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■2012年6月9日:ideapad S205でトラブル

昨年父にプレゼントしたideapad S205だが結局英語のキーボードは使いにくい、
とのことで一時帰国した際に引き取ってきた。

前回は32bitのW7をインストールしたのだが、
今回はメモリを増設したのでx64を買って来てインストールした。
メモリの増設は専用のアクセス・パネルなどないので、裏蓋を全部開けることになるだろうと分かっていたのだが、
どうも全部は外れそうにないので、中途半端に開けて隙間からメモリを突っ込んだ。

ドライバのインストール時に厄介な問題が発生した。
ドライバCDの中のLAN,WLANのドライバがちゃんと当たらなかったのだ。
LANは△マークが表示されてしまうし、
WLANは一見ちゃんとインストールされているものの、アクセスポイントを見つけられなかった。
LAN(Realtek RTL8169)の方はインターネットで最新版のドライバを拾って来てインストールしてみたが当らなかった。

この頃になるともしかして裏蓋をこじ開けた際に壊したかと焦り出してくる。
何しろLANアダプタが使えないのは致命的だ。何もしようがない。
パンティップに修理に持って行っても出すのと引き取るのとで2回行かなきゃならんな〜
などと思い始めた頃、LANの方はlenovo ThailandのサイトからDLしたドライバがバッチリ、ヒットした。
WLANも同様にlenovoから持ってきたがこちらはそれでもダメだった。

WLANはAtherosのAR9285なのだがQualcommのサイトを見に行っても良く分からなかったので、
一般のサイトから持ってきたところ、ドライバは切り替わるが症状は変わらなかった。
そこで、Windowsを再度インストールし直して、真っ先にWLANのドライバを入れたが症状に変化は無かった。
lenovoのサイトから自動判別や診断ツールを実行してみたりもしたが動作しなかった。

最後に32ビットOSを入れてみるという手があったが、前にx32を入れた時はちゃんと動いていたので、
使えて当たり前であり、加えてドライバはx32,64両対応と書いてある以上、それはないだろうと考えた。
さらに、この時点で32ビット版のWindows 7は持っていなかった。

またlenovoのサイトから保守マニュアルを手に入れて見てみると、キーボードを外せば裏蓋が外れる、
という記載が有ったのでそのようにし、再度裏蓋を開けてWLANの状態を確認してみたが、
外から見る限りカードが外れているとか、チップが焼けているといった症状は見受けられなかった。
ケーブルは半田付けされていたので抜けようが無い。ケーブルの破損なども見当たらなかった。

仕方なくパンティップ・プラザの4Fのレノボ・ショップに持ち込んだ。
前の週にパンティップに来たばかりだったのにバカみたいだった。
持って行くと即答で「あっちの店に持って行け」と直ぐそこのサービス・センターみたいなところを指差された。
到着したのは11時代だったが、サービス・センターは空いていた。
前にも書いたがこういう店が混み始めるのは正午以降であり、11時では大型のショップなど
未だ商品の陳列を終えていないような店もあるが、込み入った手続きが必要な要件があるときは午前中に来た方が良い。
そこで受付嬢に一通り症状を説明すると、彼女はデバイス・マネージャー等を確認したが
自分では判断が付かないらしく、しばしマシンを持って奥に入って行ったが、
間もなく出てきて「やはり恐らくWLANのカードが故障している可能性があります」とのことで、
あっさり受け付けてくれた。修理は5〜7日預かる必要が有り、
完了後携帯電話にSMS(ショート・メッセージ)を入れてくれるとのこと。
5〜7日というのはやけに早いのでタイ国内に修理拠点があるのかと訊いたところ、そうだとのこと。
この時点ではサービス・センターの認識では保証は未だ残っており、
敢えて私の方から裏蓋を開けてメモリーを追加したとは申告しなかった。

日曜日に持って行って、火曜日には直ぐ電話が掛かってきた。
曰く、「32ビットOSなら動きますよ」とのこと
やはりそう来たか。とんだ手間だったが原因が分かっただけ良かった。
しかもこのスピード対応である。サービス・スタッフの努力は称賛に値するだろう。
今後は標準搭載メモリ量によってOSを選んだ方が良さそうだ。

丁度デスクトップ用にもう1枚OSを買おうと思っていたところだったので、
32ビット版を買ってそちらをideapad用にして64ビット版と入れ替えれば済むことだ。

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当初、このように半開きの状態でメモリを突っ込んだ。 保守マニュアルを読んで、キチンと手順を踏んで全オープンしたところ。
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標準搭載されていたメモリ。 "ECS"という名前のサービス・センター。
同名のマザーボードメーカーとは無関係。
lenovo,BUFFALO,D-Link製品の面倒を見る。

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