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■2021年12月5日:オミクロン株によって、外国人は日本入国不可になる!?

帰国の準備を進めている。
まずは妻の「在留資格認定証明書交付申請(以下、在留資格)」の状況からお伝えしよう。

10/末       私の方で書類を作成し、父にEMSで送る。
前回に対して追加で、住民票がないことに関して
何か言われるかもしれないので、入管に電話して訊くと、
住民票がないことを一筆書いて署名すればいいとのことだった。
原紙でなくてもいいのかと訊くと、代理人の署名で良いとのこと
クリックして拡大 11/4 父に川崎支局に申請に行ってもらう。
さっそく、質問票の書き方がダメだとのことで落第。
質問書には2か所署名欄があり、
申請人(相手の方)
配偶者(あなた)
とあるのだが、私の場合、
申請人は妻で
配偶者が私
のサインになるとのこと。
てっきり実際に申請するのは私で、
配偶者とは妻のことだと勘違いしてしまったのだ。

また、申請書に貼る写真は裏に氏名を書くようにとのこと。
それから、申請書はエクセルのワークシートで3ページに
分かれていることに気が付いていなかったので、
訂正してすぐにEMSで再度父に送る。
クリックして拡大 11/12 再度父に川崎に行ってもらう。
申請自体は受領してもらえたものの、
タイの婚姻届けの訳を寄越せと言われたとのこと。

父がその関連の参考サイトを送ってくれたが、
その程度のものは自分で訳せるし、
その参考サイトの訳は少し間違っていたので、
自分で訳したものを送った。

それは郵送で済むとのこと。

左の写真は受付票。
クリックして拡大 こちらが資料提出通知書。
クリックして拡大 11/25 横浜支局より資料追加の要請があったとのこと。
何考えているんだ・・・
いっぺんに済ませろよな・・・
恐らく、川崎と横浜で言ってくることが違うのだ。

婚姻届けの訳は既に送ったし、
原本は以前に東京に電話した際に、
タイの日本大使館にも持っていかなくてはならないから渡せない、
と話したところ、コピーでいいですよと言われた話を
父に書いてもらって、
残りの資料を揃えて26日に再度郵送してもらう。

以来、12/4現在まだ通知はない。
こういうものは健康保険の請求と一緒で、時間がかかるのだろう。

早めに動き始めておいて本当に良かった。
日本に親族のいない人が1週間かそこいらの一時帰国で
処理するのは事実上不可能だ。

11年前に初めて妻を連れて一時帰国した際のビザを
確認したところ、3ヶ月有効となっており、それで思い当たった。

我々がタイに来て働くのも、いったん日本のタイ大使館で
B-ビザをもらって、3ヶ月くらいの期限を与えられてから
タイに入国し、その期限内に会社に
就労ビザ取得の準備をしてもらうのだ。
そして、その期限は最初は半年である(以降は1年)。

ビジネスなら逆の場合も同じで、
特に何もなければ、短期ビザをもらって
日本に入国し、手続きをすればいいのだが、
今は上陸拒否制度があるから、特段の事情がない限り
不可というわけだ。

そんなことをしている間に、おミクロン株が発生し、話が大きくなっていた。
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11/29、新しく首相になった岸田とかいうおっさんが、
とんでもないことを言い出した。
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言うに事欠いてなにを言っているのかね、このアホは・・・
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クリックして拡大 どんどんエスカレート。
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そして12/1の発表。さらにとんでもないことに。
普段は笑い飛ばす私だが、今度ばかりは対岸の火事ではない。
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そもそも、特段の事情の定義は法務省のページに書いてあるのに、
それは何なのか、とか曖昧だとかいう無知な輩がいることに驚いた。
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クリックして拡大 さらにペルーからの入国者でおミクロン感染者が発覚したとのこと。
しかも何人だか書いておらず、私の不公平感もさらに高まる。
国民が祖国に帰るのは拒否されないのだ。
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そして夕方には、日本到着の航空機を飛ばさないなどと言い始めた。
それってどう処理するんだ?
予約は全てキャンセルさせるのか?
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予想通り、翌日には撤回。
日本の指導者層はやはり頭が弱い、ということを露呈した結果に終わった。
椅子に座って鼻をほじっている連中は、実務を知らないということを
自ら証明したわけだ。
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荒っぽかった?
なぜバカだったと認めない?
反省していないから進歩しない、
ということに気が付いていない。
サル以下だ。
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次に、実際の受け入れ側の発表を見ていこう。
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外務省
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法務省
赤字部分を要約すると、とりあえず年内は「外国人の入国審査を行わない」
というように読み取れる。
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こちらも法務省だが、
もっとドラスチックに「外国人の新規入国は停止」と書いてある。
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左の画像の下部にあるリンクをクリックすると、厚労省のサイトに飛ばされる。
ここには、上の画像と同様のことのほかに、さらにはっきりと
「外国人の新規入国を拒否する」と書かれている。
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法務省の別のページ。
上陸拒否についての説明と、「特段の事情」の定義が書かれている。
さらに別のページがあって、上陸拒否国だのホテル待機対象国のリストがあるのだが、
それらはしょっちゅう変わるので、まめにチェックする必要がある。
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これを見て、私は本気で心配した。
今回の新型は報道にも見られるように、

今までのコロナ派生型の中でも、デルタ株に次いで過熱気味の報道がされているため、

私(と妻)にとってはかなりやばそうな状況に見えた。

私の帰国は2月なのだが、
どう見ても来年
2月になれば沈静化するようには見えず、
父にも最悪の事態を考慮しておくよう言われた。

私しか帰国できない場合、
まずは私が連れて行かざるを得ないだろう。
あんなのを置いて後から妻に連れてきてもらうわけにはいかない。

(そっちの方はメールのやり取りで済むので、既に成田の動物検疫所から、届け出受理書を入手済みだったが、
こちらも申請してから受理書の発行まで、私はすぐもらえたが、最大10日掛かるとのことだった。)

妻に関しては、

・航空会社のwebsiteにはチケットの払い戻しや変更は無料ですると書かれていたが、
 成田なので、到着地の変更は利かないだろう。

・アパートは引き払うため、彼女は帰省

・妻の冬物など、不要なものは引っ越し時に先行で日本に送ってしまう

・妻の帰国時に必要なチケットや書類などのため、プリンターは置いていくか?など

・晴れて入国可となった場合、PCR検査はバンコクの大きな病院で受けた方がいいため、
 直前3日前までに都内のホテルに宿泊?

等々、頭がおかしくなりそうだった。


入管に訊いてみたところで、「2月になってから訊いてください」「在留資格を取得後にお問い合わせください」
と言われそうだったが、準備があるので、仮に状況が変わらなかった場合、どうなるのか事前に知っておきたい。
そこで、12/2、入管に電話して訊いてみた。

私「12/1に交付された措置について教えてください。

  少なくとも本年いっぱいは、外国人は何であれ入国不可になったんですよね?」

入管「いえ、決してそういうことではなくて、特段の事情というのが考慮されます。

   特段の事情、というのは日本人の配偶者の場合等です」

  ここで私自身の事情も聞かれたので説明

入管「在留資格を入手されるということであれば、申請が受理される可能性は高いです。

   ただ、判断はタイの日本大使館になります」

私「ということは、在留資格と在留ビザとPCR検査結果陰性証明がそろっていれば、大丈夫ということですか?」

入管「いえ、本当はダメなのですが、特段の事情として許可される可能性はあるということです。

   ただ、現在の措置もご存じのように本年いっぱいのことですので、逐次情報をご確認ください」


というわけで、日本政府がバーン、と発表した入国禁止に対して、現場の混乱が感じられた。
法務省は公務員だが、入管は民間らしいので、おかみがカッコいいこと言っても、
苦情を処理する現場は対応に困っている、ということなのだろう。

クリックして拡大 左はANAの説明。
これが一番わかりやすく、
入管から聞いた内容とおおむね合致する。
結論は「まだわからない」ことでは一緒だが、
政府の発表通りでもない、というところだ。
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あとはパパの登場を待つだけだ。


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