■2011年10月5日:lenovo ideapad S205-59313776 Review
lenovoからようやくZacate搭載ノートがリリースされた。
日本で発表されているS205とはスペックが異なる。
購入の模様はこちらを参照。
本機はlenovo (ThinkPad)好きな年金生活をしている父にプレゼントすることにした。
天板。ブラウンというか紫色。何故こんな色しかないのだろうか。 妙な格子模様が描かれている。 |
重量を実測した。 |
本体正面。 | 裏面。前に述べたようにアクセス・パネルの類は無く、 パーツの交換は厄介そうだ。 |
全面。ポート類は無し。 | 背面。同じくポート類無し。 |
左側面。電源ポート、D-sub、USB2.0x1、マルチ・メディア・カード・スロット。 排気は少な目で、風も涼しい。 |
右側面。ポートは左からイアホン、マイク、無線/BTのONN/OFFスイッチ、 HDMI、USB2.0x2、セキュリティ・ロック・スロット、LANポートと並ぶ。 |
LED表示部。 | タッチ・パッドはOFF状態でLEDが点灯する。スクロール機能を持つ。 このスクロール機能、MSI U270等、ハードとして機能を持っていない機種と 比較すると、やはりモバイル使用時には便利だ。 |
VISION E2のロゴ・ステッカーが燦然と輝く。格好良いが直ぐ剥がれてしまいそうだ。 |
【 スペック 】
・VISION区分: E2
・CPU: AMD E-450 Socket FT1 Bobcat core 1.65GHz/L2=512KBx2/18W
・memory:
標準:Hyundai PC3-10700 (DDR3-1333) CL-9 2GBx1 200pin SO-DIMM Single Channel
・Chipset: AMD A50M FCH (Fusion Controller Hub)+SB850
・液晶: 11.6"(1366x768pixel) (つるピカ)
・Video: Radeon HD 6320 (integrated)
・HDD: Seagate Momentus 5400.6 ST950032 5AS 総容量500GB/Cache 8MB
(実質容量465GB) SATA 3Gb/秒 5400rpm 2.5inch
購入時パーティション:忘れたw
・光学ドライブ: 無し
・Sound: AMD High Definition Audio
・LAN: Realtek PCIe FE Family Controller (RTL8169) 10/100BASE-TX
・WLAN: Qualcomm Atheros AR9285 IEEE 802.11b/g/n
・Bluetooth: Broadcom BCM2070 2.1+EDR
・Modem:
無し
・指紋認証装置: 無し
・マルチカードリーダー: USB2.0接続
・ports/slots: アナログRGB port(ミニD-sub15ピン)/USB2.0 x3
/ExpressCard: 無し
HDMIports: 1
・その他:
webカメラ、マイク
・OS: DOS
・質量: 1.4kg
・バッテリ: 6cell
・バッテリ駆動時間: 実質6時間(実測)
CPU-Zでの確認 | |
CPUのクロックはかなりコロコロ変わるようだった。 | |
【 価格(VAT(付加税)7%込み) 】
本体: 11,200THB (約28,918円、11,900THBから値下げしてくれた)
OS: 3,490THB
小計: 14,690THB (約37,930円)
クレジット・カードの使用手数料1.8%: 264THB
合計: 14,891THB(何故か計算が合わない)(約38,449円)
カード会社からの請求は39,261円、1THB = 約2.637円計算。内手数料約0.055THB)
購入した日(9/10)の為替レートは1THB = 約2.582円だった。
【性能】
Windows 7のWindows エクスペリエンス インデックスの評価点
3D MARKのスコア
06:2663
11:P316
<3D MARK 06 SCOREの総合結果はこちら>
<3D MARK 11 SCOREの総合結果はこちら>
さて本機の目玉は新APUであるE-450の搭載だが、実際のところ
E-350と全然変わらない。
3D MARK 06のスコアはそれなりにUPしているが、Windows 7標準の物差しではCPUスコアは変わらず。
Graphicsの項目が僅かに変化しており、あとはMemoryスコアがそこそこ上がっているのは何かな〜
という感じである。
IEの動作は何だかMSI U270よりちんたらしているような気がした。
バッテリー・メーター。 | 1時間ほどバッテリーのみでweb利用にて計測したところ、15%減だった。 この計算によれば6時間以上持つことになる。 |
左写真:WLANとBluetoothのナビゲーション・パネル。 | |
グラフィックのユーティリティは「AMD VISION Engine Control Center」と 名前を変えた。 |
サウンドのユーティリティ。 |
【 インストール 】
OSはWindows7のHome Premium x32 英語/DSP版を別買いして導入。
付属のDVDディスクにはWindows 7のみx32、x64両方のドライバが収録されており、
全て問題無くインストール出来た。
但し一つずつインストールしなければならないのはかったるかった。
11.EMというフォルダに入っているEnergy Managementというユーティリティで
「Fn」キー+ファンクション(輝度調節等)もインストール可能だった。
【 付属品・その他 】
外箱。AMDのロゴが存在を主張している。 | 相変わらずACアダプタは小型だがプラグがゴツイ。 |
左写真:オマケのガラクタとソフト・ケース。 しかしこのソフトケース、小さすぎてIdeapadが入らない。 傑作だと思った。 |
【 まとめ 】
E-450の性能は実質E-350と変わらない。それはそうだ。
デスク・トップでもCPUのクロックが100MHz変わったところで大差ないのに、
それ以下の変化しかないのだ。歩留まりが上がったので差し替えたというところだろう。
だがお値段据え置きどころか、それより安く購入出来てしまうのだから文句は無いだろう。
CPU性能はぼちぼちだが、バッテリー性能はVAIO YBはもちろんMSI U270をも上回っている
(デザインは妙チキリンだけど)。
PCの価格は年々下がっている。4万円以下ですよ、お父さん!
地味なモデルだが結局このノートはこの後3年近く使用することとなり、
シンプル・イズ・ベストを地で行くマシンだった。
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