Blog in Bangkok@Thailand DVD&movie(映像) 
■2019年12月6日： 遠すぎた橋（A Bridge Too Far）
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ショーン・コネリー、アンソニー・ホプキンス、ジーン・ハックマン、ロバート・レッドフォード等
そうそうたる俳優陣のほかに、個人的にたまらないのが、
「鷲は舞い降りた」のマイケル・ケインの出演である。
あのとぼけづらには完全に参ってしまう。
物語の題材は、第二次大戦はヨーロッパ戦線の超有名な「マーケット・ガーデン」作戦。
この西洋版「インパール作戦」を、これらの名俳優が”男たちのロマン”に変える。
Microsoft社（デベロッパーはSSI (Strategic Simulations, Inc.)）からは、
W98版のPCゲームとして発売され、こちらもかなりやり込んだ。
いわゆるRTSで、この時代のゲームとしては、某日系メーカーの「大戦略」等より
よほどリアルだった。
何よりマニュアルが充実していて、兵器図鑑のようなものが付いており、
この当時まだ戦争ごっこに夢中だった私を虜にした。
マーケット・ガーデン作戦は西洋の作戦には珍しく、卓上のゲームと化した戦闘だった。
敵地の情報収集が甘く、重装備の兵力を輸送できない空挺部隊を敵陣に投下し、
タイミング良く居合わせた比較的元気なドイツ軍に翻弄された。
通信に関する準備もお粗末で、楽観的な作戦指導は体よく運命のしっぺ返しを受けた。
そんな悲惨な状況も、お茶の間の活劇にしてしまう映画とは、
戦争より恐ろしいゲームかもしれない。
