にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村

戻る クリックして拡大

Nakhon Sawan 12年暮れ〜13年始

※IE10では初期設定で代替テキスト(ポップアップ)表示がOFFになっています。
本稿ではこの機能を利用してコメントを記載していますので、代替テキストが表示されない場合は
”ツール”メニューの中から互換表示設定をして下さい。


2年ぶりのナコン・サワン。今年はサメット島からバンコクにはちょっと戻っただけでそのままやって来た。
11年の暮れはヴェトナムに旅行してしまったため、来ず終いだった。
さすがに2年も嫁さんの実家に顔を出さないのはまずいだろう。
こんなド田舎に来るのは気が進まないのだが、事前にcentral worldで日本語の雑誌を買い込んで持参した。

タイのド田舎と言っても一般の方は想像が付かないに違いない。
とりあえず水道水は出ない、お湯も出ない、風呂や便所の用は雨水を水瓶に貯めて使う。
もしくは井戸水に頼る。電気製品は村に冷蔵庫とTVが一台ずつあるだけ。
と書けばレベルのほどがお分かりいただけるかと思う。
インターネットは、恐らくあと半世紀は開通しないだろう。

タイの村というのは、一族郎党が一か所に集まって何件かの家に住む。
文字通りの大家族制で、核家族化が進んでいる現代の日本人にはちょっと想像が付きにくいだろうが、
実際山道のそこそこの脇道に逸れる道沿いには
「クム・バーン***(***さんの集落)」という表札ならぬ木札が立っている。

タイの場合、田舎といっても何も我妻の実家のように山奥だけとは限らない。
バンコクでも郊外であれば同様の風景が広がっている。
要するに観光地化していないエリアは何処もアマゾンなのである。

さて今回はちょっと趣向を変えてそんな1週間もいたら病気になりそうなエリアでも、
何ということはないトライバルな生活のコツを分かりやすく解説しようと努めてみた。


うっとりするほど美しい月。月なんてあまり写真に撮ることはないと思うが、いざ写真に撮ってみると、その自然美にため息が出る。 ナコーン・サワーンでも月を撮影。条件はサメット島の時と同じ、光学ズーム20倍+デジタルズーム60倍の計80倍。 庭にはクルアイ(バナナ)の木が。 ゴミはポイ捨てする。気が向くと拾い集めて燃す。
田舎といっても最新の電気機器を設置してある。冷蔵庫はどうも冷えないと思ったら断熱材が白蟻に食われていた。 タイの家は洪水対策で高床式が多い。沖縄の逆だ。軒下には色々とヒミツの仕掛けがある。 座敷犬は地面におろした途端、オフロード仕様になってしまうので要注意。
風呂に水道が開通!と思いきや、表のタンクからポンプで汲んでいるだけ。しかも相変わらずシャワーが無い。お湯も出ない。
これが日常用水のタンク。もちろん飲料水にはならない。
風呂場にいたトゥッケーという種類のヤモリ。尻尾がないところからして、彼自身かなりのサヴァイヴァーのようだ。この地では実際にヤモリが虫ハンティングしている光景をガンガン見られる。 目の前に畑が広がる。
表のバス・トイレは暴風雨で屋根が飛んで使用不可能になったらしい。
洗濯物は昔ながらに軒下に干す。竿に注目。そこいら辺の木を折ってきて使っている。 プレー(ハンモックのこと)に揺られる。 一般的な食事の一例、チャーハン。ちっとも美味そうじゃない。と言ったら嫁さんに怒られるだろう。 ここはとにかくトカゲの天国だ。
前の状態


次に、この村の周囲の様子をお伝えする。

Mae Wong村(妻の実家)
こちらは同じ村に住む義姉さんのお宅の勝手口。 妻が調理中、娘を盥に入れておいた。この後直ぐ飛び出して脱走したが・・・ 田舎に来ると野生化する我が娘。 興味津々といった表情だ。 こちらは別の義姉さんのお宅。 クリックして拡大 新年会の飾り付け。 バンコク組は海老(バンコク沖で養殖している)やイカなどのシーフードを調達してきた。 クリックして拡大 タイでは七輪を単に”炉(タオ)”と呼ぶ。コンロもタオである。(厳密にはガスコンロは「タオ ケート(ガス)」)と言う
宴会中の一コマをパチリ。 我が娘も表の騒ぎを聞き付けて様子を見に来た。 本当に降りたそうな顔をしている。 私が買ってきたカップそばで年越し。
例によって近所を散策した。
クリックして拡大 ゴムの木。タイヤの原材料として売るらしい。こんなところで社会見学できるとは思わなかった。ゴムの木はタイ語でトン(木)ヤーン(ゴム)パーラーと言う。 マラコー(パパイヤ)の木。知り合いの方の菜園だとかでひとつふたつパクッても平気だとか(本当かよ) クリックして拡大 クリックして拡大
クリックして拡大 クリックして拡大 クリックして拡大 半野良犬の小犬がたくさん生まれたらしい。こいつらの何頭が生き残ることやら・・・ 親戚の家の犬が吠えかかってきた。お前、この間来たときは未だいなかったよな?お前よりウチらの関係の方が長いんだけどな・・・


そして今回は帰り道に同じナコーン・サワン県の違う地域に住む妻の義兄さんの家を訪ねた。
今年は地元のお寺のイベントがあるとやらで帰省していないらしい。
ちょっとだけメイ・ウォン村より都会だが、単に人口の差で言っているだけにしか思えない。

Phaisali郡(義兄さんの家)
クリックして拡大 この後部ランプを見てほしい。イカした車両だ。 クリックして拡大 この子の名は”ハンバーガー”。なるほどハンバーガー顔だ。奥で隠れている奴は”カノム パン(菓子パン)”。 クリックして拡大 義兄さんのお宅の2階にお邪魔した。 肉団子。色が白い方が豚肉で黒い方が牛肉。美味かった。 クリックして拡大 クリックして拡大 クリックして拡大
ワット(寺)・サムローン・チャイ。写真のド真ん中のタイ語はそのように書いてある。 クリックして拡大 この写真の中央に棺のようなものが見えるだろうか?何でも何年も前に死んだ高名な坊主の死体をミイラ化して保存してあるそうだ。この写真では殆ど分からないが、中に本当に死体が入っていた。みんなそれに向かって有難がって拝むというのだから気味の悪い話だ。 WiFiが使える?こんな寺で?機材を持参しなかったので確認できなかった。 お願い事を書く札。 賽銭。神社じゃないんだが。 クリックして拡大 クリックして拡大 左隣の写真に写っている旗には「サムローン・チャイ」というこの寺の名が印刷してあり、土産にどうしても欲しくなった。売り物ではなくお供えするものであることは知っていたのだが、売ってくれと頼んで持って帰ってきた。1セット199THB。異邦人が妙なものを欲しがると住職が喜んで旗を余計に何本か持たせてくれた。 帰り道、そこかしこの寺の行事で道路が混んでいた。この写真では黄色の文字で「イン ディー トーン ラップ(いらっしゃいませ)」と書いてある。何処の国でも同じ、僧侶もビジネスだ。
上手く写真を撮れなかったのだが高速道路にて木を運んでいるピックアップを見掛けた。一旦は料金所でお巡りに止められていたが、走っているところからして通されたのだろう(通すなよ)。

Tweet



ページトップに戻る