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■2012年9月17日:LumiaとGALAXY

Windows PhoneであるNokiaのLumia 710を購入した。
大連に行く際に空港の免税店ででも買おうと思ったのだが、
スワンナプーム国際空港はGALAXY一色で、その他の電話など全然売っていなかった。
(iPhone/iPadよりGALAXYの方が数が多かった)
妻が前に雑誌かインターネットでGALAXYの広告を見ているのを見掛けており、
買ってやれば喜んだだろうが、そこそこのモデルでも1万バーツ近くしたので
店には外で買うより安い、と言われたがこんなものは免税店といえども
妙なSIMカードが付属しているので、後で買ってもそう値段は変わらないだろうと踏んで
買わずに大連に行ったところ、上海で合流した元上司に
「買えないわけじゃないんだから買ってあげるべき」と言われ、購入の決意を固めた。
ちなみに免税店でGALAXY ACE2は9,650THB位だった。

ではLumiaにはどのような種類があるのか? ついこの間まで全部で4機種だったが、
このほど新機種が発表されたので全部で6機種になった。以下に簡単にまとめてみた。

SPEC/MODEL 920 820 900 800 710 610
Platform Windows Phone 8 Windows Phone 7.5   
Display PureMotion HD+,
4.5" 1280x768
AMOLED,4.3"
800x480
AMOLED,4.3"
800x480
AMOLED,3.7"
800x480
LCD,3.7"
800x480
LCD,3.7"
800x480
CPU Qualcomm Scorpion
1.5GHz/2core  
Qualcomm Scorpion 1.4GHz/1core   ARM Cortex-A5
800MHz/1core
GPU AMD Adreno 225 AMD Adreno 205   AMD Adreno 200
Internal memory 1GB 1GB 512MB 512MB 512MB 256MB
Mass memory 32GB 8GB 16GB 16GB 8GB 8GB
Microsoft Office O O O O O X
Gmail O O X O X O
DLNA X X O X X X
Bluetooth 3.1 2.1+EDR      
WiFi b/g/n        
Qi Wireless charging O X   
Camera digital zoom 4x 4x 3x 3x 4x 4x
CAMERA pixell 8.7M 8M 8M 8M 5M 5M
Battery 待機 400h 330h 300h 335h 400h 720h
使用 10h 8h 7h 9.5h 7.6h 9.5h
Weight 185g 160g 160g 142g 126g 132g
市場価格(THB) NOV/2012 NOV/2012 15,900-
18,000
11,900-
15,400
7,900-
9,000
6,500-
7,400

GPUは何気にAMDだったりする。

さてWindows Phoneはどこで買うか。EMPORIUMで売られているのは見掛けたが、
あそこは店が1件しかないので売り切れていた場合のリスクが大きい。
そこで、先日記事にしたGATEWAYに向かった。
そこでも、主なITショップが集まっている3階・4階を見尽くし、
在庫切れで次回入荷は翌日月曜日、などと嘘くさいことを言う店もあったが、
NOKIAそのものを扱っている店が殆どない。
最終的に仕方がない、ダメ元でEMPORIUMに向かうか、と気怠く首を巡らし目に付いた
Telewizの小さな店を覗いてみると、有った(妻は既にご機嫌斜め)。
しかし610/710の白と黒がそれぞれ1台ずつのみ。
勢い込んで値段も聞かずに「買う」の一言。予想通り妻の機嫌も180°転換し
機嫌良く「自分だけ買うなんてことはないわよね〜」と始まった。
GALAXY ACE2も「買う」。

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3F。前回来た時に比べそこそこ店も出来てきたが、目指すものはない。 写真中央中段に見難いがTelewizの店がある。
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これがそのTelewizという店。 購入したGALAXY ACE2 (9,900THB、写真左)
及びLumia 710(8,500THB、写真右)

購入したLumia 710は予想通りwindowsなので完全に日本語が使用可能。
だが何故かタイ語が無い。意味が分からない。
同機はwindows live Messengerと連携しており、ZuneというNokia製のPCと同期するソフトがあり、
コンピューターに接続するとそれを使ってメッセンジャーに登録してあるアドレスが
勝手にコピーされる(windows liveに登録済みのアドレスが全て転送されるわけではない)。

デフォルトの検索エンジンはbingであり、Androidを搭載する電話のようにgoogleがデフォルトではないので、
IEでgoogleを登録しておいてやれば使えなくはないのだが不便だ。

バッテリーが直ぐ無くなるのはお約束。
USB CABLEは最近のNOKIAの他機種の携帯電話と共通であり、
これでパソコンと繋げてやればバス・パワーで充電もされるので便利は便利だ。

officeは、前述のZuneを使って.xlsのファイルを電話に保存する方法があるのかどうか?
良く分からないのだが、windows liveに登録しておくと使うことのできるskydriveにデータを保存し、
それを電話の方で一旦開いてから電話に保存した。

画面の輝度調節機能も先進的だ。外に出ると明るくなったり、部屋に戻るとまた暗くなったり
自動で可変するのだ。それでも未だ少し私には眩しいのだが、手動に切り替えて輝度”低”にしても
たいして変わらなかった。

電卓機能は使いやすい。それは認めよう(笑


価格は2台合わせて21,624THBだった。
またこの日(9/2)のタイ・バーツの為替レートは1THB = 2.50円だった。
以前EMPORIUMで見たときは確か610が7,400THBで710が9,000THBだったので、
妙な気がしてレシートを見てみると、合計金額のみしか書いておらず
GALAXYは9,900THBだと記憶していたので、店に戻ってNOKIAの方の値段を訊いたところ、
11,300THBとのこと。高えな〜と思いつつ帰宅してAISのサイトを見ると今度は7,900THBとのこと
タイではこういうものはディーラーである程度価格が決まっており、
店によってそう値段は変わらないはずなので、ますます妙な話だと思っていると、
9/4にそのWindows Phoneに店から電話があり値段を間違えていて、実際には8,500THBとのこと
差額を払い戻したいので来店求むとのこと。わざとやっているのではないか?と思った。
最初クレジットカードのデータのキャンセルは出来ないから、
差額分を店の商品と引き換えてくれないかと言われた。
当然、私としては呼び付けておいてそれはないだろう、と言う
(と言うかお前の店に欲しいものなど無いという感じ)。
現金での返金はできないのか?と訊くとそれは出来ないと言うので、
いい加減面倒臭くなりあのなあ、出来ないってお前らのミスなんだぜ、
と言い掛けたところ、妥協案を示してきた。クレジットカードのデータキャンセルに4,5日掛かるが、
新しい金額で引き落とさせてもらえれば、先の請求をキャンセルするとのこと。
私は即座にそれで良い、と答えた。あまり嫌な客を演じていても仕方が無い。
聞けば、店員がデック・マイ(新人)でミスってしまったとのこと。
その説明は納得できる。この建物は新しいし、店も恐らく出来たばかりだろう。
確かに説明に当たってくれたおばちゃん以外は見るからにチンプンカンプン。
粗品も貰ったし、まあ良しとすることにした。
後日TERMINAL21の6FのNOKIAのショップで見たら、やはり7,900THBだった。

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粗品のバッグ。別に犬用ではないだろうが、ちゃんと「NOKIA」のロゴも入っている。

DTACは3G回線が無いと言われ1-2-CALL(1-2-CALLはAISという業者のブランド)の
50THBのSIMカードを買ったが、後でM君から聞いたところでは、
3Gの携帯電話はDTACとAISで周波数帯が異なり筐体が2種類あるのだそうだ。
AIS系列の店で買ったのでAISの筐体しか無くて当然だ。

通信の方は1GB/350THB/1月の通信パッケージを購入した。
これは、一か月間、容量1GB分まで3G回線でデータ通信が可能、というもの。
この中に電話料金は僅かしか入っていないので注意が必要だ。
それを超えると電話は自力ではインターネットに接続できなくなる。
しかも、使えなくなるときに使えなくなりましたと教えてくれないので、尚更分かりにくい。
ご存知のように、インターネットで1GBなんてあっという間だ。
2週間もしないうちに使えなくなった。その後は、25THB/1dayで通常回線で使用可能、
という宣伝メッセージが勝手に入ってきた。これは非常に簡単な操作で設定が可能だ。
ちなみに、彼らの言う3Gと通常回線など、実際には体感差なんて無いも同然だ。
しかし、WiFi機能で接続すれば、こんな契約とは無関係にインターネットが利用できる。


ここで、12CALLの場合の通話料金のチャージ方法を紹介しておこう。
プリペイド式の電話の場合、使用しチャージが無くなる都度補充が必要だ。
このチャージ用のカードのことをタイ語で「バッ(カードとか札の意)トゥーム(補充する)グン(お金)」と言う
(タイ文字で知りたい方はこちらでご確認を)。単に「トゥーム・グン」だけでも通じ、セブン・イレブンなどで手に入る。
料金は100THBから500THBくらいまで何種類かあり(50THBがあったり500THBが無かったりもする)、
以前は文字通りテレフォン・カード状のプリペイド・カードだったものだが、
最近はどんどんレシート形式に変わってきている。コストダウンの一環だろう。
さて入手したレシート(またはカード)はオール・タイ語なので分からない人にはちんぷんかんぷんだろう。
知り合いにやってもらっても良いし、セブン・イレブンのお姉ちゃんもたいがいはやってくれるが、
以下に処理方法を記載しておくので、参考にして欲しい。

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これがセブン・イレブンで購入したチャージ・クレジット。
ぼかした部分に暗証番号(ラハッ・トゥーム・グン、暗証番号の
直ぐ上のの中にタイ語でそう書いてある)が書いてある。
考えてみれば使用後なのでぼかす必要は無かった。
暗証番号の入力方法は次のように行う。
*120*?????#
?????の部分に暗証番号を入力する。最後に#を付けて、
トー・オー(発信するという意味。通話のこと)ボタンを押す。
完了すると電話の画面に上写真のように残金と有効期限が表示される。
安っちい電話だとこんなに丁寧に教えてくれないので注意が必要だ。
この画面は*121#と発信することでも確認が可能だ(無料)。
また#を付けずに単に*121と発信すると音声案内となる。
DTACの場合はこの番号が*101#となる。
もともと残金が9.45bahtになっており電話機に「補充してね」と言われたので
100baht補充したのだが、使っていないのに104.10となっていた。
このさらに翌日には98.75bahtになっていた。何故だか知らないが
日々5.35bahtずつ減っていく。この件は後日TERMINAL21/6Fの
AISショップの店員に見てもらったところ、何らかの有料メッセージサービスが
登録されていた模様。早速その場で解除してもらった。

このチャージの補充方法は、12CALL(AIS)とDTACで微妙にやり方が違う。
また時々システムが変わったりもするので、情報は常に収集しておく必要がある。
オンライン・バンキング・システム等でオンラインで処理する方法もある。


海外で使用したい場合、事前に1-2-CALLに電話して、渡航の予定を伝えれば、
所定の料金で使用可能にしてくれるとのこと。
連絡した時に電話機に金が入っていなければ、その旨を伝えて
コンビニなり空港のAISの窓口なりで金を払う。
ローミング・サービスはインターネットのみであれば中国等では350THB/day、
日本あたりは450THB/day。通話となるとかなり高くなる模様。
また海外ローミングの設定は日当たりであるため、
タイに戻った際に再度設定を戻してくれるように申請する必要があるとのこと。
データ・ローミングのみなら現地に到着後でも申し込みは可能らしい。
通話に関してはやはり事前申し込みが必要とのこと。
インターネットに関しては、WiFi機能が使えれば無料なのであまり加入するメリットはないだろう。

大連に行った際にデータ・ローミングサービスを申し込んだが結局使えず、金だけ100THB減っていた。
おまけにタイに戻って来てからも使えなかったのでAISの電話窓口に相談したところ、
症状を聞いた後「現在お問い合わせが大変混雑していますので3時間、もしくは明日の朝までお待ちください」
今使えないと言っているのだが。ちなみに、通話料はしっかり取られていた。

確かに、海外使用を申し込んで渡航後に例えば辺鄙な場所だったり通信障害などで使えず
帰って来てから文句を言っても、知らないと言われればそれまでだ。

どうやら海外ローミングサービスはかなり敷居が高いようだ。

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