■2020年9月7日:東京ファントム
新しい試みで、20〜30年前のことを思い出して書いていこうと思う。
何分昔の話で、記憶のみを頼りに書いていくので、
いろいろ誤りはあるだろうが、大目に見てやってほしい。
今回は文章メインの回となる。
適宜リンクを入れていくので、その辺をクリックでもして
時間をつぶしていただければ幸いである。
発端は、アニキの動画を見ていたところ、ジャングル・ファティーグの話がでてきて、
若いころのことを思い出したからで、その当時のことを書きたいと思う。
ちなみに、さらに最近思い出したのだが、
アニキが着ているようなOD(オリーブドラブ)色の軍服は、
ジャングル・ファティーグではなく、単にBDU(Battle Dress Uniform)と呼ばれるものだ。
知っての通り、PC時代の私の青春はUltima Onlineだ。
しかし、その前の飛鳥時代には、戦争ごっこが私の青春だった。
その当時、私はまだ車を持っていた。今はとっくにペーパードライバーだ。
(それで車の部品を作る会社に勤めているのだから、とんだお笑い種である)
携帯電話が登場したのが大人になってからの世代である我々にとって、
PC以外には(PCはオタクの代名詞だった)、
車とエアガン、プラモがすべてだった。
あとはラジコンとか釣りとか旅行とか・・・あ、スポーツがない。(笑
を趣味にしていた人もいるだろうが。
デジカメも登場したばかりで、まだスマートメディアが全盛だった。
さて、私は車を運転して、その辺のプラモ屋に行ったり、
たまに軍装品の払い下げ店に寄ったり、戦争ごっこに行ったりしていた。
そう、通勤にも使っていた。
エアガン本体は、コンバットマガジンやGUNマガジンの後半の
白黒ページに広告を載せている店に、電話して通販で買っていた。
一度などは渋谷まで行ったりした。
市街地に友人を乗せて車で乗り入れ、
(というより、友人がいないと私は道が分からなかった)
渋谷のファントムに行ったりしたものだった。
ん、ファントム?
何か聞き覚えがあるぞ。
そぉーか、東京ファントムだ。
昔は相模原の駅の近くの、国道16号線沿いにあって、
市庁舎の近くだったから、夜に行ってそこの駐車場に車を止めて、
歩いて店までいった。付近に拘留所もあった。
タバコ屋もあって、冬にガスっていたりすると、たまらない雰囲気だった。
で、相模原店は96年か97年につぶれて、
何か店長が同じ16号沿いで独立しているとか噂があった。
そのあとは渋谷のファントムが残ったのだが、遠いので行く回数は激減した。
渋谷のファントムか。まだあるのかな・・・
にょ!?閉店!?
あららら、南無・・・
じゃなくて、そうか、つぶれたのか。
確か結婚してから覗いたこともあったのに・・・
(上記リンク年ではなく、もっと前)
残念だ。
前述の友人の言で、「銃より装備」というのがあって、
確かに、銃そのものは戦争ごっこにはレギュレーションというのがあって、
いじくってもあまり意味はないのだが、
装備の方は、歴史があるだけに始めると結構面白かった。
ファントムといえば、ジャングル・ファティーグを始め、
レプリカとはいえ質が良く、ヘルメットにネームタグに各種徽章、
フライトジャケットのレプリカで、安価なCWU-45/Pに
高価なB-15C(これはたぶん別のメーカー)、と色々買った。
ルミノックスの時計まで買った。
というか、衣類はまだ残っている。
今ファントムのwebsiteを見ても、ジャングル・ファティーグなんてものはなくて、
つまらない現代装備ばかりだ。
思えば80〜90年代、ベトナム戦争ブームで、時流に乗ったのかもしれない。
そういえば、同じく渋谷のMASHとか、池袋のサムズ・ミリタリ屋はまだあるのだろうか。
今はほかのおもちゃが普及したおかげで、こういうものが売れなくなってきている。
寂しくなったものである。
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