ暑い中行われるのでほとほとまいった。 しかし葬儀が女性にとっては身なりを競う一大舞台となっていることは確かなようである。 |
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宝くじの売り子までいる。 | 祭壇の後ろが窯になっている。 |
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車を出してくれたお義姉さんご夫婦にお礼のため、「Lan Na Thai」08年 10-12月/09年 3-7月でご馳走した。 この店に来るのは何年振りだろう、未だあったとは驚きだった。ここは白人御用達の店なので、繁盛しているのだろう。 しかしガイ ホー バイ トゥーイ(バイ トゥーイというハーブの葉で包んだ焼き鳥)の鶏肉は以前の方が断然美味かった。 ちなみに巨大魚やナマズも、もういなかった。それにしても店のあるSukhumvit 38の通りのごった返しようといったらなかった。 |
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デザートも全員で頼んだので圧巻だった。これに私はコーヒーまで頼んで全部で5,520THB。 この日のタイ・バーツのレートは1THB = 約3.2円。高ぇ〜orz |
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