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■2010年5月7日:パンティップ・プラザ AMDノートPC巡り

来週妻を連れて一時帰国するのに、彼女の方もコンピューターを持って行く予定で、
2kgのtx2ではあまり可哀想なので、前々からCULVを買ってあげなきゃな〜と思いつつ、
バーツが上がっていたので買わずにいたのだが、いよいよタイムリミットなので仕方なく
パンティップ・プラザに行って来た。
ってかバーツのヤツ、何で行って帰ってきたら急に下がり出すのかね。

買いに行った日(5/5。タイは国王の即位記念日で祝日)のレートは 1THB = 2.92円で、
これを書いている時点(5/6)で 1THB = 2.85円。
1日でこんなに値が動くこと自体、年に何回も無い。間違い無く政治が影響している。
円の単位を千倍してみて欲しい。2.920円の買い物が日が変わると2.850円に
値下がりすることになる計算だ。
これがPCであれば5万とか6万はするわけだから、1,000円以上変わることになる。
たかが1,000円と思うなかれ、僅か3か月前は2.75円だったのだ。20,000THBの買い物で、
20,000×2.92 = 58,400円、20,000×2.75 = 55,000円。3,400円も違うのだ。

さて私の目指すものはMSI Wind12 U230だったのだが、残念ながらどの店でも売切れており、
代わりにASUS Eee PC 1201Tを購入してきた。ともあれ価格・性能ともに満足している。

パンティップ・プラザに買い物に行く場合、例えばコンピューター等の既製品は、
目標を決めていくことがどれほど愚かな事か思い知った。
発売されて間もない品は値下げやオマケ添付等の販促もされておらず、ある程度
型落ちしたモデルは順番に市場から消えて行くので、よっぽど欲しいものは即買いするか、
値段がこなれてきたもの、実地に見て妥協可能なモデルから選ぶしかない。


今回は楽をしようと思い、行き帰りともタクシーを利用。
シーロム方面へ行く道が赤シャツによって封鎖されているのは知っていたが、
タイヤのバリケードを見るのは初めてだった。実際には封鎖されておらず、
徒歩の観光客が歩いて渡っていた。写真はセントラル・ワールドへ抜ける道で、
「Big C」の看板も見える。セントラル・ワールド、セントラル・チットロム、MBK、
サイアム・パラゴンなど、シーロムの主要なデパートは全てここ1ヶ月近く閉店している。


事前に行き付けのショップに電話で訊いて営業中であるのは知っていたのだが、
外の政治事情など何処吹く風で賑わうパンティップ・プラザ店内。
写真はM階から1階入り口付近を撮影。

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MSI X430-027XTH。前回U230を見つけたM階のDATA iTを見てきたが、
見事に売り切れており、MSI製品で売っていたのは写真の1機種のみだった。
MSIのカタログというのが無いので良く分からないが、変わったモデルでスペックと
重量のバランスは良いが目指すカテゴリーではないので敬遠。
前回はMSIを扱う店は他に皆無と書いたが、今回はそんなことは無かったにもかかわらず、
少し前の製品になるからかU230は見掛けられなかった。
勢いでラチャダーのIT MALLまで足を伸ばそうかとも考えたが、
売っている保証は無く、どちらかというとIT MALLの方が相場が高い上に、
無かった場合にまたパンティップに戻るリスクを考え断念した。

5階のIT CITYGateway LT3105tが外付け光学ドライブ付きで12,900THBで売られていた。
カタログ価格が発売当初の19,900→18,900に気持ち値下げされたものの、
並み居る店がその値段で売っているのにここだけ破格なのは、恐らく展示品販売なのだろうが
店舗が大きいので早く商品を入れ替えたいのだろう。この価格には私もかなり揺らいだ。
ASUSの1201Tが売っていなかったらこれにしていたかもしれない。

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2Fのとある店でASUS Eee PC 1201Tを発見。写真は肝心の「VISION」ロゴの貼ってある
パームレスト部分がはみ出してしまっている。失敗。この価格はこの店だけではなくカタログ価格で、
他の店でも売られていたのだが、
前回の価格から改定されたものだ。
OSが付属しないので、
前回の価格では購入する気にはならなかったのだが、シングルコアCPUでも
この価格なら十分勝負になる。展示品ということで100THB負けてもらって14,800THBだった。
さらに外付け光学ドライブ付き。また本機はBluetooth非搭載モデルなので、
USBのBluetoothアダプタを別の店で90THBで買っておいた(さらに別の店では80THBだった!)。
OSは同じ店舗で3,800THBでOEM・英語・32bit版のWindows 7 Home Premiumを購入。
OEM版の適用可能範囲なのかどうか知らないが、
店員が持ってきたのがそれだった(パッケージ版は4,500〜4,990THB)。

購入後、やけに待たされるのでどうしたのか聞いてみると、「ああ、OSのインストール代行と
その他もろもろソフト導入をフリーでやってあげるからちょっと待ってて」
とんでもない。私はOSのインスコなど自分でやるし、その他もろもろソフトなど欲しくないので辞退した。
「ああ、何?あンた自分で出来るのかい?」
当たり前だ。コピー・ソフトと一緒にウィルスまで入れて貰っては困る。
ゲームのコピーを買ったら、そのCDに付属しているクラック・アプリケーションにトロイの木馬が
仕込まれており、被害に遭ったというのは良く聞く笑い話だ。店とコピー業者のある種のリベートなのだ。

購入後、ふと思ったらtx2を買ったのと同じ店だった。しかもこの店はVAT(付加税)7%を取られない
(VATについてはtx2の項で詳細を述べているのでご参照を)。
クレジットカード利用手数料は1.5%。本機のレビューはまた後日。ASUSからは
カタログによれば既にRadeon HD 5145なるGPUを搭載するモデルのノートも発売されているらしい。
まあASUSのカタログはAMDマシンにIntelのロゴが表示されているくらいだから怪しいのだが...

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lenovoのX100eがいよいよタイでもお目見え。
が、ASUSの1201Tと同じスペックでこの値段では、誰も買わないだろう。
この価格はカタログ価格よりも1,000THB値下げしているが、デザインも変てこりんだ。
「VISION」のステッカーが貼られていないのが不審だった。

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Fujitsu LifeBook P3010
富士通からAMDマシンが登場していたので驚いた。日本未発表モデルで、
変わったロゴ・ステッカーが貼ってある。LifeBookシリーズなのでスタンスは法人向けなのだろう。
ともあれいかんせん価格が高すぎる。
lenovoといい、「VISION」は一時的なプロモーションだったのだろうか?


5階のガラクタ屋で面白いものを発見。「LCD Wiper」。同様のものは日本でも売られているのかも
しれないが、袋の中身の布を触ってみたところ、そこいらの雑巾となんら変わりはない。

今回は時間が押していたのでパーツ類は見て来なかった。申し訳ない。


オマケ・ショット。これって盗撮と一緒じゃん。つまらない。

その他タイのパソコン・PC事情については以下リンクをご覧いただきたい。

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