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Dog Diary - Maria Theresia -


■2019年3月3日:マリーのデビュー

亡きメラニーに代わって、我が家のアイドルの座を引き継いだマリー。
妻が調べてくれたところでは、どうやらバーン・ゲーオという犬種
(タイに生息するそういう名前の犬種)の
血が流れている可能性があるらしい。

2/3に2度目のワクチン接種に行ったところ、一足先に兄弟たちは来ていたとのこと。
但し来たのは一番大きな黒と茶の2頭だけで、あとの5頭はどうしたのか分からないとのこと
主治医の推測では恐らく里子に出されたのだろうとのことで、よくよく運がいいわねと言われた。

マリーはかなり頑健な体格で、連れてきた当初は、
確かにちょっと大きめのコッペパンくらいのサイズだったはずなのだが、
日ごとにどんどん大きくなっており、ソファーなど一人で上り下りしてしまう。
そのうち椅子の上にもひとっとびで乗っかってしまうだろう。
ぶっとい手足を見れば、それもうなずける。

手足だけなら、狼のようだ。

性格は頑固。すぐ怒る。
メルはトイレを教えることで、クソ小便ともに覚えたのだが、
マリーは小便はトイレでするが、うんこはその辺の好きなところに
気ままに垂れている。

但し、お手とお座りは一週間もしないうちに覚えた。
食事を待つこともできる。
つまり、生きるのに必要な勘所は押さえているのだ。
目下、フセを訓練中だが、なかなか覚えない。
彼女にとって、必要な技能ではないからだ。
多分、奴は頭の中で考えている。

それをしたところで自分にどんなメリットがある?


全く持ってタイ・スタイルな犬である。
メルと全く違う性格の犬を前にして、犬ならば同じように行く、
と考えていた自分の甘さを思い知った。

そして、子犬の時期を私が一人で育てたメルと違って、
完全にお母さん子だ。

昼間面倒を見てくれているのが妻だから仕方のない話なのだが、
私は生まれて初めて嫉妬という感情を学んだ。

googleによれば、バーン・ゲーオとは、
性格: 機敏、献身的、聡明、保護意識が旺盛、活動的、注意深い
とある。
全部うなずける。

さらに
体重: オス 18〜20kg メス 16〜18kg
体高: オス 46〜56cm メス 41〜51cm
とある。

ちょっと待ってぇな、18kg !?
そんなにでっかくなるのかい!?

今からどんな姿に成長するのか楽しみだ。

マリーはトイレも食器もベッドも綱も、姉のお古を使っている。
メルの死の間際、こういうものがそのまま残ったら、
どんなにつらいだろうかと考えたものだった。

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