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本当に毎月海外出張がある。
さらに、明日また大連に行かなければならないというから、もううんざりして来る。

この時は日本の本社から来た重役との飲み会を途中で抜け出さねばならず、誠に憂鬱だった。
タイ航空の国際線のカウンターに向かうと、国内線の方のビジネスクラス用カウンターに行けと言われた。
不審に思いつつそちらに向かったが正常に処理され、何故か出国審査とセキュリティ・チェックは
Fast Trackレーンに並ばされ、一瞬で抜けられた。
通常このレーンはビジネスクラス・チケットを持っていないと使えないはずなので、得した気分だった。
だが優先搭乗時に田舎者の中国人がゲートに殺到しているのに対し、
アホな係員は「ビジネス・クラスとゴルード・ステータス」と言っているだけで
そんなものは確認もせずに、お構いなく通していたのでめげた。

機内は寒い上に混んでいた。
最初隣の席に座ったのはなんとガキだった。しかしながら大人しい男の子であり、
あとで後ろの席に来た両親に頼まれて席を替わってやった。
替わった先の席に居たのは婆さんだったが、こちらも大人しくて
なかなかかわいいおばあちゃんであり、寒いからとエアコンを閉めてやったり
選んだ食事のメニューを乗務員に伝えてあげたり、仲良くしたのだが、
食後何やら紙袋をゴソゴソやっているなと思ったら、
吐きやがった。

飛行機恐怖症についてだが
今回は行きについてはバンコク発上海行きの最初しか揺れなかったこともあり、
(離着陸時が一番揺れるものだが、離着陸時に揺れるのは当たり前なので怖くない)
イアフォンで機内エンターテインメントの音楽を聴いているだけでごまかせた。

行きのタイ航空便のスッチーは3人ぐらいがまとまってかなりの粒揃いであり
撮影させてくれと頼んだところ、「今仕事中だから後で」とかわされてしまった。
その気がないのだからと私もそれ以上頼まなかった。

なお今回の出張時、中国元の為替レートは1元 = 約12.8円だった。


バンコク→上海線の機内食。インスタント・ラーメン。これかソーセージとオムレツかと訊かれ、
やむなくラーメンを選ぶも、食えたものではなかった。最近TGはこういうメニュー
Malaysia_Shah Alam 2011年9月/Kumamoto-Fukuoka 12年 5月)が多い。


上海の国内線ゲート前で食べた回鍋肉ランチ。45元。値段の割に糞不味い。
うんこ味のタレが掛っているとしか思えなかった。
空港内は何処の国も同じらしい。日本なんかはもう少しマシだが・・・


上海←→大連間は前回の戻り便と同じ、中国東方航空。
上写真は行きの上海→大連行き中国東方航空の機内食。
箱を開けると例によってえげつない食品が詰まっている。
干からびたような菓子パンに乾燥フルーツのリンゴ、クラッカー、
そして唯一まともなのは左端のチョコレートだが、ビター過ぎて気持ち悪くて食べれなかった。

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大連空港を出たところ。ようこそ大連へ。来たくもないんだけど。


空港で捕まえたタクシーはエアコン無し+手動ウィンドウの
えらく古い年季が入ったタクシーだった。トランクが鍵を差す穴を指で押して開ける方式であり、
30年前にタイム・スリップしたようだった。これはこれで貴重な体験だったかもしれない。

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泊まったホテル、「KERREN HOTEL」。表の喧騒と違って近代的なホテルだ。
サービスや設備に問題は無いが内装はあまり綺麗なホテルではなかった。

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止まった部屋。朝食込(別に頼むと98元)450元で部屋の有線LANは無料。
(WiFiが有ったかどうかは未確認)

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朝食会場。充実のメニュー、そしてサービスも良好。

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朝食会場にて。この日本食のメニューはすごい。味噌汁に納豆、焼き魚まであった。

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ホテルの廊下のテラスからの眺め。同ホテルは窓ガラスを拭いた方が良い。

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ロビー

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天気予報まで!これは便利だ。

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ホテル内の売店。飲み物やつまみ的なものまで、ある程度ここで揃う。

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大連のとある庶民街にて。

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ここで簡単に昼食を摂った。


肉そば、10元。そばというかラーメンに近いが手打ちであり、すごく美味い。

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ところ変わってこちらはホテル近辺、開発区。

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KFC。

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マクドナルドもある。

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これは珍しい!(馬鹿にすんな)ホテルから徒歩5分足らずのところに
スターバックスを見つけたので寄ってみた。21:30か22:00まで営業しているようだった。

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独特のメニュー。アメリカン・コーヒーはTALLサイズが最少で、22元だった。

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ミーハーの国、中国ではiPhoneが人気だとか。

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前回も来た開発区。

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こちらも前回も来た開発区の怪しげな建物

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「鳥いち」。今回はここで御馳走になった。串専門店。安くて美味い。

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また怪しげな建物だ。

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「sex shop」。考えられない。

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これはローカルなコンビニである。

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物凄い屋台の数だ。

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可愛らしいわんこ。娘が恋しくなる。

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TV屋台、皆でTVを見ながら食事している。庶民的な食堂といったところか

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ローラースケート場があった。
流行っているのかどうか知らないが、街中でもやっている若者達がいた。


これは帰りのタクシーにて。今度はバリケードかい。

大連から上海に戻る際の中国国内線にて、チェック・イン時にスーツケースの中に入れておいた
ノートパソコンのバッテリーが引っ掛かり、取り出させられた。通常日本などでは
バッテリーのみを手荷物で運ぶことの方が禁止されているはずなので、
セキュリティ・チェックは大丈夫なのかと心配だったが無事に抜けられた。


写真は大連→上海行きの便の軽食。サンドイッチだけとは、前回と比較してあんまりだ。
中国人スッチーをカメラに収めるのも良いだろう、と考えたのだが飛行時間が短く、
そういう機会は訪れなかった。
ところが再度チャンスが到来した。それは上海のSAラウンジ。
受付嬢が大変可愛らしい中国娘であり撮影させてもらいたかったのだが、
私はいいからカウンターに座っている他の娘と一緒にどう?と言われ、
そちらの娘も同様に美人だったが、話を振られた方はあんた達何言ってるの?
という感じで迷惑顔をしており、無理強いは出来ないので諦めた。
そのあとしばらくしてまた再び受付の前を通ったところ、係員が総入れ替えしていた。
私は何か悪いことをしてしまったようで、罪悪感に苛まれた。


前回気が付かなかったが上海のSA(スター・アライアンス)ラウンジには
喫煙所やシャワー・ルームも有り、味はともかくヌードル・メニューまであった。
写真はワンタンメン。


帰りのタイ航空・上海→バンコク線の食事。鶏肉か魚かと訊かれ、魚を選んで失敗だった。

帰りの上海発バンコク行きは揺れに揺れたが、映画「Battle Ship」と「AVENGERS」を見て凌いだ。
というより仕事の結果(打ち合わせ)にめげて考えさせられており、
飛行機恐怖症どころではなかったと言った方が正しいかもしれない。
もう一つは、揺れた際は単純だが自分も体を揺することで揺れの恐怖を
誤魔化せることが分かった。
どうでも良いのだが「AVENGERS」は糞くだらなかった。
「Battle Ship」は前半ボートでエイリアンの戦艦に近付くシーンの、
ボートの揺れを見ていたらかえって気分が悪くなった。

明らかに嘘泣きしているガキがおり、泣き止ませられないのであれば
飛行機から降ろしてくれとそいつの親に言いたかった。


スッチーに関してもこの便に乗務していた方にお願いしたところ、快くOK。
というか私自身一緒に入れてもらった上に、「撮影してくれてありがとう」
みたいな感じで逆に感謝されてしまい、恐縮した。
女性は当たればやはりタイ人の方が良いのかもしれない。

帰りのバンコクの入国審査にて一番空いているレーンに並んだが、係員は若そうな奴だったので
こういうレーンに限って遅かったりするんだよなあ、へへへ なんて思っていたら
本当に遅くてイライラした。一人当たり10分位掛けていた。
私の番が来たとき、奴は何かモゴモゴ言った。
聞こえないので「はあ?」と聞き返すと、蛸の口みたいな顔をしたその係員は、
「Don't use telephone for here,Do you understand?」と発声した。
その英語の文法が正しいのかどうかは知らないが、
私に言わせればお前の処理が遅いから暇潰してるんだろ、という感じだったので、
英語は分からないからタイ語で言ってくれないかとタイ語で告げた。
英語であることはどうやら分かるらしいよ、ということを伝えている部分がミソだ。
奴はかなり腹を立てていたが、ちゃんとタイ語で言い直したので、
私は爆笑しそうになるのを堪えるのに苦労した。
向こうは切れそうだったが私は余裕だったので面白かった。
威張っている奴に仕事ができる人間はいない。これは絶対に間違いない。
驕れる者はいつか足元を掬われるのだ。
こういう社会性の低い奴には、だからお前は仕事が出来ねえんだぞ、と教えてやりたくなる。

家に帰って妻によもやま話をしたところ、
突然次の土曜日に弟さん夫婦とパタヤーに行くんだと告げられた。
私はその日は仕事であり当然同行できない。
今回の顧客との打ち合わせで来週も来てくれと頼まれ、それは無理だから再来週で検討させてくれと
何とかお願いしてきたところだったので、これは辛かった。
あんた達は何でそう思い付きで行動するのかね・・・

おまけに妻はスッチーの写真を見てまた何かあたしじゃなくてスッチーと結婚すれば良かったのよ、とか
会社宛てのお土産のお菓子を見てまた何で会社にお土産なんか買わなきゃいけないのよとかこぼし出した。
(ちゃんと妻へのお土産もチョコやらピンク色のパンダのTシャツやら買って来た)
何だそれは?だったらお前がオレの代わりに深夜便で大連行って仕事してきてくれよ、
というよりはっきり言ってこっちこそあんたに金を渡すために働いてるのに、
文句があるんなら出て行ってくれないか、と言いたかったが言えば喧嘩になるので黙っていた。

仕事でも家庭でもストレスが溜る。これは本当に何か手を考える必要がありそうだ。

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