■2010年6月17日:インターネット回線の改善
■2010年3月22日:タイ・バンコクのインターネット・住宅事情の一例
■2010年5月2日:インターネット詐欺!?
■2010年6月12日:とろくさいタイのISPとアパートの従業員
直前の話の繋がりは第3章をお読みいただければご理解いただけるものと思う。
要は、ハブからアパートの各部屋に来ている差込口が遠い(LANの有効距離は100mだったと思うが)か、
或いはこんがらがっているので、回線品質が著しく悪いよ、という話。
普通、日本なんかだったら、直ぐ業者がやってきて回線を見直して配線し直すようなケース。
で、それはISPがやることであって、アパートがやることじゃないよね?というのが私の意見。
第2章、第3章を経て、ようやくアパートから連絡が来ました。
「4MBから2MBへ変更完了しました」
で?
何も変わらねぇよ。
特に22:00を過ぎたら1分にも満たない間隔で回線が
切れるのは前と一緒。
回線が不安定で配線の見直しが必要、ということであれば
どう考えても”工事”が必要なのは明白で、4M→2Mというのは
単に契約手続きの変更をするだけの話で、そんなことをして何の効果があるというのか
疑問だったのだが、「やりたい」と言うので「やらせておいた」だけのこと。
前に話をした時に、
「それ(4MB→2MBへの変更)をやってダメだったら他に打つ手は無いっす」
と言われていたので、もうこれ以上何も言う気にならない。
当然だが打つ手が無いというのは不正確な回答で、
正確には「面倒臭いから手を打つ気が無い」だけ。
だからせめてもの腹いせで、聞かれてもいないので変更後の調子の報告も
未だしていない。下手に何か言ったところで、
そんな夜が更けてからインターネットに
接続しなければ良いじゃないですか
などと寝ぼけたことを言われてまた不愉快な思いをするだけだ。
このアパートは電話代・電気代もぼったくりもいいところだ。電気代4月分4,400THB、5月分4,800THB。
1ヶ月で1万円を軽く超えている。しかも2人+1匹暮らしで。
4月は確かに使いたい放題だったので、金額を見て反省し、5月からは昼間エアコンも使わないようにしていた。
私のPCからグラボを抜いた効果は、現れるとしたら6月以降からだ。
しかし、5月には日本に旅行したので、1週間不在の期間があったはずだ。
それで節約もして、先月より金額が上がるというのはおかしいだろう。
日本と違い、請求書は電力局の明細ではなく、アパート名義の請求書で来るので、
上乗せ請求されているのか、正しい金額なのか判断が付かない。奥さんがかなり怒っていたが、
メーターを見たところで始まらない。メーターを工作してあったら見分けが付かないからだ。
電話代も、大して使ってもいないのに450THBも取られた。
タイの携帯電話でこれだけの金額があれば、随分長電話できる。
挙句の果てには、
「西洋からいらしたお客様など、お宅様より金額が張るお住まいも
ありますけど、皆さん特に問題無くお支払いいただいていますのよ。」
とのお言葉を賜り、あまり頭に来たので、
「マイ ダイ ターム ルアン コン ウン(他人の話なんか訊いていない)」
と言ってしまった。
「マイ ダイ ターム ベープ ナン(そんなことは訊いていない)」
と言いたかったのだが、合っているかどうか自信が無かったので控えた。
すると相手は「コートート(すみません)」と言って、怒られたときのダメ・タイ人がよくやるように、
帰って良いとか話は終わったとも告げていないのに、するっと姿を消してしまった。
残る手段は可能な限り早くこのアパートから出て行くことだけだ。
もっとも、タイ(バンコク)なんて何処も似たようなもの。後は当たり外れというか、可能性の問題で、
この程度(今日述べたことの他に白蟻の問題もある(第1話・第2話参照))で
済んでいる内は運が良い方なのかもしれない。