■2013年1月29日:web cameraを搭載していないLumia 710
メキシコ行が決まった時に、その工程は1週間以上に及ぶことが予想された(実際は10日間!)。
私は以前は一人でも平気、というか一人でいる方が楽だったのだが、
犬を飼い始め、所帯まで持ってしまった今や、そんなに長期間そのどちらとも別離しているのには耐えられない。
まあ途中行き帰りと両親の実家を経由するだけマシなのだが、それでも愛する娘と妻と別れるのは辛い。
というわけで、事前にノートPCとLumiaにSKYPEをインストールしておいた。
以前はWindows Liveを使っていたのだが、同サービスは3月で打ち切りとのことなので、
この機会に切り替えておくことにしたのだ。
そして愛機Lumiaにて事前にテストを試みたのだが・・・
どうしても、妻の端末(SAMSUNG GALAXY ACE2)には
私が片手に持っているLumiaの背景動画しか配信されない。
どこをどう探してもFront Cameraの画像は映らない。
色々とインターネットで調べたが、どうやらLumia 710にはFront Camera (Second Camera)は搭載されていないようである。
そこで、(買うつもりは無かったが)Lumiaのどの機種がFront Cameraを備えており、
価格帯はどう分布しているのか調査を行いにEmporiumに行ってきた。
なお実施日の1/18のタイ・バーツの為替レートは、円高並びにバーツ高のダブルパンチで、
1THB = 約3.03円にまで達している。
Front Cameraを備えた機種との比較。左はSymbian OSを搭載する Nokia C5-02で、↓箇所にFront Cameraを備える。右が同じくNokiaの Windows PhoneであるLumia 710。Lumiaの本体正面に見える四角い窓は 何の装置だか不明だが、とにかくFront Cameraではないらしい。 つまり、本機はWeb cameraを備えていない。 |
Emporium 3FのJaymart。携帯電話専門店。これはテナントであり、 Emporiumは4Fも電気製品フロアーになっているが、 そちらには限られた機種しかなかった。同店の店員は全くやる気がなく、 (店員が近寄って来ないので)冷やかすのには好都合だ。 |
勢ぞろいして陳列されたNokiaのLumia各機種。 左上の機種名が隠れてしまっているのは左が920で右が820だ。 何か妙に感じたのだが気が付いたのは後になってからだった。 写真を640x480のスモール・サイズで撮影していたorz |
こちらは左が610で右が710。 |
次に800と900。 | こちらが最新機種、820と920。 |
で、結局、Front Cameraを備えているのはWindows 7.5搭載モデルではどうやら900のみのようだった。
かと言って900でも価格は13,900THB(4万円台前半)もするので、とても買う気にはなれなかった。
上述のように写真が分かり難くなってしまったので、以下表にまとめてみた。
なお写真には写っていないが既に620も販売開始されており、まもなく720も登場するとのこと。
モデル | 510 | 610 | 620 | 710 | 800 | 810 | 820 | 822 | 900 | 920 |
Windows バージョン |
7.5 | 7.5 | 8 | 7.5 | 7.5 | 8 | 7.5 | 8 | ||
液晶解像度 | 800x480 | 800x480 | 800x480 | 800x480 | 800x480 | 800x480 | 1280x768 | |||
CPU | 800MHz x1 |
1.0GHz x2 |
1.4GHz x1 |
1.4GHz x1 |
1.5GHz x2 |
1.4GHz x1 |
1.5GHz x2 |
|||
保存用メモリ | 8GB | 8GB | 8GB | 16GB | 8GB | 16GB | 32GB | |||
Secondary Camera |
X | X | O | X | X | O | O | O | ||
Office | X | O | O | O | O | O | O | |||
無線充電 | X | X | X | X | X | X | O | ? | X | O |
重量 | 132g | 127g | 126g | 142g | 160g | 160g | 185g | |||
価格(THB) | 6,500 | 8,250 | 7,900 | 9,900 | 16,600 | 13,900 | 21,500 |
決め手となるスペックは大体上記表のようなところだろう。
重量は920が以外に重いので記入した。
バッテリーの持ち時間など、どれも短いことには変わりはなく、キー・フィーチャーにはならない。
これらは、Nokiaからある程度の価格が決められており、これ以下の価格を探すのは難しいだろう。
NokiaもSecondary Cameraが無いという問題に気付いてW8世代から搭載することにしたようだ。
720がどう差別化してくるのか楽しみだ。恐らくCPUはアップ・グレードされて来るだろうが、
Qi充電システムは搭載しないのではなかろうか。
どうやら、当面は電話をクルクルひっくり返しながらビデオ・チャットをすることになりそうだ。
関連リンク:
■2012年11月1日:AIS(タイの電話会社)のデータ通信サービス
■2012年10月11日:Smart
Phoneの使い勝手と行く末
■2012年9月17日:LumiaとGALAXY