■2010年2月2日:HP dv6a/ct 2009年冬モデル Review
昨年暮れに、会社の日本人向けのノートPCを更新するとのことで、
選定を依頼され、コストに主眼を置いて選んだのがこのモデル。
最近の情勢でコンピューターの輸出には通関時にパラメーター・シート
(非該当証明書。武器ではないこと、または武器製造に使用しないこと等を
メーカーに証明してもらう書類)を作成してもらうために、大塚商会を通して
法人購入として5台導入した。これは即ちインテル・マシンを5台追い出したことになり、
私のインテル駆逐計画の進展に大きく寄与した。
HPのサイトのカスタマイズメニューでリカバリー・メニューを付けて9万円台後半だったのが、
大塚商会を通したことにより9万円台前半まで値下げしてもらった。
しかしながら法人購入であり、色々な手続きが必要だったので、タイの会社に届くまでに
凡そ2カ月を要した。
上司のマシンの移行を引き受けたついでに、役得と言うべきか、色々触らせてもらい、
私の記事のネタにさせてもらった。早速だが本機はデカくて重いものの動作はかなり快適だ。
但し3D
MARK 06は予定通り動かない。スペック詳細を以下に記載しておく。
dv6a/CT
・CPU: Turion II Ultra X2 M600 Socket S1g3 Caspian core 2.4GHz/L2=1MBx2/35W
・memory: Hyundai PC2-6400(DDR2-800) 2GBx1 200pin
SO-DIMM Single Channel
・Chipset: AMD M880G+SB750
・液晶:
15.6"wide(1366x768pixel) ウルトラクリアビューカラー液晶ディスプレイ(つるピカ)
・Video: Radeon HD
4200(integrated)
・VISION区分: PREMIUM
・HDD: Western Digital Scorpio Black
WD2500BEKT-60F3T1 総容量250GB/16MB Cache
(実質容量232.4GB) SATA 3Gb/秒 7200rpm
2.5inch
購入時パーティション:
system drive:223GB
recovery
drive:9.4GB
・CDD: DVD±RW Sony AD-7581S SATA 2M cache
書き込み
:
DVD-RAM 最大5倍速、DVD+R 最大8倍速、DVD+R DL(2層) 最大6倍速、
DVD+RW
最大8倍速、DVD+RW DL(2層) 最大6倍速、DVD-R 最大8倍速、
DVD-R DL(2層) 最大6倍速、DVD-RW
最大6倍速、DVD-RW DL(2層) 最大6倍速、
CD-R 最大24倍速、CD-RW 最大24倍速
読み込み
:
DVD-RAM 最大5倍速、DVD+RW 最大8倍速、DVD-RW 最大8倍速、
DVD-R DL(2層)
最大6倍速、DVD+R DL(2層) 最大6倍速、
DVD-ROM/DVD+R/DVD-R 最大8倍速、
CD-ROM/CD-R
最大24倍速、CD-RW 最大24倍速
・Sound: ATI High Definition Audio
ALTEC
LANSINGステレオスピーカー、SRS Premium Sound
・LAN: Realtek PCIe FE
Family(10/100Base-TX)
・WLAN: Atheros AR5009 802.11a/g/n
・Modem:
無し
・指紋認証装置: 無し
・5in1メディアスロット:JetFlash TS1GJFT3 USB Device
・ports/slots:
アナログRGB port(ミニD-sub15ピン)/USB2.0 x4(内1ポートはeSATAポートと兼用)/
ExpressCard x1/HDMI
1.3b x1
・その他: Bluetooth 2.1+EDR、webカメラ、マイク
・OS: Windows 7 Home
Premium
Office Personal 2007 with PowerPoint2007
・質量2.8kg
・バッテリ:
6cell
・バッテリ駆動時間4.3時間
2010年春モデルではSempron M120かAthlon II X2
M320しか
選べなくなってしまっているので、早めに注文しておいて正解だった。まるで性能が違う。
CPUとChipsetの組合せだけだったら、はっきり言って私のと
取り換えたいくらい
魅力的だ。ChipsetのM880Gというのは、要するにデスクトップ向けの785Gであって、
今後登場する予定のデスクトップ用の880G(内蔵ビデオ機能がRadeon
HD
4200の
クロック・アップ版に強化される(らしい))とは別物である。
USB2.0とeSATAの兼用ポートも、見た瞬間「すげぇ」と唸ってしまった。
HDDも高性能らしい。
CPU-ZのCPU情報の項目
バッテリーの持ちだが、ACを抜いて使ってみたところ、10分位で90%になってしまった。
それも、コンパネをちょこちょこいじくっていただけなのだが。。。
まあ、2時間持てば運が良い、というところだろう。
どうでもいいのだがacerのクリスタルブライトといい、本機のウルトラクリアビューといい、
命名の仕方はどうにかならないのだろうか・・・ たかが液晶画面ではないか。
VISIONのPREMIUMだけあって、さすがに動作は快適だ。
受領した人達も、新OSに少々戸惑ってはいたものの、そのサクサク感に揃って
快適だと呟いていた。それもそのはず、↓からの乗り換えじゃあ、ねぇ。。。
HP Compaq nx9040 (CM360/15X/256/30/D/XP)
EF863PA#ABJ
・CPU: Celeron M 360 (1.4GHz/L2=1MB/FSB 400MHz)
・Memory:
256MB DDR SDRAM PC-2700(DDR-333)
・Chipset: i855GM
・液晶: 15.0 インチ
TFTカラー液晶ディスプレイ(1,024×768/XGA (最大1,677万色))
・Video: Intel Extreme Graphics
2(integrated)
・HDD: 30GB 内蔵 (Ultra ATA-100、4,200rpm、SMART機能対応)
・FDD:
3.5インチ×1 (3モード対応)
・CDD: 最大24倍速 CD-ROMドライブ
・Sound:
16ビットステレオサウンド(サウンドブラスタープロ互換)、ステレオスピーカ
・LAN: 内蔵100Base-TX/10Base-T
・WLAN:
無し
・内蔵モデム: (最大転送速度 データ 56kbps / V.92 FAX 14.4kbps)
・PCカードスロット: PCMCIA(Type
I/II×2またはType III×1 CardBus対応)
・インタフェース: シリアルポート(RS-232C
D-sub9ピン)×1、パラレルポート(D-sub25ピン)×1、
外部ディスプレイポート(アナログRGB
ミニD-sub15ピン)×1、Sビデオ出力端子×1、
USB2.0ポート×2、IEEE1394ポート(4ピン)×1、Fast
IrDA(赤外線)ポート×1、
マイク入力(モノラル)×1、ヘッドフォン出力×1
・OS: Windows XP
Professional
・質量3.03kg
・バッテリ: 6cell
・バッテリ駆動時間3.6時間
良くこんなのを未だに使ってたなあ、という感じです。
完全に元取りました、ハイ。
天板のコーポレート・ロゴはLEDにより点灯する仕様だ。
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